後場コメント No.5 紀陽銀行、東祥、住精化、赤阪鉄

2025/05/02(金) 15:30
★15:09  紀陽銀行-後場下げ幅縮小 前期最終益を上方修正 一転増益へ
 紀陽銀行<8370.T>が後場下げ幅縮小。同社は2日15時、25.3期通期の連結純利益予想を従来の145億円(前の期比3.5%減)から176億円(同17.2%増)に上方修正すると発表した。

 銀行単体において、資金利益や役務取引等利益が前回予想を上回る見込みとなった。与信コストが想定を下回る見込みとなったことも寄与する。決算発表は5月12日の予定。

★15:11  東祥-後場上げ幅拡大 前期経常益を上方修正 販売用不動産の売却など踏まえる
 東祥<8920.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日15時、25.3期通期の連結経常利益予想を従来の50.0億円から59.0億円(前の期比44.0%増)に上方修正すると発表した。

 販売用不動産の売却や、同社グループのホテル事業が過去最高の実績を更新したことなどを踏まえた。

★15:17  住友精化-後場マイナス転換 前期最終益を下方修正 過剰請求関連費用などを計上
 住友精化<4008.T>が後場マイナス転換。同社は2日15時、25.3期通期の連結純利益予想を従来の85.0億円から60.0億円(前の期比2.7%減)に下方修正すると発表した。

 為替レートが、前回予想の前提と比べて円高で推移したことに加え、過剰請求関連費用13億5500万円や、機能マテリアル事業の一部製品に関わる減損損失12億9700万円を計上する見込みであることを踏まえた。

★15:26  赤阪鉄工所-後場マイナス転換 前期営業損益を上方修正も最終益の据え置きを嫌気
 赤阪鉄工所<6022.T>が後場マイナス転換。同社は2日15時、25.3期通期の営業損益予想を従来の1000万円の黒字から1500万円の黒字(前の期は1200万円の赤字)に上方修正すると発表した。利益率の高い部分品および修理工事の売り上げが増加したことを踏まえた。

 併せて、未定としていた25.3期の期末配当予想を30円(前の期末は30円)にすると発表した。年間配当予想も同額となる。

 なお、純利益に関しては従来予想の3500万円の黒字(前の期は3700万円の黒字)で据え置いた。これが嫌気され、株価は売りが優勢となっている。


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