前場コメント No.3 住友林、ギフトHD、富士通、オンワードHD、INPEX、ワールド
★9:03 住友林業-MSMUFGが投資判断引き下げ モーゲージ金利の低下期待は織り込み済み
住友林業<1911.T>が3日続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、モーゲージ金利の低下期待は株価に織り込み済みと判断。投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」に引き下げたが、目標株価は5900円→7100円と引き上げた。
MSMUFGでは、構造的な住宅不足を背景に米国戸建住宅市場は中期的に堅調に推移し、住宅業界では同社が最もその恩恵を受けるとの見方は維持するが、株価はモーゲージ金利低下による住宅市場の改善期待を概ね織り込んだと考えている。
住友林業<1911.T>が3日続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、モーゲージ金利の低下期待は株価に織り込み済みと判断。投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」に引き下げたが、目標株価は5900円→7100円と引き上げた。
MSMUFGでは、構造的な住宅不足を背景に米国戸建住宅市場は中期的に堅調に推移し、住宅業界では同社が最もその恩恵を受けるとの見方は維持するが、株価はモーゲージ金利低下による住宅市場の改善期待を概ね織り込んだと考えている。
★9:04 ギフトHD-もみ合い 9月度の既存店売上高9%増
ギフトホールディングス<9279.T>がもみ合い。同社は3日、9月度の国内直営既存店売上高は速報値で前年同月比9.4%増だったと発表した。前月比では2.0ポイント低下した。全国各地で残暑が続いたものの、価格改定による客足への影響はなかったとしている。
ギフトホールディングス<9279.T>がもみ合い。同社は3日、9月度の国内直営既存店売上高は速報値で前年同月比9.4%増だったと発表した。前月比では2.0ポイント低下した。全国各地で残暑が続いたものの、価格改定による客足への影響はなかったとしている。
★9:05 富士通-続伸 ラピダスに出資 最先端半導体確保狙う=日経
富士通<6702.T>が続伸。4日付の日本経済新聞朝刊は、同社が次世代半導体の国産化をめざすラピダスに出資する方針であることが分かったと報じた。
記事によれば、ラピダスは資本増強に向け既存株主や銀行団に出資を要請しており、同社は既存株主ではないが資金確保に協力するようだ。出資額は今後詰めるもよう。同社はラピダスへの出資により最先端半導体を優先的に確保し、人工知能(AI)を活用したIT(情報技術)サービスの強化などにつなげる狙いがあるとみられている。
富士通<6702.T>が続伸。4日付の日本経済新聞朝刊は、同社が次世代半導体の国産化をめざすラピダスに出資する方針であることが分かったと報じた。
記事によれば、ラピダスは資本増強に向け既存株主や銀行団に出資を要請しており、同社は既存株主ではないが資金確保に協力するようだ。出資額は今後詰めるもよう。同社はラピダスへの出資により最先端半導体を優先的に確保し、人工知能(AI)を活用したIT(情報技術)サービスの強化などにつなげる狙いがあるとみられている。
★9:07 オンワードHD-反落 上期営業益4.6%増もコンセンサス下回る
オンワードホールディングス<8016.T>が反落。同社は3日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益は52.6億円(前年同期比4.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは53.7億円。
賃上げの実施による人件費や広告宣伝費などの増加をブランド複合店の展開拡大による店舗運営効率化などで補った結果、売上高販管費率が低下したことなどが寄与した。
また、3Qより同社の持分法適用関連会社であったウィゴーを連結子会社化することにに伴い、通期の売上高見通しを従来予想の2000億円から2100億円(前期比10.7%増)に引き上げるとしている。
併せて、株主への利益還元の機会を充実させるため、毎年8月末日を基準日とした中間配当制度を導入すると発表した。なお、中間配当制度の導入については、2025年5月下旬開催予定の同社第78期定時株主総会において定款変更議案が承認可決されることを条件とするとしている。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
オンワードホールディングス<8016.T>が反落。同社は3日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益は52.6億円(前年同期比4.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは53.7億円。
賃上げの実施による人件費や広告宣伝費などの増加をブランド複合店の展開拡大による店舗運営効率化などで補った結果、売上高販管費率が低下したことなどが寄与した。
また、3Qより同社の持分法適用関連会社であったウィゴーを連結子会社化することにに伴い、通期の売上高見通しを従来予想の2000億円から2100億円(前期比10.7%増)に引き上げるとしている。
併せて、株主への利益還元の機会を充実させるため、毎年8月末日を基準日とした中間配当制度を導入すると発表した。なお、中間配当制度の導入については、2025年5月下旬開催予定の同社第78期定時株主総会において定款変更議案が承認可決されることを条件とするとしている。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
★9:08 INPEX-大幅に4日続伸 中東情勢悪化し原油価格上昇 原油株に買い
INPEX<1605.T>が大幅に4日続伸。原油価格の上昇が材料視されている。
3日のニューヨーク原油先物相場は3日続伸。WTI原油先物は11月限の終値が前営業日比3.61ドル高の1バレル=73.71ドル(前日比5.15%高)となった。イランによるミサイル攻撃を受けたイスラエルは近く報復を始めるとの見方があり、中東情勢が緊迫。石油施設を標的にするとの観測もあり、3日の米原油先物相場が大幅に上昇した。
中東情勢の悪化による原油価格上昇を受けて関連銘柄も買われており、同社のほか石油資源開発<1662.T>、富士石油<5017.T>なども高い。
INPEX<1605.T>が大幅に4日続伸。原油価格の上昇が材料視されている。
3日のニューヨーク原油先物相場は3日続伸。WTI原油先物は11月限の終値が前営業日比3.61ドル高の1バレル=73.71ドル(前日比5.15%高)となった。イランによるミサイル攻撃を受けたイスラエルは近く報復を始めるとの見方があり、中東情勢が緊迫。石油施設を標的にするとの観測もあり、3日の米原油先物相場が大幅に上昇した。
中東情勢の悪化による原油価格上昇を受けて関連銘柄も買われており、同社のほか石油資源開発<1662.T>、富士石油<5017.T>なども高い。
★9:08 ワールド-急騰 上期営業益34%増 増収が寄与
ワールド<3612.T>が急騰。同社は3日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益(IFRS)は78.9億円(前年同期比34.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは78.0億円。
店舗とECの両販路で引き続きプロパーを重視した売り方に努めたほか、経費コントロールの徹底の結果、販管費率が改善したことなどが寄与した。デジタル事業のセグメント利益は前年同期比2.7倍と大幅増益となったとしている。
ワールド<3612.T>が急騰。同社は3日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益(IFRS)は78.9億円(前年同期比34.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは78.0億円。
店舗とECの両販路で引き続きプロパーを重視した売り方に努めたほか、経費コントロールの徹底の結果、販管費率が改善したことなどが寄与した。デジタル事業のセグメント利益は前年同期比2.7倍と大幅増益となったとしている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ