後場コメント No.1 クラウドワクス、水戸証、クレセゾン、コメ兵HD、日本オラクル、OSG

2024/10/17(木) 15:01
★12:31  クラウドワークス-後場プラス転換 前期営業益を上方修正 エージェントサービスが想定上回る
 クラウドワークス<3900.T>が後場プラス転換。同社は17日11時30分、24.9期通期の連結営業利益予想を従来の12.7億円から13.2億円(前の期比14.5%増)に上方修正すると発表した。

 DX推進などによる企業のIT人材需要は依然として高止まりを続けている中、同社が注力しているエージェントサービスの業績が想定を上回って推移した。M&Aによりグループ化した企業の業績も寄与する。決算発表は11月5日の予定。

★12:32  水戸証券-底堅い 上期速報値を発表 最終益6.4%増
 水戸証券<8622.T>が底堅い。同社は17日11時30分、25.3期上期(4-9月)の連結純利益は速報値で11.1億円(前年同期比6.4%増)だったと発表した。

 「トレーディング損益」が減少する一方、主に投資信託の代行手数料、ファンドラップ手数料で構成される「その他の受入手数料」が増加したことが寄与した。決算発表は30日の予定。

★12:33  クレディセゾン-3日続伸 星野リゾートと宿泊代にポイントを活用できる新サービス開始
 クレディセゾン<8253.T>が3日続伸。同社は17日12時04分、国内外72施設を運営する星野リゾート(長野県軽井沢町)とポイント活用における新たなサービスを2024年12月より開始すると発表した。
 
 同社が発行するセゾンカードの利用により貯まった「永久不滅ポイント」を、星野リゾートが運営する宿泊施設の公式サイト上で、宿泊代として利用することができるという。なお、この新サービスは、クレジットカード業界において初めての取り組みだとしている。

★12:40  コメ兵HD-反発 「ラクマ鑑定サービス」を「ラクマ最強鑑定」に刷新
 コメ兵ホールディングス<2780.T>が反発。楽天グループ<4755.T>は17日、同社グループのコメ兵と共同で提供する「ラクマ鑑定サービス」を「ラクマ最強鑑定」に刷新すると発表した。

 「ラクマ最強鑑定」は、二次流通における偽造品撲滅に貢献することを目的に、楽天がコメ兵と提携して提供するサービス。1月に本格提供を開始した「ラクマ鑑定サービス」では商品到着後に購入者が検品を依頼し、「楽天ラクマ」指定の場所へ商品を送る「後から鑑定」機能のみだった。サービス刷新により、新たに対象商品を購入した際、購入者の手元に届く前に検品ができる「お届け前鑑定」機能を提供するとしている。

★12:49  日本オラクル-続落 東京大学が財務会計システムをOracle Cloud ERPで刷新
 日本オラクル<4716.T>が続落。同社は17日12時、東京大学が財務経営業務の高度化をめざし、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」を財務会計システムとして採用したと発表した。
 
 「Oracle Cloud ERP」は、AIやクラウドの最新テクノロジーを搭載しており、将来に向けた変化対応力を強化するとともに、業務の効率化を図ることができるという。東京大学は「Oracle Cloud ERP」を活用し、データ駆動型の経営をめざしていくとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★12:53  OSG-東海東京が目標株価引き下げ 相対PERなど考慮
 オーエスジー<6136.T>が3日続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、相対PERなどを考慮。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価を2400円→2220円に引き下げた。

 東海東京では、相対PER0.8倍による株価2338円と転換社債の転換価額2096円の中間を採り目標株価を修正した。一方、国内自動車生産は24年前半に一部生産停止があったが、25年の生産台数は回復する見通しであること、欧米の航空機生産が堅調に推移すると見込むこと、25.1 期は販売数量の増加と売価引き上げで営業増益を予想すること、PBR1倍割れなどを理由にレーティングは「Outperform」を継続している。


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