後場コメント No.1 プラップJ、日産自、テックファーム、IDEC、黒崎播磨、トビラシステム

2025/05/28(水) 15:32
★12:30  プラップジャパン-4日続伸 シンガポール政府のクリエイティブ優先代理店に選定
 プラップジャパン<2449.T>が4日続伸。同社は28日12時、シンガポールのグループ会社であるWILD ADVERTISING & MARKETINGが、同国政府のクリエイティブ優先代理店に選定されたと発表した。

 今回の選定によって、建国60周年を迎える象徴的な年に、政府機関との新たなプロジェクトを実行する機会を期待できる。シンガポール現地でのプレゼンスをさらに高め、これらのサービス品質を日系企業を含む多くの民間企業のクライアントにも提供するとしている。

★12:30  日産自動車-後場上げ幅拡大 1兆円規模の資金調達計画 英政府系保証付き融資も視野と伝わる
 日産自動車<7201.T>が後場上げ幅拡大。ブルームバーグ通信は28日12時、同社が借り入れやさらなる資産売却を通じて1兆円規模の資金調達を検討していると報じた。

 記事によると、ブルームバーグが入手した文書によれば、高利回りのドルやユーロ建てを含む最大6300億円の転換社債や普通社債を発行するという。また、英国政府系の機関である英国輸出信用保証局から保証が付いた10億ポンド(約1900億円)のシンジゲートローンも受けることも視野に入れる。
 さらに、保有する仏ルノーや電池メーカーのAESCグループの株式、南アフリカとメキシコの工場を売却する計画。横浜市の本社と米国にある不動産も売却してリースバックすることも検討しているとした。

★12:33  テックファームHD-反発 グループ会社のギャラクシーズが姿勢分析VR投影システムを開発
 テックファームホールディングス<3625.T>が反発。同社は28日12時、グループで、AI・VR・データサイエンスなど最先端技術を生かした事業を展開するギャラクシーズが、AIによる姿勢分析VR投影システムを開発したと発表した。
 
 同システムを応用し、下北沢病院との共同プロジェクト「歩行指導 VR」を開始するという。今後は医療やヘルスケア・介護の領域にとどまらず、観光、スポーツ、防災、エンターテインメントなど幅広い分野への応用を見込んでいるとしている。

★12:33  IDEC-SMBC日興が目標株価引き上げ 新製品拡販や粗利率改善達成に期待
 IDEC<6652.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、今後の株価ドライバーとして新製品拡販や粗利率改善達成に期待。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を2500円→2600円に引き上げた。

 SMBC日興では、28.3期を最終年度とする中期経営計画において、安全製品の拡販や、ソリューション売上比率、新製品寄与率においてそれぞれ15%以上をめざすことにより、事業成長を実現する方向性が示されたことに注目。25.3期をベースとした28.3期までの利益変動想定も開示されており、構造改革効果除いても、価格改定により粗利率が改善できるという試算になると指摘した。実現すれば同社株価のドライバーになりうるが、今後の進ちょくを確かめたいとしている。

★12:38  黒崎播磨-SMBC日興が目標株価を引き上げ 短期はインド、中長期は米国での成長期待が大きい
 黒崎播磨<5352.T>が小幅高。SMBC日興証券では、短期はインド、中長期は米国での成長期待が大きいと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3100円→3200円に引き上げた。

 SMBC日興では、26/3期は海外耐火物でインドの粗鋼生産増による恩恵や、欧州の事
業環境底打ちが業績を支えると見込む。日本製鉄の U.S.Steel買収についても、仮に成立すれば中長期的な成長期待を高める可能性があると考えている。26/3期、営業利益予想を166億円→158億円へ修正(会社計画は150億円)。会社計画比では、インドの粗鋼生産拡大による恩恵が大きいと見込むが、前回予想比ではインドを除いたグローバルの鉄鋼生産が停滞するリスクや、足元のの為替変動によるリスクを織り込んだという。

★12:46  トビラシステムズ-反発 広告ブロックアプリ「280blocker」で「詐欺対策プラン」を提供開始
 トビラシステムズ<4441.T>が反発。同社は28日12時、同社が提供する広告ブロックアプリ「280blocker」において、同日より、広告ブロック機能に加えて迷惑電話・迷惑SMSの対策機能を追加できるオプション「詐欺対策プラン」を提供開始すると発表した。

 同プランは、「280blocker」のスタンダードプラン(買い切り型アプリ)に任意で追加して利利できる月額300円のオプションだという。同社独自の「迷惑情報データベース」をもとに、迷惑電話や詐欺の可能性があるSMSを約98%の精度で検知し、安心・安全なスマホ利用を実現するとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,432.98 +710.58
TOPIX 2,812.02 +42.51
グロース250 740.39 -2.55
NYダウ 42,098.70 -244.95
ナスダック総合 19,100.94 -98.22
ドル/円 145.26 +0.39
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ