前場コメント No.8 住友林、オープンG、フジHD

2025/01/20(月) 11:30
★11:01  住友林業-3日続伸 米12月住宅着工件数が市場予想上回る
 住友林業<1911.T>が3日続伸。12月の住宅着工件数が前月比15.8%増の149万9000件と、市場予想の132万7000件を上回ったことが好感されている。17日のブルームバーグ通信によれば、昨年2月以来の高水準となったという。特に、集合住宅の着工急増が寄与したとしている。
 
 同社は米国の住宅事業に注力しており、好調な住宅動向を受けて買いが優勢となっている。

★11:09  オープンG-続伸 新サービス「RoboRobo登記簿取得」を提供開始
 オープングループ<6572.T>が続伸。同社は20日11時、子会社のオープンが、クラウド型バックオフィス効率化ツールRoboRoboシリーズの新サービスとして「RoboRobo登記簿取得」の提供を開始したと発表した。
 
 「RoboRobo登記簿取得」は、企業調査における法人登記の取得作業、情報抽出業務を自動化するサービス。(1)法人名だけで登記情報を取得、(2)登記から企業情報をワンクリックで抽出、(3)PDFアップロードで情報の抽出・管理を一元化――という、3つの特長を持つとしている。

★11:13  フジHD-大幅高 米ファンドの株主提案期待で買いか
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が大幅高。同社の株主である米ダルトン・インベストメンツによる株主提案への期待から買いが入っているもよう。

 同社は17日午後に記者会見を開催。同日17時32分の適時開示では「グループ人権方針」に基づき、フジテレビジョンに対して、客観性をもって事実の調査および検証を行うよう要請し、対応を進めていること、今後は第三者である弁護士を中心とする調査委員会により調査および検証を行い、調査結果を公表する予定であることを説明した。
 
 日本経済新聞電子版が17日11時に報じたところでは、米ダルトン共同創業者のジェームズ・ローゼンワルド氏は、同社側から具体的な対応がなければ「やむを得ず今年は株主総会で議案を提案する」と述べたとしている。

 記者会見を受け、具体的な対応ではないとの見方から株価は買われているようだ。


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