前場コメント No.3 BTM、エクサウィザー、jig.jp、明治HD、新日電工、林兼産

2024/11/21(木) 11:32
★9:04  BTM-買い気配 AI活用したDX推進事業の子会社設立
 BTM<5247.T>が買い気配。同社は20日、地方企業・自治体のDXを加速させるため、ならびにAI市場へ新規参入するため、AI技術領域に特化した子会社を設立すると発表した。
 
 同社が今まで培ってきた日本全国に広がる人材ネットワークおよび地方人財の採用および育成力を活用し、優秀なAIエンジニアによる専門集団を組成することで、独自のAI領域のシステム開発ならびにソリューションサービスの提供を行い、AI領域でのイノベーターをめざすとしている。

★9:05  エクサウィザーズ-反発 連結子会社のVisionWizを譲渡 1億円
 エクサウィザーズ<4259.T>が反発。同社は20日、連結子会社のVisionWizの株式100%をコドモン(東京都港区)に譲渡すると発表した。譲渡価額は1億円。
 
 VisionWizは保育園などの保育者の写真撮影や利活用に係る業務負荷を大幅に削減するとともに、園と保護者の信頼関係を今まで以上に高めるAI写真サービス「とりんく」を展開しているという。VisionWizの事業は、今後さらなる成長可能性を持つ一方で、より保育・教育業界を理解したうえでの開発や販路の拡大が必要であると考え、今回の譲渡に至ったとしている。

★9:06  jig.jp-5日続落 飲食店への予約電話代行アプリ運営のブライトテーブルを子会社化
 jig.jp<5244.T>が変わらず挟み5日続落。同社は20日、ブライトテーブル(東京都中野区)の株式を取得し、子会社化すると発表した。ブライトテーブルは、飲食店の予約代行サービスを展開し、Web予約非対応の飲食店でも利用可能な、飲食店への予約電話代行アプリ「Pecotter(ペコッター)」の開発・運営を行っているという。
 
 ブライトテーブルが事業成長のために必要とするマーケティングやサービス運営に関する知見やノウハウ、ならびにエンジニアリソースを、サービス開発力を強みとしてライブ配信サービスをはじめとする一般消費者向けサービスの提供により長年培ってきた同社が提供することで、ブライトテーブルの飲食店予約代行事業のさらなる成長に寄与できるものと考えているとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★9:07  明治HD-3日続伸 グループ会社のエムポックスワクチンがWHO緊急使用リストに登録
 明治ホールディングス<2269.T>が3日続伸。同社系のKMバイオロジクスは20日、2024年11月19日付で、エムポックスワクチン乾燥細胞培養痘そうワクチン LC16「KMB」が、WHOの緊急使用リスト(EUL)へ登録されたと発表した。
 
 緊急使用リスト(EUL)は、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態において、その時点で得られている臨床データを基に、未承認のワクチンなどに関して安全性や有効性、品質をWHOが審査してリスト化することで、途上国を含む広い世界において早期に緊急使用を可能とするための手続きだという。EULに登録されることにより、ワクチン供給を支援する国際機関などが途上国などへワクチンを調達して供給できるようになるとしている。

★9:07  新日本電工-4日続伸 純水製造装置「MRパック」がカナデビアの水素製造装置に採用
 新日本電工<5563.T>が4日続伸。同社は20日、同社の純水製造装置「MRパック」が、カナデビア<7004.T>の水素製造装置に採用されたと発表した。「MRパック」はコンパクト設計で場所を選ばず、自動制御で運転管理が容易な装置で、顧客の要望に合わせてカスタマイズが可能だとしている。

★9:09  林兼産業-反発 養鰻事業の拡大を目的に事業譲受
 林兼産業<2286.T>が反発。連結子会社の有限会社桜林養鰻が、他養鰻事業者の原田養鰻場(宮崎県宮崎市)の事業を譲受したと発表した。今回の譲受により、同社グループの技術力による養殖鰻のさらなる生産性改善、鰻生産量の拡大による売上増加、鰻用配合飼料の生産拡大などのグループ全体のシナジー効果を見込むとしている。


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