後場コメント No.3 バローＨＤ、帝人、ＮＸＨＤ、デンソー、ルネサス、ヤオコー
★13:38 バローＨＤ－3日続落 9月度のバロー既存店売上高1％増 前月比では伸び率鈍化
バローホールディングス<9956.T>が3日続落。同社は10日、9月度のスーパーマーケット「バロー」における既存店売上高は速報値で前年同月比1.1％増だったと発表した。前月比では10.5ポイント低下した。
バローホールディングス<9956.T>が3日続落。同社は10日、9月度のスーパーマーケット「バロー」における既存店売上高は速報値で前年同月比1.1％増だったと発表した。前月比では10.5ポイント低下した。
★13:43 帝人－3日ぶり反発 再生医療でシンガポール社と提携＝日経
帝人<3401.T>が3日ぶり反発。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社が傷ついた組織や臓器などを治療する再生医療の分野でシンガポールのバイオテック企業、ヒルマン・ラボラトリーズと提携したと報じた。両社が日本経済新聞などの取材で明らかにしたという。
記事によると、同社がワクチンのCDMOを得意とするヒルマン・ラボラトリーズに技術指導し、再生医療分野への進出を後押しするという。顧客企業を相互に紹介するなど、営業面でも連携するとしている。
帝人<3401.T>が3日ぶり反発。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社が傷ついた組織や臓器などを治療する再生医療の分野でシンガポールのバイオテック企業、ヒルマン・ラボラトリーズと提携したと報じた。両社が日本経済新聞などの取材で明らかにしたという。
記事によると、同社がワクチンのCDMOを得意とするヒルマン・ラボラトリーズに技術指導し、再生医療分野への進出を後押しするという。顧客企業を相互に紹介するなど、営業面でも連携するとしている。
★13:50 ＮＸＨＤ－4日続伸 AI活用による物流現場の最適化に向けた実証実験開始
ＮＩＰＰＯＮ ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス<9147.T>が4日続伸。同社は10日、AI活用による物流現場の最適化に向けた実証実験を開始すると発表した。
小売業の荷主が持つ商品の販売計画・実績データや調達情報、イベント情報などと、同社グループが持つ物流実績データを組み合わせ、AIを活用して類似業務に活用可能な需要予測モデルを開発する。この「需要予測モデル」を活用し、物流現場における作業計画の最適化と自動化をめざすとしている。
ＮＩＰＰＯＮ ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス<9147.T>が4日続伸。同社は10日、AI活用による物流現場の最適化に向けた実証実験を開始すると発表した。
小売業の荷主が持つ商品の販売計画・実績データや調達情報、イベント情報などと、同社グループが持つ物流実績データを組み合わせ、AIを活用して類似業務に活用可能な需要予測モデルを開発する。この「需要予測モデル」を活用し、物流現場における作業計画の最適化と自動化をめざすとしている。
★14:00 デンソー－みずほが目標株価を引き下げ 電動化やADASといった強みは健在
デンソー<6902.T>が続伸。みずほ証券は、外部環境悪化の影響は避けられないが、電動化やADASといった強みは健在と指摘。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は3400円→2850円に引き下げた。
みずほでは、前回予想比での減産や円高を織り込み業績予想を減額したが、構造的な成長性に対する見方は不変と指摘。25/3期1Qは電動化やADAS領域が前年同期比での円安メリットを除いても増収であり、利益貢献(製品構成良化)も確認できたと捉えている。外部環境悪化の影響は自助努力だけでは避けられないとしながらも、26/3期以降の成長確度はセクター内で高いと判断。10月31日の2Q決算発表時に通期会社計画が下方修正される可能性があるものの、悪材料出尽くしになると考えている。
デンソー<6902.T>が続伸。みずほ証券は、外部環境悪化の影響は避けられないが、電動化やADASといった強みは健在と指摘。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は3400円→2850円に引き下げた。
みずほでは、前回予想比での減産や円高を織り込み業績予想を減額したが、構造的な成長性に対する見方は不変と指摘。25/3期1Qは電動化やADAS領域が前年同期比での円安メリットを除いても増収であり、利益貢献(製品構成良化)も確認できたと捉えている。外部環境悪化の影響は自助努力だけでは避けられないとしながらも、26/3期以降の成長確度はセクター内で高いと判断。10月31日の2Q決算発表時に通期会社計画が下方修正される可能性があるものの、悪材料出尽くしになると考えている。
★14:05 ルネサスエレク－みずほが目標株価を引き下げ コストコントロールに期待
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が軟調。みずほ証券は、車載、産機ともに回復が遅れ気味、コストコントロールに期待。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は4000円→2700円に引き下げた。
みずほでは、車載、産機用途の回復の遅れと、円高もあり、24/12期4Qも前四半期比で減収減益を見込む。25/12期1Qは前四半期比で横ばい圏、前四半期比での業績回復は、25/12期2Qからと予想。10月31日の決算発表はポジティブカタリストにはならず、25年2月の24/12期通期の決算発表におけるCEOのコメントに注目している。25/12期1Qの会社計画は既述のように横ばい圏と考えており、ポジティブカタリストにならないと予想。ただ、CEOが質疑応答で同2Q業績に対し、ポジティブなコメントをするのではないかと予想している。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が軟調。みずほ証券は、車載、産機ともに回復が遅れ気味、コストコントロールに期待。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は4000円→2700円に引き下げた。
みずほでは、車載、産機用途の回復の遅れと、円高もあり、24/12期4Qも前四半期比で減収減益を見込む。25/12期1Qは前四半期比で横ばい圏、前四半期比での業績回復は、25/12期2Qからと予想。10月31日の決算発表はポジティブカタリストにはならず、25年2月の24/12期通期の決算発表におけるCEOのコメントに注目している。25/12期1Qの会社計画は既述のように横ばい圏と考えており、ポジティブカタリストにならないと予想。ただ、CEOが質疑応答で同2Q業績に対し、ポジティブなコメントをするのではないかと予想している。
★14:08 ヤオコー－大幅安 イオンが決算発表で急落 小売株の一角に警戒売りか
ヤオコー<8279.T>が大幅安。イオン<8267.T>が9日に発表した25.2期上期（3-8月）の決算が嫌気されているもよう。
イオンの25.2期上期（3-8月）における連結営業利益は986億円（前年同期比16.2％減）となり、市場コンセンサス1154億円も下回る着地となった。総合スーパーの人件費増加が響いたほか、スーパーマーケット、ヘルス&ウエルネス（ドラッグストアなど）も減益となった。予想を下回る決算だったことで、イオンの株価は8％を超える下落となっている。
同社は11月11日に決算発表を予定しているが、小売り大手の低調な業績発表を受けて警戒売りが出ているようだ。本日に決算発表を予定している大黒天物産<2791.T>も大幅安となっている。
ヤオコー<8279.T>が大幅安。イオン<8267.T>が9日に発表した25.2期上期（3-8月）の決算が嫌気されているもよう。
イオンの25.2期上期（3-8月）における連結営業利益は986億円（前年同期比16.2％減）となり、市場コンセンサス1154億円も下回る着地となった。総合スーパーの人件費増加が響いたほか、スーパーマーケット、ヘルス&ウエルネス（ドラッグストアなど）も減益となった。予想を下回る決算だったことで、イオンの株価は8％を超える下落となっている。
同社は11月11日に決算発表を予定しているが、小売り大手の低調な業績発表を受けて警戒売りが出ているようだ。本日に決算発表を予定している大黒天物産<2791.T>も大幅安となっている。
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