後場コメント No.2 富士通、アダストリア、エア・ウォーター、イートアンドH、西武HD、カヤック

2024/10/03(木) 15:00
★12:57  富士通-反発 SuperMicroとグリーンなAIコンピューティング提供に向け協業開始
 富士通<6702.T>が反発。同社は3日11時、米Super Micro Computer(以下、SuperMicro)と戦略的協業を開始し、同社が開発する高性能かつ省電力性を追求した次世代プロセッサ「FUJITSU-MONAKA」を搭載したAIコンピューティングプラットフォームを2027年から提供することをめざし、開発に着手すると発表した。加えて両社は、次世代グリーンデータセンターやHPC向けの水冷ソリューションについても、共同開発を行うという。
 
 この協業には今後、エフサステクノロジーズを加え、データセンター事業者やエンタープライズ向けに、SuperMicroのGPUサーバ製品をベースに導入支援サービスを組み合わせた生成AIソリューションを、エフサステクノロジーズがグローバルに提供するとしている。

★13:04  アダストリア-後場上げ幅拡大 主力ブランド売上高30年に1000億円へ=日経
 アダストリア<2685.T>が後場上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は3日12時58分、同社が同日に開催した戦略説明会において、主力ファッションブランド「グローバルワーク」の30.2期の売上高を24.2期比94%増の1000億円に引き上げる目標を発表したと報じた。

 記事によれば、25年中にフィリピンやタイに進出し、東南アジアを中心に店舗網を広げるという。海外売上高は4倍となる100億円をめざすようだ。国内でも25年春に東京・銀座に旗艦店を出すなど店舗数を増やすとしている。

★13:05  エア・ウォーター-反発 子会社が遠隔心臓リハビリシステムの薬事承認申請実施
 エア・ウォーター<4088.T>が反発。同社は2日、グループのリモハブが、大阪大学大学院医学系研究科で2020年から開始した「心臓リハビリテーションの適応となる心疾患患者を対象としたRH-01の有効性および安全性を検証する多施設共同無作為化並行群間比較試験」の結果導出を受け、薬事承認申請を実施したと発表した。
 
 リモハブでは、遠隔心臓リハビリシステムの実用化をめざし、社会実装に向けた準備を進めていくとしている。

★13:09  イートアンド-後場上げ幅拡大 通期最終損益を上方修正 工場出火の保険金が一部確定
 イートアンドホールディングス<2882.T>が後場上げ幅拡大。同社は3日13時、25.2期通期の連結純損益予想を従来の12.7億円の黒字から14.0億円の黒字(前期は1.1億円の赤字)に上方修正すると発表した。

 グループ関東第一工場において、2023年12月6日に発生した出火に関わる受取保険金の一部が確定した。これにより、3Q(9-11月)において特別利益を計上する予定であることから従来予想を上回る見通し。

★13:13  西武HD-野村が目標株価引き上げ 野村の業績予想を見直し
 西武ホールディングス<9024.T>が4日ぶりに大幅反発。野村証券では、2日に同社が25.3期通期の業績計画を上方修正したことを受けて業績予想を見直し、レーティング「Buy」を継続、目標株価を2810円→3450円と引き上げた。

 野村では、ファンダメンタルズが良好である点および、大型複合不動産「東京ガーデンテラス紀尾井町(以下紀尾井町)」の売却を従来からみており、会社よりも強い業績予想を行っていたが、NWコーポレーション連結化に伴う特別利益は想定していなかったため、その点を中心に業績予想を修正したとしている。

★13:13  カヤック-後場急騰 総務省の「地域おこし協力隊の戦略的広報」運営事業を受託
 カヤック<3904.T>が後場急騰。同社は3日13時、総務省の「地域おこし協力隊の戦略的広報」に係る総合企画・運営事業を、2024年9月26日に受託したと発表した。
 
 同事業は、都市部から地方に移住して地域活性化に貢献する、地域おこし協力隊の応募者数増加と促進を目的としているという。地域おこし協力隊の採用において多くの成功例を重ねてきた、自社運営の移住スカウトサービス「SMOUT(スマウト)」の知見と、自治体や移住関心層とのネットワークを生かし、地域おこし協力隊の応募者数増加に貢献していくとしている。


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