前場コメント No.6 学びエイド、木徳神糧、ＥＬＥＭＥＮＴＳ、三菱マ、大ガス、日ガス
★9:32 学びエイド－急落 10日より増し担保金徴収措置を実施
学びエイド<184A.T>が急落。日本証券金融（日証金）は9日、同社株について6月10日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50％（うち現金担保分20％）に引き上げられる。株価は規制措置による需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。
学びエイド<184A.T>が急落。日本証券金融（日証金）は9日、同社株について6月10日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50％（うち現金担保分20％）に引き上げられる。株価は規制措置による需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。
★9:33 木徳神糧－大幅続落 小泉農相、備蓄米を随意契約で20万トン追加放出と伝わる
木徳神糧<2700.T>が大幅続落。小泉進次郎農相が10日午前に、政府備蓄米を小売業者に直接渡す随意契約で計20万トンを追加放出すると表明したと伝わったことが嫌気されているもよう。
同日9時16分の日本経済新聞電子版報道によれば、閣議後の記者会見で明らかにしたようだ。まずは21年産10万トンと、中小スーパー向けに申請受け付け中で残っている2万トンの計12万トン分を売り渡すという。11日午前10時から随意契約の申請を開始し、各事業者の申込数量に上限は設けないとしている。
コメ価格低下による業績への影響が懸念され、コメ卸である同社やヤマタネ<9305.T>に売りが出ているようだ。
木徳神糧<2700.T>が大幅続落。小泉進次郎農相が10日午前に、政府備蓄米を小売業者に直接渡す随意契約で計20万トンを追加放出すると表明したと伝わったことが嫌気されているもよう。
同日9時16分の日本経済新聞電子版報道によれば、閣議後の記者会見で明らかにしたようだ。まずは21年産10万トンと、中小スーパー向けに申請受け付け中で残っている2万トンの計12万トン分を売り渡すという。11日午前10時から随意契約の申請を開始し、各事業者の申込数量に上限は設けないとしている。
コメ価格低下による業績への影響が懸念され、コメ卸である同社やヤマタネ<9305.T>に売りが出ているようだ。
★9:35 ＥＬＥＭＥＮＴＳ－急騰 四半期で本人確認件数が過去最高となる1000万件突破
ＥＬＥＭＥＮＴＳ<5246.T>が急騰。同社は10日8時50分、個人認証事業において、2025年2Qの本人確認件数が、四半期として過去最高の1000万件を突破したと発表した。
前年同期比で約75％増となり、ポラリファイ（東京都港区）の子会社化や、不正対策でニーズが高まる本人確認書類のICチップ対応機能の強化が導入拡大を促す大きな要因となったという。また、住所変更などの諸届対応や金融機関での継続的顧客管理、証券口座の不正ログイン対策など、今後も需要の拡大が見込まれるとしている。
ＥＬＥＭＥＮＴＳ<5246.T>が急騰。同社は10日8時50分、個人認証事業において、2025年2Qの本人確認件数が、四半期として過去最高の1000万件を突破したと発表した。
前年同期比で約75％増となり、ポラリファイ（東京都港区）の子会社化や、不正対策でニーズが高まる本人確認書類のICチップ対応機能の強化が導入拡大を促す大きな要因となったという。また、住所変更などの諸届対応や金融機関での継続的顧客管理、証券口座の不正ログイン対策など、今後も需要の拡大が見込まれるとしている。
★9:37 三菱マテリアル－小高い 株主優待制度を変更 観光坑道の無料優待を廃止
三菱マテリアル<5711.T>が小高い。同社は10日9時30分に、2025年3月31日を権利確定日とする株主優待制度を変更したと発表した。
株主の平等性確保の観点から、グループ会社が運営する観光坑道の無料優待を廃止する。現在実施している株主優待制度のうち、グループ会社が運営する観光坑道の無料優待である「史跡 佐渡金山における宗太夫坑または道遊坑入場料無料」、 「史跡 尾去沢鉱山における石切沢通洞坑コース入場料無料」、 「史跡 土肥金山における観光坑道入場料無料」、 「史跡 生野銀山における観光坑道・生野鉱物館入場料無料」が廃止となる。
三菱マテリアル<5711.T>が小高い。同社は10日9時30分に、2025年3月31日を権利確定日とする株主優待制度を変更したと発表した。
株主の平等性確保の観点から、グループ会社が運営する観光坑道の無料優待を廃止する。現在実施している株主優待制度のうち、グループ会社が運営する観光坑道の無料優待である「史跡 佐渡金山における宗太夫坑または道遊坑入場料無料」、 「史跡 尾去沢鉱山における石切沢通洞坑コース入場料無料」、 「史跡 土肥金山における観光坑道入場料無料」、 「史跡 生野銀山における観光坑道・生野鉱物館入場料無料」が廃止となる。
★9:40 大阪ガス－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ 業績の上振れ余地に注目
大阪ガス<9532.T>が小幅安。ＳＭＢＣ日興証券では、業績の上振れ余地に注目。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は4700円→5000円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、25/3期本決算では好調な業績に加え、700億円もしくは30百万株を上限とする自社株買いを発表し、24年度自社株買い400億円の実績から大きく増加させた点に注目。株価は6/5時点で決算発表直前とほぼ同水準に留まるが、電力ガスセクター内ではトップパフォーマーの1社となっているという。短期的なカタリストは不足しているものの、26/3期はタイムラグ差益の拡大、電力需給調整市場の利益などから上振れ余地が残されていると指摘。配当利回りはヒストリカルにみても、都市ガス業界対比でも割安感があるとコメントしている。
大阪ガス<9532.T>が小幅安。ＳＭＢＣ日興証券では、業績の上振れ余地に注目。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は4700円→5000円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、25/3期本決算では好調な業績に加え、700億円もしくは30百万株を上限とする自社株買いを発表し、24年度自社株買い400億円の実績から大きく増加させた点に注目。株価は6/5時点で決算発表直前とほぼ同水準に留まるが、電力ガスセクター内ではトップパフォーマーの1社となっているという。短期的なカタリストは不足しているものの、26/3期はタイムラグ差益の拡大、電力需給調整市場の利益などから上振れ余地が残されていると指摘。配当利回りはヒストリカルにみても、都市ガス業界対比でも割安感があるとコメントしている。
★9:44 日本ガス－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ 成長トレンドと資本効率を意識した経営が今後も続く
日本ガス<8174.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、成長トレンドと資本効率を意識した経営が今後も続くとコメント。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は2900円→3000円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、26/3期は3ヵ年計画（23～25年度）の最終年度に当たるとコメント。高気温影響を主要因としたガス販売量の低迷により、26/3期営業利益ガイダンスは200億円とし、3ヵ年計画の目標220億円を下回る水準という。しかし、顧客純増、利幅拡大、費用コントロールにより過去最高益を4期連続で更新、また、自己資本コントロールによりROEは22％と3ヵ年計画の達成を計画している（予想は210億円、22.6％）という。成長トレンドと資本効率を意識した経営が今後も続くとみている。
日本ガス<8174.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、成長トレンドと資本効率を意識した経営が今後も続くとコメント。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は2900円→3000円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、26/3期は3ヵ年計画（23～25年度）の最終年度に当たるとコメント。高気温影響を主要因としたガス販売量の低迷により、26/3期営業利益ガイダンスは200億円とし、3ヵ年計画の目標220億円を下回る水準という。しかし、顧客純増、利幅拡大、費用コントロールにより過去最高益を4期連続で更新、また、自己資本コントロールによりROEは22％と3ヵ年計画の達成を計画している（予想は210億円、22.6％）という。成長トレンドと資本効率を意識した経営が今後も続くとみている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
