前場コメント No.7  cotta、ショーケース、オプティマス、エルイズビー、アイドマMC

2024/11/15(金) 11:30
★9:21  cotta-急騰 新株予約権で19億円調達 M&Aなどに充当
 cotta<3359.T>が急騰。同社は24日、Long Corridor Alpha Opportunities Master Fundらを割当先とする第三者割当により、第8回新株予約権ならびに第9回新株予約権(固定行使価額型)を発行すると発表した。

 割当日は12月2日。発行数は計1万8000個(潜在株式数は180万株)。あわせて差引手取概算額で19億1188万9858円を調達し、M&Aまたは戦略的提携のための成長投資資金などに充当する。希薄化割合は16.62%。

 株価は同日発表した決算を好感した買いが優勢となっている。

★9:23  ショーケース-6日ぶり反落 AIフュージョンが1株420円でTOB 上場は維持
 ショーケース<3909.T>が6日ぶり反落。同社は14日、AIフュージョンキャピタルグループ(東京都千代田区)が実施する同社株の公開買い付け(TOB)に対し、賛同の意見を表明し、TOBへ応募するか否かは中立の立場をとり、株主の判断に委ねると発表した。

 買い付け価格は1株につき420円。買付期間は11月15日から12月12日。買い付け予定数の上限は275万9100株となる。TOB成立後も同社株式の上場は維持される見込み。

 また、AIフュージョンキャピタルグループと資本業務提携することも発表した。TOBの成立を条件に、AIフュージョンキャピタルグループを割当先とする第三者割当増資により新株式161万2900株(1株当たり発行価額420円)を発行する予定としている。

★9:26  オプティマスG-売り気配 通期営業益を下方修正 中間配当を減額
 オプティマスグループ<9268.T>が売り気配。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の103億から94億円(前期比36.4%増)に下方修正すると発表した。

 上期において、同社の主力市場の一つであるニュージーランドでは、昨年度成立した新政権による環境規制緩和策による影響や、主たる出荷元である日本の中古自動車価格の上昇とも相まって、現地ディーラーは車両仕入を様子見するなど、同国中古自動車輸入市場全体が想定以上に軟調となり、上期業績に大きく影響した。一方で同社営業基盤の棄損はないとの判断のもと、先行経費支出を伴う成長施策も継続した結果、2024年4月に開示した計画比で減収減益となった。

 25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は39.6億円(前年同期比41.8%増)だった。
 
 併せて、25.3期の中間配当を従来予想の11円に対し8円(前期中間は30円)に決定し、期末配当予想を10円(前期末は40円)にすると発表した。年間配当は18円(1:4の株式分割を考慮すると72円、前期は70円)となる。

★9:28  エルイズビー-急落 3Q累計営業黒字転換も進ちょくの遅れを嫌気
 L is B<145A.T>が急落。同社は14日に、24.12期3Q累計(1-9月)の営業損益は5100万円の黒字(前年同期は64万円の赤字)だったと発表した。通期の会社計画1億5200万円に対する進ちょくは33.6%。

 新サービス「ナレッジ動画」をリリースし、現場業務のプラットフォーマーの地位強化、ま
た、主に展示会による営業活動強化に継続して注力したことが寄与した。

 なお、株価は進ちょくの遅れが嫌気され売りが優勢となっている。

★9:31  アイドマMC-大幅高 上期営業益2.7倍 オールメディアプロモーション支援に注力
 アイドママーケティングコミュニケーション<9466.T>が大幅高。同社は14日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は1.6億円(前年同期比2.7倍)だったと発表した。

 流通小売企業のデジタルシフトに対応すべく、オールメディアプロモーション支援に注力しており、店舗DXの取り組みとして推進する電子棚札・デジタルサイネージについて、クライアント店舗に順次導入されるなど、一定の成果があったとしている。


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