前場コメント No.1 ウエルシアHD、yutori、シュッピン、ケイ・ウノ、パンチ、東天紅

2024/10/08(火) 11:30
★9:00  ウエルシアHD-売り気配 通期営業益を下方修正 上期は24%減
 ウエルシアホールディングス<3141.T>が売り気配。同社は7日、25.2期通期の連結営業利益予想を従来の470億円から340億円(前期比21.4%減)に下方修正すると発表した。

 店舗力強化、PB商品の開発および販売拡大やカウンセリング営業の強化などにより、売り上げおよび粗利の向上に取り組んだものの、売り上げ・粗利が伸び悩み利益計画に届かないことを踏まえた。

 上期(3-8月)の連結営業利益は189億円(前年同期比23.7%減)だった。物販はたばこの販売終了の影響、ポイントサービス変更で低調に推移。販管費は人材への積極的な投資により人件費が増加するなどし、増収減益となった。

★9:01  yutori-買い気配 伊藤忠商事とブランドの販売特約店契約締結
 yutori<5892.T>が買い気配。同社は7日、伊藤忠商事<8001.T>と、「MARITHE + FRANCOIS GIRBAUD」(マリテ+フランソワ・ジルボー)ブランド(以下マリテ)事業に関する販売特約店契約を締結すると発表した。
 
 伊藤忠商事は、韓国伊藤忠を通して、同ブランドのが韓国でのマスターライセンスを有するLAYER社(韓国)から輸入したマリテの商標を付した商品を、日本国内で独占的に輸入販売する権利を許諾されているという。
 
 同契約に基づき、伊藤忠商事より、韓国伊藤忠を通してLAYER社から許諾された権利に基づいて、日本国内における同輸入商品の独占的な販売特約店として指定を受けたという。同指定を受けたことにより、同社は同輸入商品の広告・販売に取り組んでいくとしている。

★9:01  yutori-買い気配 9月度の全社売上高27%増 単月として過去最高
 yutori<5892.T>が買い気配。同社は7日、9月度の全社売上高は速報値で前年同月比27.1%増だったと発表した。同月は秋冬商品の立ち上がりの時期である中で、中旬以降気温が下がったのと相まって、売り上げが大きく伸長し、単月として過去最高の売上金額となったとしている。

★9:02  シュッピン-売り気配 9月度の売上高8.9%減 免税売上などが軟調に推移
 シュッピン<3179.T>が売り気配。同社は7日、9月度の売上高は速報値で37.7億円(前年同月比8.9%減)だったと発表した。

 主軸のカメラ事業は前年を上回り、引き続き堅調に推移したものの、時計事業、ならびに免税売上については為替などの影響もあり、前年を下回り軟調な推移となったとしている。

★9:02  ケイ・ウノ-売り気配スタート/名証ネクスト上場 寄り前は2134円
 ジュエリー・時計の製造販売、オーダーメード、リフォーム、修理を行うケイ・ウノ<259A.NG>はきょう、名古屋証券取引所のネクスト市場に上場した。公開価格2320円の売り気配で始まり、差し引き約8000株の売り越し。直前の寄り前気配は2134円前後だった。引受価額は2134.4円。

 主幹事は岡三証券で、公開株数は22万9000株。宝飾品のSPA(製造小売り)。オーダーメードでジュエリーや時計を製造販売するビジネスモデルを構築しており、ほとんどの店舗にデザイナーが常駐する。リフォームジュエリーにも力を入れている。2024年8月現在、関東エリアを中心に直営店を全国31店舗、台湾3店舗を展開しており、中国本土、香港などのアジア圏に卸売りも行っている。

★9:03  パンチ工業-買い気配 ミスミGと資本業務提携 第三者割当増資で12.6億円調達
 パンチ工業<6165.T>が買い気配。同社は7日、ミスミグループ本社<9962.T>との資本業務提携、およびミスミグループ本社を割当先とする第三者割当増資を発表した。

 第三者割当増資の払込期日は10月23日。発行株式数は300万株。発行価額は1株あたり423円。差引手取概算額として12億6300万を調達し、特注品領域の加工工程改善のための設備投資資金などに充当する。

 提携を通じ、まずは国内において商品の相互供給等の協業によりシナジーの早期実現をめざす。また、今後は成長が期待される海外市場において両社のネットワークを活用し、共同で市場開拓を進めることで、新たなビジネスチャンスを創出するとしている。

★9:03  東天紅-買い気配 通期営業益を上方修正 上期の施策実施が奏功
 東天紅<8181.T>が買い気配。同社は7日、25.2期通期の営業利益予想を従来の3.7億円から4.7億円(前期比10.8%増)に上方修正すると発表した。

 上期において原材料価格の高騰に伴う価格の見直しおよび原価率管理の徹底による粗利益の確保、各店舗間および本部からの積極的応援体制確立による人件費コントロールなどを重点的に実施した結果、固定費が大幅圧縮となり前回予想を上回る営業利益を確保したことなどを踏まえた。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,701.90 -111.68
TOPIX 2,701.99 -11.84
グロース250 624.89 -5.96
NYダウ 42,840.26 +498.02
ナスダック総合 19,572.60 +199.83
ドル/円 156.89 -0.54
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ