前場コメント No.9 モロゾフ、タナベコンサル、GFA、ファブリカHD、モンスターラボ、エクサウィザー

2025/06/11(水) 11:30
★11:00  モロゾフ-反発 1Q営業益42%減も上期計画上回る
 モロゾフ<2217.T>が反発。同社は11日、26.1期1Q(2-4月)の連結営業利益は4.2億円(前年同期比42.1%減)だったと発表した。上期の会社計画の3.3億円を上回った。

 バレンタイン商戦が前倒し傾向となったことや、物価上昇の影響による洋生菓子の買いえ、香港の子会社の春節での売り上げが1Q期間に計上されないことなどにより減収となった。カカオを中心とした原材料価格の想定以上の上昇、賃金の引上げによる人件費の増加、輸送費用の上昇や昨年移転した船橋物流センターの外部委託費用計上なども響いた。

 なお、減益着地となったものの、上期の計画を上回ったことが好感され、株価は買いが優勢となっている。
 

★11:02  タナベコンサル-急伸 35万株・2億円を上限に自社株買い 割合1.07%
 タナベコンサルティンググループ<9644.T>が急伸。同社は11日11時、35万株・2億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は6月12日~10月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.07%となる。

★11:04  GFA-急騰 ギニア共和国と包括的パートナーシップ協定締結
 GFA<8783.T>が急騰。同社は10日に、ギニア共和国と包括的パートナーシップ協定を締結したと発表した。

 協力の内容として、「同社がギニア共和国の天然資源とブロックチェーン技術を活用した金融ソリューション技術開発、市場分析、事業戦略の策定を担当すること」、「ギニア共和国が保有する鉱業ライセンスの提供、法的整備、インフラ支援を担当すること」、「イスラム金融の原則を尊重しつつ、ハラール認証の取得を含む透明性の高い金融メカニズムを構築していくこと」が挙げられている。
 同社は、今回のギニア共和国との包括的パートナーシップ契約締結は、アジア地域におけるWeb3インフラの構築とグローバルなミームトークン経済圏の形成に向けての革新的なステップになるとしている。

★11:05  ファブリカ-急騰 法人向けSMS配信サービスの累計導入社数が6500社突破
 ファブリカホールディングス<4193.T>が急騰。同社は11日、子会社のメディア4uが提供する法人向けSMS配信サービス「メディアSMS」について、2025年5月末時点で累計導入社数が6500社を突破したと発表した。

 「メディアSMS」は法人利用に特化した設計により、堅牢なセキュリティに加え到達率99.9%と極めて高い到達率が特長としている。

★11:11  モンスターラボ-急騰 米ストライプのパートナーエコシステムで認定資格取得
 モンスターラボ<5255.T>が急騰。同社は11日11時、米国ニューヨーク拠点が、インターネット向け決済インフラを提供するストライプのパートナーエコシステムにおいて「Payments Specialized Partner」認定資格を取得したと発表した。

 これにより同社は、グローバルマーケットに向けたストライププラットフォームの開発支援、およびインテグレーションサービスの強化を実現するとしている。

★11:13  エクサウィザーズ-続落 ニコンに「exaBase IRアシスタント」を導入
 エクサウィザーズ<4259.T>が続落。同社は11日8時30分、グループ会社のExa Enterprise AIが、ニコン<7731.T>に同社の「exaBase IRアシスタント」の導入を開始したと発表した。
 
 今回、IR説明会や個別面談の議事録作成の効率化、それらを集約した経営層への迅速なフィードバックに向けたAIエージェント分析を通じて、業務プロセスを変革し、より付加価値の高い業務に注力できる体制の実現を図るため、IR業務に特化した生成AIサービスであるxaBase IRアシスタントの導入に至ったとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。


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