前場コメント No.7  湖北工業、アトラエ、リッジアイ、INGS、NEC

2025/01/21(火) 11:30
★10:27  湖北工業-東海東京が目標株価を引き上げ 25/12期は2ケタ増益を予想
 湖北工業 <6524.T>が大幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、24/12期Q4は一時要因で減速も、25/12期は2ケタ増益を予想。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は3100円→3500円に引き上げた。

 東海東京では、24/12期の営業利益は計画比未達の38.5億円、25/12期の営業利益は46億円(同19%増)と予想。 足元の株価は24年12月期Q4(10-12月)の決算に対する悲観的な見方が先行し低迷が続いている模様が、来期業績を織り込むことで回復に転じると想定している。同業他社のPERや、高シェアで収益性が高い光部品の成長期待等に鑑み、前回同様に25/12期予想PER30倍を参考にしている。

★10:31  アトラエ-底堅い パルスサーベイの特許を取得
 アトラエ<6194.T>が底堅い。同社は20日、組織力向上プラットフォーム「Wevox(ウィボックス)」が、パルスサーベイ(人間の脈拍を計測するように、短期間で反復してアンケート調査を行い、リアルタイムで状況を把握することが可能な調査手法)に関する特許を取得したと発表した。
 
 取得した特許の名称は「情報分析装置、情報分析方法及び情報分析プログラム」。パルスサーベイの技術を活用し、回答者毎にその時に必要な質問を配布することができるようになり、回答者側にも状況の把握・分析側にも負担の少ないアンケート体験を提供できるようになったとしている。

★10:52  リッジアイ-続伸 LLM開発システム「ローカルRAGスターターBOX」を共同開発・受注開始
 Ridge-i<5572.T>が続伸。同社は20日、ジーデップ・アドバンス<5885.T>と共同で、オンプレミス環境でユーザー固有の文書やデータを活用したRAGを実装することで、より手軽・迅速・安全な大規模言語モデル(LLM)開発を可能にするシステム「ローカルRAGスターターBOX」を共同で開発し、同日より受注を開始したと発表した。
 
 「ローカルRAGスターターBOX」は、LLM・RAGの研究開発に最適なハードウェアとライブラリを予め用意しており、届いたその日から、クラウド接続が不要なローカル環境上でのLLMの利用や、ユーザー固有の文書やデータを活用したRAGの実装をすぐに始められるシステムだとしている。

★11:01  INGS-急落 「焼売のジョー立川店」で火災発生、臨時休業
 INGS<245A.T>が急落。同社は20日、19日午前5時頃、同社運営「焼売のジョー立川店」で火災が発生したと発表した。今回の火災で負傷者は発生していないという。当面の間、当該店舗は臨時休業とするとしている。

★11:11  NEC-続伸 AIを活用した波形歪補償技術を開発
 NEC<6701.T>が続伸。同社は21日11時、人工衛星の無線通信装置の増幅器の消費電力を約30%削減できる、AIを活用した波形歪補償技術を開発したと発表した。
 
 同技術は無線通信装置の低消費電力化・小型化・低コスト化に貢献し、近年注目されている小型衛星への搭載が容易になるという。さらに、今回併せて開発した自動回路設計ツールを用いることで、通常数カ月かかる歪補償の回路設計を約1時間で完了できる。これにより無線通信装置の開発期間を大幅に短縮できるとしている。


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