後場コメント No.2 ENEOS、三菱電、丸紅、リガク、ネットスターズ、住阪セメ
★12:49 ENEOS-底堅い JX金属、米半導体材料の新工場に180億円=日経
ENEOSホールディングス<5020.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は21日12時23分、同社傘下で銅製錬大手のJX金属が20日、米アリゾナ州メサの半導体材料の新工場に約180億円を投じたことを明らかにしたと報じた。
記事によれば、2025年初頭に本格稼働し、米国での生産能力は2倍弱に増えるようだ。同州では世界の半導体大手が新工場を建設しており、需要増に備えるとしている。
ENEOSホールディングス<5020.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は21日12時23分、同社傘下で銅製錬大手のJX金属が20日、米アリゾナ州メサの半導体材料の新工場に約180億円を投じたことを明らかにしたと報じた。
記事によれば、2025年初頭に本格稼働し、米国での生産能力は2倍弱に増えるようだ。同州では世界の半導体大手が新工場を建設しており、需要増に備えるとしている。
★12:49 三菱電機-4日続落 プラスチックリサイクルの効率化が可能なマイクロ波加熱の制御技術を開発
三菱電機<6503.T>が4日続落。同社は21日、プラスチックのケミカルリサイクルに使用されるマイクロ波加熱において、効率的に加熱処理する制御技術を開発したと発表した。
同技術は、金属で囲まれた狭い空間におけるマイクロ波の強さと広がりを調整することで、特定領域へのマイクロ波の集中照射と、その領域内での均一加熱を可能にしたという。これにより、加熱ムラがなくなり、外部加熱方式や従来のマイクロ波加熱に比べて約3分の1の加熱時間で、効率的に再生原料を取り出すことが可能になるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
三菱電機<6503.T>が4日続落。同社は21日、プラスチックのケミカルリサイクルに使用されるマイクロ波加熱において、効率的に加熱処理する制御技術を開発したと発表した。
同技術は、金属で囲まれた狭い空間におけるマイクロ波の強さと広がりを調整することで、特定領域へのマイクロ波の集中照射と、その領域内での均一加熱を可能にしたという。これにより、加熱ムラがなくなり、外部加熱方式や従来のマイクロ波加熱に比べて約3分の1の加熱時間で、効率的に再生原料を取り出すことが可能になるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★13:04 丸紅-丸三が目標株価引き下げ 総合商社セクターのバリュエーション低下など考慮
丸紅<8002.T>がもみ合い。丸三証券では、総合商社セクターのバリュエーション低下などを考慮。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を3800円→3300円に引き下げた。
丸三では現状の同社の株価水準は割安感が強いと見ており、米大統領選挙などを踏まえて地政学リスクの高まりが見込まれるなか、米国でのエクスポージャーの高さ(24.3期末1兆1238億円、全社の2割強を占める)に注目している。一方、為替前提の見直しによる業績予想の引き下げ、総合商社セクターのバリュエーション低下などを考慮し、目標株価は引き下げた。
丸紅<8002.T>がもみ合い。丸三証券では、総合商社セクターのバリュエーション低下などを考慮。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を3800円→3300円に引き下げた。
丸三では現状の同社の株価水準は割安感が強いと見ており、米大統領選挙などを踏まえて地政学リスクの高まりが見込まれるなか、米国でのエクスポージャーの高さ(24.3期末1兆1238億円、全社の2割強を占める)に注目している。一方、為替前提の見直しによる業績予想の引き下げ、総合商社セクターのバリュエーション低下などを考慮し、目標株価は引き下げた。
★13:06 リガクHD-反発 「Rigaku BioScience Lab」を米国マサチューセッツ州ケンブリッジに開設
リガク・ホールディングス<268A.T>が反発。同社グループ会社のリガクは21日10時、11月7日に米国マサチューセッツ州ケンブリッジに「Rigaku BioScience Lab」を開設したと発表した。
Rigaku BioScience Labでは、リガクが開発した溶液中の生体高分子の構造と動きを明らかにする新技術、Electron Density Topography(電子密度トポグラフィー)を搭載した装置「MoleQlyze」による製品デモおよび受託解析を実施するという。
世界最大規模のバイオクラスター(バイオテクノロジー関連企業や研究機関が集中的に立地している地域)であるボストン・ケンブリッジにラボを開設したことで、いち早く顧客との連携を図ることが可能になったとしている。
リガク・ホールディングス<268A.T>が反発。同社グループ会社のリガクは21日10時、11月7日に米国マサチューセッツ州ケンブリッジに「Rigaku BioScience Lab」を開設したと発表した。
Rigaku BioScience Labでは、リガクが開発した溶液中の生体高分子の構造と動きを明らかにする新技術、Electron Density Topography(電子密度トポグラフィー)を搭載した装置「MoleQlyze」による製品デモおよび受託解析を実施するという。
世界最大規模のバイオクラスター(バイオテクノロジー関連企業や研究機関が集中的に立地している地域)であるボストン・ケンブリッジにラボを開設したことで、いち早く顧客との連携を図ることが可能になったとしている。
★13:16 ネットスターズ-底堅い ふるさと納税デジタル商品券サービスを香春町商工会で提供開始
ネットスターズ<5590.T>が底堅い。同社は21日、SCSK<9719.T>のグループ会社であるSCSKサービスウェアと、福岡県田川郡香春町のふるさと納税返礼品事業者である香春町商工会に「ふるさと納税デジタル商品券サービス」の提供を開始したと発表した。
同サービスは、地域に寄附者を呼び込む、コト(体験)消費にも利用可能、持続可能な地域づくりが特徴となっている。両社は今後、さらに地域経済の活性化や持続可能な地域社会をサポートする取り組みを強化するため、地域の特色を生かしたデジタル商品券を開発し、全国の自治体に広く展開できるよう努めるとしている。
ネットスターズ<5590.T>が底堅い。同社は21日、SCSK<9719.T>のグループ会社であるSCSKサービスウェアと、福岡県田川郡香春町のふるさと納税返礼品事業者である香春町商工会に「ふるさと納税デジタル商品券サービス」の提供を開始したと発表した。
同サービスは、地域に寄附者を呼び込む、コト(体験)消費にも利用可能、持続可能な地域づくりが特徴となっている。両社は今後、さらに地域経済の活性化や持続可能な地域社会をサポートする取り組みを強化するため、地域の特色を生かしたデジタル商品券を開発し、全国の自治体に広く展開できるよう努めるとしている。
★13:25 住友大阪セメント-大和が目標株価引き上げ 値上げによる来期の業績改善に期待
住友大阪セメント<5232.T>が反発。大和証券では、値上げによる来期の業績改善に期待。投資判断は「1(買い)」を継続し、目標株価を4800円→5000円に引き上げた。
大和では、セメント販売は弱含みだが、建設案件などからみて販売低迷は徐々に緩和していくと想定。新材料事業も半導体関連に不透明感あるなかで現水準の収益を確保しており、全体的な業績が一段と落ち込むリスクは限定的とみている。セメント値上げの浸透期待を考慮すると、株価は引き続き評価余地が高いとしている。
住友大阪セメント<5232.T>が反発。大和証券では、値上げによる来期の業績改善に期待。投資判断は「1(買い)」を継続し、目標株価を4800円→5000円に引き上げた。
大和では、セメント販売は弱含みだが、建設案件などからみて販売低迷は徐々に緩和していくと想定。新材料事業も半導体関連に不透明感あるなかで現水準の収益を確保しており、全体的な業績が一段と落ち込むリスクは限定的とみている。セメント値上げの浸透期待を考慮すると、株価は引き続き評価余地が高いとしている。
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