前場コメント No.7 ニトリHD、東センチュリー、リガク、川重、住友鉱、アイフル
★10:19 ニトリHD-大幅反落 日米交渉、為替議論なしと伝わり円高進行が一服 セリアも安い
ニトリホールディングス<9843.T>が大幅反落。17日に実施された日米交渉に関して、経済再生相より「為替については議論が出なかった」との発言が伝わったことが手掛かり。
ドル円は朝方に一時141.6円円台まで円高が進行。米国株安によるリスクオフのドル売りが出たほか、日米交渉で円高是正が議題になるとの警戒感も円高進行の要因となった。
同社に関しては円高進行による輸入コスト低下のメリットが期待されていたが、上記の発言を受けて円安方向に動き、足元142円台半ばで推移している。一段と円高が進むとの期待が後退したことで、同社やセリア<2782.T>、神戸物産<3038.T>などの円高メリット銘柄が売られる展開となっている。
ニトリホールディングス<9843.T>が大幅反落。17日に実施された日米交渉に関して、経済再生相より「為替については議論が出なかった」との発言が伝わったことが手掛かり。
ドル円は朝方に一時141.6円円台まで円高が進行。米国株安によるリスクオフのドル売りが出たほか、日米交渉で円高是正が議題になるとの警戒感も円高進行の要因となった。
同社に関しては円高進行による輸入コスト低下のメリットが期待されていたが、上記の発言を受けて円安方向に動き、足元142円台半ばで推移している。一段と円高が進むとの期待が後退したことで、同社やセリア<2782.T>、神戸物産<3038.T>などの円高メリット銘柄が売られる展開となっている。
★10:24 東京センチュリー-野村が「Buy」で再開 利益成長ペースの加速が視野に入る
東京センチュリー<8439.T>が続伸。野村証券では、利益成長ペースの加速が視野に入ると指摘。投資評価は「Buy」で再開し、目標株価は1800円に設定した。
野村では、株価は市場金利上昇に伴う収益性悪化の懸念を反映している可能性が高いが、その影響を受けやすい新規リース契約のスプレッドはボトムアウトに向かっており、ネガティブな見方が変わる時期が近づいていると考えている。協業先との提携効果や航空機の需給逼迫を受けた航空機リースの収益拡大など利益成長の牽引役は多く、野村では28.3期にかけて会社計画を上回る業績推移を予想。目標株価が示唆する上値余地も考慮した。
東京センチュリー<8439.T>が続伸。野村証券では、利益成長ペースの加速が視野に入ると指摘。投資評価は「Buy」で再開し、目標株価は1800円に設定した。
野村では、株価は市場金利上昇に伴う収益性悪化の懸念を反映している可能性が高いが、その影響を受けやすい新規リース契約のスプレッドはボトムアウトに向かっており、ネガティブな見方が変わる時期が近づいていると考えている。協業先との提携効果や航空機の需給逼迫を受けた航空機リースの収益拡大など利益成長の牽引役は多く、野村では28.3期にかけて会社計画を上回る業績推移を予想。目標株価が示唆する上値余地も考慮した。
★10:37 リガクHD-底堅い スペラファーマと新しい医薬品開発の支援に向けた包括的協業開始
リガク・ホールディングス<268A.T>が底堅い。同社は17日10時10分、スペラファーマ(大阪府大阪市)と、それぞれの先進的な技術と豊富なノウハウを駆使し、医薬品開発の加速と革新を実現するための包括的な協業を開始したと発表した。
同社が提供する電子回折統合プラットフォーム「XtaLAB Synergy-ED」をスペラファーマの受託分析で活用することで、顧客の新薬開発を総合的にサポートするとしている。
リガク・ホールディングス<268A.T>が底堅い。同社は17日10時10分、スペラファーマ(大阪府大阪市)と、それぞれの先進的な技術と豊富なノウハウを駆使し、医薬品開発の加速と革新を実現するための包括的な協業を開始したと発表した。
同社が提供する電子回折統合プラットフォーム「XtaLAB Synergy-ED」をスペラファーマの受託分析で活用することで、顧客の新薬開発を総合的にサポートするとしている。
★10:41 川崎重工業-大幅高 トランプ氏 防衛面での日本負担増発言=共同
川崎重工業<7012.T>が大幅高。共同通信は17日、日本政府関係者が同日、日米交渉の際に、トランプ氏から日本の防衛面での負担増に関する発言があったと明らかにしたと報じた。
同社株は日米関税交渉を先回りしてきょうは朝から買いが優勢。10時30分時点でプライム市場売買代金トップとなっている。三菱重工業<7011.T>、IHI<7013.T>も高い。
川崎重工業<7012.T>が大幅高。共同通信は17日、日本政府関係者が同日、日米交渉の際に、トランプ氏から日本の防衛面での負担増に関する発言があったと明らかにしたと報じた。
同社株は日米関税交渉を先回りしてきょうは朝から買いが優勢。10時30分時点でプライム市場売買代金トップとなっている。三菱重工業<7011.T>、IHI<7013.T>も高い。
★10:46 住友金属鉱山-MSMUFGが投資判断引き上げ 割安感が強まった
住友金属鉱山<5713.T>が大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券証券では、割安感が強まったとして、投資判断を「Underweight」→「Equal-weight」に引き上げ、目標株価を3550円→2950円へ引き下げた。
MSMUFGでは、25年度のコモディティ市況はおおむね軟調推移を予想。TC(熔錬費)/RC(精製費)下落も製錬会社にとって収益の重石とみている。一方、同社は割安感が強まったとみて、投資判断を引き上げた。また、MSMUFGではセーフヘイブンとして金に強気の見通しを持っており、同社は国内でも数少ない金価格上昇の恩恵を受ける銘柄と考えている。
住友金属鉱山<5713.T>が大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券証券では、割安感が強まったとして、投資判断を「Underweight」→「Equal-weight」に引き上げ、目標株価を3550円→2950円へ引き下げた。
MSMUFGでは、25年度のコモディティ市況はおおむね軟調推移を予想。TC(熔錬費)/RC(精製費)下落も製錬会社にとって収益の重石とみている。一方、同社は割安感が強まったとみて、投資判断を引き上げた。また、MSMUFGではセーフヘイブンとして金に強気の見通しを持っており、同社は国内でも数少ない金価格上昇の恩恵を受ける銘柄と考えている。
★10:48 アイフル-野村が「Buy」で再開 利益拡大局面が視野に入る
アイフル<8515.T>が続伸。野村証券では、利益拡大局面が視野に入ると指摘。投資評価は「Buy」で再開し、目標株価は450円に設定した。
野村では、株主還元強化などの中期経営計画 (24年5月発表)に対する期待の剥落などで株価は過去1年間低迷したが、今後は新規顧客獲得による債権残高の拡大、貸倒費用など営業費用の抑制、子会社の収益改善、が26.3期以降顕在化し、収益拡大期を迎えると予想。業績拡大、債権内容良化を株価が織り込む局面と考えている。27.3期に向けては総還元性向が会社目標の20%程度まで引上がるなど、株主還元強化の蓋然性向上も出てくるとみている。
アイフル<8515.T>が続伸。野村証券では、利益拡大局面が視野に入ると指摘。投資評価は「Buy」で再開し、目標株価は450円に設定した。
野村では、株主還元強化などの中期経営計画 (24年5月発表)に対する期待の剥落などで株価は過去1年間低迷したが、今後は新規顧客獲得による債権残高の拡大、貸倒費用など営業費用の抑制、子会社の収益改善、が26.3期以降顕在化し、収益拡大期を迎えると予想。業績拡大、債権内容良化を株価が織り込む局面と考えている。27.3期に向けては総還元性向が会社目標の20%程度まで引上がるなど、株主還元強化の蓋然性向上も出てくるとみている。
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