前場コメント No.3 ジャストシステ、UBE、住信SBIネ、ビジョン、MS&AD、ソフトウェアサー

2024/11/20(水) 11:30
★9:03  ジャストシステム-もみ合い 通信教育にAI 対話で丸写し防止=日経
 ジャストシステム<4686.T>がもみ合い。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社が小中学生向けに人工知能(AI)を使った通信教育サービスを始めると報じた。

 記事によれば、AIと会話しながら、理解度に合わせたヒントを出すという。直接答えを提示せず生徒が解答を丸写しするのを防ぎ、生成AIを使って記述式の問題の採点もできるようだ。子供が一人で学べる教材をつくり、共働き世帯の需要を開拓するとしている。

★9:03  UBE-大和が投資判断引き上げ 25年度の利益回復に期待
 UBE<4208.T>が反発。大和証券では、25年度の利益回復に期待として、投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」へ、目標株価を2460円→2950円に引き上げた。

 大和では、25.3期通期の営業利益は225億円(前期比0.2%増)と、会社計画を45億円下回ると予想。ただし、下期は上期比104億円の増益を見込む。樹脂・化成品は定修影響が一巡し、低価法損失も発生しない見通し。機能品では収益性の高いCO2分離膜の出荷が下期に拡大するもよう。26.3期の営業利益は340億円(同51%増)を予想。樹脂・化成品はCPLの市況低迷が続こうが、修繕費減少と販売量増加により前期比85億円の増益を見込むとしている。

★9:03  住信SBI-もみ合い 三井物産系とデジタル証券仲介参入=日経
 住信SBIネット銀行<7163.T>がもみ合い。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社がデジタル証券の仲介を始めると報じた。
 
 記事によれば、三井物産<8031.T>子会社の三井物産デジタル・アセットマネジメントが手掛ける投資商品を銀行アプリで顧客に紹介するようだ。貯蓄も投資も提供し、顧客の裾野を広げるとしている。

★9:04  ビジョン-いちよしがフェアバリュー引き上げ World eSIMはリピート率向上とともに売上規模が急拡大
 ビジョン<9416.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、注力のWorld eSIMはリピート率の向上とともに売り上げ規模が急拡大と判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューを2400円→2700円と引き上げた。

 海外渡航では個人の回復が進展し、また海外を中心とした eSIMサービスの伸長も確認できている。いちよしでは、中長期的な成長の確度は高まったと考え、特に利益率に関しては今後さらなる向上も見込めると考えている。

★9:04  MS&AD-売り気配 通期経常益を上方修正もコンセンサス下回る
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が売り気配。同社は19日、25.3期通期の連結経常利益予想を従来の8710億円から8930億円(前期比2.1倍)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは9044億円。

 25.3期上期(4-9月)の連結経常利益は6308億円(前年同期比4.8倍)だった。市場コンセンサスは6904億円。国内損保事業において、自然災害に係る発生保険金の減少や、政策株式4509億円削減による同売却益3668億円を主因に大きく増益となったことが寄与した。

 なお、業績見通しがコンセンサスを下回ったことで、株価は売りが優勢となっている。

★9:04  MS&AD-売り気配 3000万株・600億円を上限に自社株買い 割合は2%
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が売り気配。同社は19日、3000万株・600億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年11月20日~2025年3月24日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.0%となる。

★9:04  ソフトウェアサービス-小動き 10月度の売上高6%減
 ソフトウェア・サービス<3733.T>が小動き。同社は19日、10月度の売上高は33.3億円(前年同月比5.5%減)だったと発表した。受注高は34.9億円(同2.7倍)、受注残高は112.7億円(同11.7%増)となった。


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