後場コメント No.4 楽待、大同メタ、ソニーG、日ペイントH、カドス、石井表記

2025/06/12(木) 15:30
★13:44  楽待-4日ぶり反落 同社サーバーに不正アクセス 個人情報漏えいの可能性
 楽待<6037.T>が4日ぶり反落。同社は12日、同社サーバーへの不正アクセスが発生し、個人情報が外部へ漏えいした可能性があることが判明したと発表した。

 氏名、住所、メールアドレス、パスワード、電話番号、年収・資産情報などが漏えいした恐れがあるもよう。なお、現時点では原因は既に特定しており、対策も完了したとしている。

★13:44  大同メタル-東海東京が目標株価引き上げ 中期的な収益力回復や株主還元強化など注目
 大同メタル工業<7245.T>が急騰。東海東京インテリジェンス・ラボでは、中期的な収益力回復や株主還元などに注目。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を540円→620円に引き上げた。

 東海東京では、新中期計画にて収益力の回復をはじめ積極的な戦略と目標を打ち出したこと、エンジン搭載車の生産の復調、好採算の舶用や産業機械用ディーゼルエンジン向け需要の底堅さ、株主還元策の強化などを評価。25.3期実績や会社計画、事業環境をふまえて予想し、目標株価も引き上げた。一方、輸送費高騰などによる電動車向け製品の赤字継続、トランプ関税の影響懸念からレーティングは据え置いている。

★13:56  ソニーG-4日ぶり反発 AI向けHDD基幹部品の生産倍増 WDから受注で市場一手に=日経
 ソニーグループ<6758.T>が4日ぶり反発。日本経済新聞電子版は12日13時39分、同社が大容量ハードディスク駆動装置(HDD)の基幹部品である半導体レーザーの生産を倍増すると報じた。
 
 記事によれば、HDDで首位のメーカーに続き、新たに世界2位の米ウエスタンデジタル(WD)での採用が決まったようだ。生成AI(人工知能)の普及でデータセンター向けに広がる市場をほぼ独占するもよう。50億円程度を投じ、タイ工場で製造ラインを増設するとしている。

★14:03  日本ペイントHD-SMBC日興が目標株価引き上げ 買収効果や原材料安で成長加速局面へ
 日本ペイントホールディングス<4612.T>が続落。SMBC日興証券では、買収効果、原材料安を追い風に成長加速局面へと判断。投資判断「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1350円→1400円と引き上げた。

 SMBC日興では、ナフサ価格が足元並みで推移した場合、下期にかけて原材料コストが一段と低下する可能性が高く、BtoC事業の比率が高い同社は特に恩恵を享受しやすいと予想。また3月から新規連結されたAOCによる貢献も相俟って、25.12期のROEは17.12期以来、8期ぶりに10%を超過すると予想しており、足元のバリュエーションには割安感が強いと判断している。

★14:06  カドス-後場買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
 カドス・コーポレーション<211A.T>が後場買い気配。同社は12日14時、25.7期通期の営業利益予想を従来の6.9億円から8.7億円(前期比36.5%増)に、期末一括の配当予想を130円から150円(前期末は85円)に上方修正すると発表した。

 建設事業において、上半期に受注した大型案件の順調な進ちょくが売上高の増加に貢献した。また、建設資材価格や労務費の高騰を考慮した適正な販売価格設定の実施により収益性改善が進んだ。これらにより、従来予想を上回る見通し。


 25.7期3Q累計(6-4月)の営業利益は7.3億円(前年同期比71.3%増)だった。

★14:12  石井表記-後場一時ストップ高 1Q営業益3.7倍 中国での需要回復など寄与
 石井表記<6336.T>が後場一時ストップ高。同社は12日14時、26.1期1Q(2-4月)の連結営業利益は1.8億円(前年同期比3.7倍)だったと発表した。

 電子機器部品製造装置に関し、液晶関連分野において顧客の生産消耗品交換需要が増加した。ディスプレイおよび電子部品において、中国子会社の受注が増加基調となったことも寄与した。


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