前場コメント No.5 環境フレン、住信SBIネ、三井E&S、タチエス、アステラス薬、ENEOS
★9:10 環境フレンドリー-6日ぶり反発 ACSLと再エネ施設の監視・保守で提携
環境フレンドリーホールディングス<3777.T>が6日ぶり反発。同社は19日、ACSL<6232.T>と、再生可能エネルギー施設におけるリアルタイム監視・保守の実現に向け提携を行うと発表した。
太陽光発電施設の運営事業者において防犯対策が重要課題となるなか、太陽光発電設備の点検や保守業務にドローン技術を導入し、運営効率の向上とセキュリティ強化を推進する。
同社が管理している約143メガワット(約43万坪)相当の発電設備での導入から開始し、近い将来はEFインベストメントとACSLで、他社でも導入可能な盗難防止アセット・マネジメント業務サービスを提供することを考えているとしている。
環境フレンドリーホールディングス<3777.T>が6日ぶり反発。同社は19日、ACSL<6232.T>と、再生可能エネルギー施設におけるリアルタイム監視・保守の実現に向け提携を行うと発表した。
太陽光発電施設の運営事業者において防犯対策が重要課題となるなか、太陽光発電設備の点検や保守業務にドローン技術を導入し、運営効率の向上とセキュリティ強化を推進する。
同社が管理している約143メガワット(約43万坪)相当の発電設備での導入から開始し、近い将来はEFインベストメントとACSLで、他社でも導入可能な盗難防止アセット・マネジメント業務サービスを提供することを考えているとしている。
★9:17 住信SBI-大幅安 日銀、慎重な利上げスタンス示す 銀行株に売り
住信SBIネット銀行<7163.T>が大幅安。日銀の植田和男総裁が19日の金融政策決定会合後の記者会見で、慎重な利上げスタンスを示したことが嫌気されている。
20日付の日本経済新聞朝刊によれば、植田総裁は「利上げ判断に至るには、もう1ノッチ(段階)ほしい」と述べ、2025年の春季労使交渉(春闘)に向けた賃上げ動向や物価の動きを見極めた上で、追加利上げを決める意向としている。
1月の利上げ観測が後退したことで、金利上昇の恩恵が大きい銀行株に売りが出ている。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やみずほフィナンシャルグループ<8411.T>なども安い。楽天銀行<5838.T>は大幅安となっており、ネット銀行の下げがきつい。
住信SBIネット銀行<7163.T>が大幅安。日銀の植田和男総裁が19日の金融政策決定会合後の記者会見で、慎重な利上げスタンスを示したことが嫌気されている。
20日付の日本経済新聞朝刊によれば、植田総裁は「利上げ判断に至るには、もう1ノッチ(段階)ほしい」と述べ、2025年の春季労使交渉(春闘)に向けた賃上げ動向や物価の動きを見極めた上で、追加利上げを決める意向としている。
1月の利上げ観測が後退したことで、金利上昇の恩恵が大きい銀行株に売りが出ている。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やみずほフィナンシャルグループ<8411.T>なども安い。楽天銀行<5838.T>は大幅安となっており、ネット銀行の下げがきつい。
★9:23 三井E&S-急騰 ベトナムで港湾クレーン製造 脱中国需要=日経
三井E&S<7003.T>が急騰。日本経済新聞電子版は19日18時、同社がベトナムで港湾クレーンの製造に乗り出すと報じた。
記事によれば、米中対立が深まる中、中国からの生産移転先として有望な東南アジアで進む港湾整備や中国製クレーンを避ける動きにより、世界的にクレーン需要が高まっているようだ。海外で生産能力を確保し、脱中国需要を取り込むとしている。
三井E&S<7003.T>が急騰。日本経済新聞電子版は19日18時、同社がベトナムで港湾クレーンの製造に乗り出すと報じた。
記事によれば、米中対立が深まる中、中国からの生産移転先として有望な東南アジアで進む港湾整備や中国製クレーンを避ける動きにより、世界的にクレーン需要が高まっているようだ。海外で生産能力を確保し、脱中国需要を取り込むとしている。
★9:27 タチエスー東海東京が投資判断を引き下げ ホンダや日産における減産影響に警戒
タチエス<7239.T>が軟調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、ホンダや日産における減産影響に警戒と指摘。投資判断は「Outperform」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は2400円→1850円に引き下げた。
東海東京では、主な理由は、ホンダや日産自動車といった主な顧客における車両生産の減産による影響に警戒している。部材・エネルギー費・労務費といった諸コスト増加への対策、たとえば納入価格改定や拠点再配置などを展開するが、価格交渉が難航するリスクがあるとみている。一方では、期待の新型シート骨格フレームの量産立ち上がりや同構成部品の受注増加が見込めるとコメントしている。
タチエス<7239.T>が軟調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、ホンダや日産における減産影響に警戒と指摘。投資判断は「Outperform」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は2400円→1850円に引き下げた。
東海東京では、主な理由は、ホンダや日産自動車といった主な顧客における車両生産の減産による影響に警戒している。部材・エネルギー費・労務費といった諸コスト増加への対策、たとえば納入価格改定や拠点再配置などを展開するが、価格交渉が難航するリスクがあるとみている。一方では、期待の新型シート骨格フレームの量産立ち上がりや同構成部品の受注増加が見込めるとコメントしている。
★9:27 アステラス製薬-続伸 米社と中枢神経疾患を対象とする遺伝子治療の開発に向けライセンス契約締結
アステラス製薬<4503.T>が続伸。同社は19日、ゲノム医療企業であるSangamo Therapeutics(米国、以下Sangamo)と、Sangamoの革新的な中枢神経指向性アデノ随伴ウイルスカプシドである「STAC-BBB」を同社が使用するライセンス契約を締結したと発表した。
同契約により同社は、非ヒト霊長類において静脈内投与で高い血液脳関門透過性および神経細胞への遺伝子導入効率を示す「STAC-BBB」を、神経疾患における1つの創薬ターゲットに対して世界中で独占的に使用するライセンス契約を締結したという。同社はターゲット追加費用を支払うことにより、さらに最大4つの神経疾患における創薬ターゲットに対して、「STAC-BBB」を使用できるとしている。
アステラス製薬<4503.T>が続伸。同社は19日、ゲノム医療企業であるSangamo Therapeutics(米国、以下Sangamo)と、Sangamoの革新的な中枢神経指向性アデノ随伴ウイルスカプシドである「STAC-BBB」を同社が使用するライセンス契約を締結したと発表した。
同契約により同社は、非ヒト霊長類において静脈内投与で高い血液脳関門透過性および神経細胞への遺伝子導入効率を示す「STAC-BBB」を、神経疾患における1つの創薬ターゲットに対して世界中で独占的に使用するライセンス契約を締結したという。同社はターゲット追加費用を支払うことにより、さらに最大4つの神経疾患における創薬ターゲットに対して、「STAC-BBB」を使用できるとしている。
★9:32 ENEOS-急騰 JX金属のIPOで最大7割の売り出し検討と伝わる 投資判断引き上げも
ENEOSホールディングス<5020.T>が急騰。ブルームバーグ通信は19日、同社が完全子会社のJX金属の新規株式公開(IPO)で、保有株式の5-7割前後を売り出す方向で検討していることが分かったと報じた。
記事によれば、これにより同社は最大7000億円規模の資金を調達する可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたとしている。
報道を受けて、同社株は19日も動意付く場面があったが、きょうも引き続き材料視されている。また、国内証券による投資判断の引き上げも好感されている。
ENEOSホールディングス<5020.T>が急騰。ブルームバーグ通信は19日、同社が完全子会社のJX金属の新規株式公開(IPO)で、保有株式の5-7割前後を売り出す方向で検討していることが分かったと報じた。
記事によれば、これにより同社は最大7000億円規模の資金を調達する可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたとしている。
報道を受けて、同社株は19日も動意付く場面があったが、きょうも引き続き材料視されている。また、国内証券による投資判断の引き上げも好感されている。
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