後場コメント No.5 森永乳、ニチレイ、理計器、酉島製、ブリヂストン、タクマ
★14:11 森永乳業-MSMUFGが目標株価引き上げ 海外の成長は一過性ではない
森永乳業<2264.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、海外の成長は一過性ではないと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3700円→4000円と引き上げた。
新中計では、国内はトップラインよりも収益性を重視。海外は強みを発揮できる分野に経営資源を集中。コア領域から外れる分野は不退転の決意で構造改革に着手する経営姿勢を明確化。MSMUFGでは、足元では一過性ではない海外の利益拡大局面にあり、短期的にも投資妙味は大きいと指摘している。
森永乳業<2264.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、海外の成長は一過性ではないと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3700円→4000円と引き上げた。
新中計では、国内はトップラインよりも収益性を重視。海外は強みを発揮できる分野に経営資源を集中。コア領域から外れる分野は不退転の決意で構造改革に着手する経営姿勢を明確化。MSMUFGでは、足元では一過性ではない海外の利益拡大局面にあり、短期的にも投資妙味は大きいと指摘している。
★14:18 ニチレイ-MSMUFGが目標株価引き上げ 26.3期2Q以降の業績再成長に期待
ニチレイ<2871.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、26.3期2Q以降の業績再成長に期待。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2250円→2400円と引き上げた。
2025年度からスタートした新中期経営計画では、食品3事業を統合し、さらなる収益性改善をめざしている。海外では、顧客の物流業務全般をワンストップで請け負うビジネスモデルを強みに、欧州、東南アジアで成長が加速している。26.3期営業利益は、償却制度変更影響などを織り込み増額。MSMUFGでは、短期業績は、値上げ効果が浸透し始める26.3期2Q以降の利益成長の加速を想定するとしている。
ニチレイ<2871.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、26.3期2Q以降の業績再成長に期待。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2250円→2400円と引き上げた。
2025年度からスタートした新中期経営計画では、食品3事業を統合し、さらなる収益性改善をめざしている。海外では、顧客の物流業務全般をワンストップで請け負うビジネスモデルを強みに、欧州、東南アジアで成長が加速している。26.3期営業利益は、償却制度変更影響などを織り込み増額。MSMUFGでは、短期業績は、値上げ効果が浸透し始める26.3期2Q以降の利益成長の加速を想定するとしている。
★14:18 理研計器-野村が目標株価引き上げ 定置型検知器の受注額が過去最高
理研計器<7734.T>が大幅反発。野村証券では、定置型検知器の受注額が過去最高とし、投資判断は「Buy」を継続、目標株価を3600円→4000円に引き上げた。
同社の25.3期の定置型検知器の受注額は過去最高水準となり、野村では国内工場案件を順調に獲得したとみている。可搬型検知器も24.3期上期に大口出荷があった反動減はあるものの、引き続き引き合いは強いと想定。今後数年間は国内外で複数の半導体工場などの新設および増設が見込まれることから、成長の確度は高いと判断している。
理研計器<7734.T>が大幅反発。野村証券では、定置型検知器の受注額が過去最高とし、投資判断は「Buy」を継続、目標株価を3600円→4000円に引き上げた。
同社の25.3期の定置型検知器の受注額は過去最高水準となり、野村では国内工場案件を順調に獲得したとみている。可搬型検知器も24.3期上期に大口出荷があった反動減はあるものの、引き続き引き合いは強いと想定。今後数年間は国内外で複数の半導体工場などの新設および増設が見込まれることから、成長の確度は高いと判断している。
★14:24 酉島製作所-続落 高効率LNGポンプを開発
酉島製作所<6363.T>が続落。同社は13日14時、LNGの輸送および供給分野への本格参入に向け、LNGポンプの開発を完了したと発表した。同製品は、これまで同社が発電所向けや海水淡水化向けで培ってきた技術を応用し、ポンプ効率の向上と消費電力の低減を実現しているとした。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
酉島製作所<6363.T>が続落。同社は13日14時、LNGの輸送および供給分野への本格参入に向け、LNGポンプの開発を完了したと発表した。同製品は、これまで同社が発電所向けや海水淡水化向けで培ってきた技術を応用し、ポンプ効率の向上と消費電力の低減を実現しているとした。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★14:34 ブリヂストン-みずほが投資判断引き上げ 26.12期に向けた利益成長確度が高いと予想
ブリヂストン<5108.T>が6日ぶり反落。みずほ証券では、26.12期に向けた利益成長確度が高いと予想。投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を5700円→7150円へそれぞれ引き上げた。
みずほでは、当面のリスク要因である米国関税影響がセクター相対で小さいこと、会社側は関税影響を追加的な事業再編・再構築やコストダウンで打ち消す方針を示していること、従来から取り組んでいる改善策の効果が寄与し始めたことなどに注目。これらを考慮すれば不透明な外部環境においても26.12期に利益が拡大する確度が相対的に高いと判断した。加えて、資本効率向上への取り組みも高く評価している。
ブリヂストン<5108.T>が6日ぶり反落。みずほ証券では、26.12期に向けた利益成長確度が高いと予想。投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を5700円→7150円へそれぞれ引き上げた。
みずほでは、当面のリスク要因である米国関税影響がセクター相対で小さいこと、会社側は関税影響を追加的な事業再編・再構築やコストダウンで打ち消す方針を示していること、従来から取り組んでいる改善策の効果が寄与し始めたことなどに注目。これらを考慮すれば不透明な外部環境においても26.12期に利益が拡大する確度が相対的に高いと判断した。加えて、資本効率向上への取り組みも高く評価している。
★14:47 タクマ-野村が目標株価引き上げ メンテナンス収入が累積拡大する見通し
タクマ<6013.T>が3日ぶり反落。野村証券では、メンテナンス収入が累積拡大する見通しと判断。投資判断「1(Buy)」を継続、目標株価を2600円→2900円と引き上げた。
25.3期の環境エネルギー国内では、一般廃棄物処理プラントのDBO事業2件、エネルギープラント4件、下水処理場向け焼却施設1件などの案件を獲得し、受注額は2147.9億円(前期比63.3%増)と大幅に増加した。野村では、高採算のO&M(運営管理)の受注額が1150億円と前年比ほぼ倍増したことはポジティブと判断。環境エネルギー国内の受注残は5611.7億円(同22%増)と過去最高を更新している。
また同セグメント内のエネルギープラント事業は半分ほどがメンテナンス収入となっているもようで、従来野村が想定していたよりも採算性が高いとみている。
タクマ<6013.T>が3日ぶり反落。野村証券では、メンテナンス収入が累積拡大する見通しと判断。投資判断「1(Buy)」を継続、目標株価を2600円→2900円と引き上げた。
25.3期の環境エネルギー国内では、一般廃棄物処理プラントのDBO事業2件、エネルギープラント4件、下水処理場向け焼却施設1件などの案件を獲得し、受注額は2147.9億円(前期比63.3%増)と大幅に増加した。野村では、高採算のO&M(運営管理)の受注額が1150億円と前年比ほぼ倍増したことはポジティブと判断。環境エネルギー国内の受注残は5611.7億円(同22%増)と過去最高を更新している。
また同セグメント内のエネルギープラント事業は半分ほどがメンテナンス収入となっているもようで、従来野村が想定していたよりも採算性が高いとみている。
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