後場コメント No.6 三菱マ、雨風太陽、ジェネパ、エニグモ、テクノロジー、クロスフォー

2025/06/13(金) 15:32
★14:48  三菱マテリアル-みずほが目標株価引き下げ 稼ぐ力の低下は深刻
 三菱マテリアル<5711.T>が続落。みずほ証券では、稼ぐ力の低下は深刻と指摘。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を2400円→2100円に引き下げた。

 みずほでは、稼ぐ力(営業利益水準)の低下は深刻であり、現状の株価水準にはやや割高感があるとみている。同社は外部環境悪化時にも収益性を確保できる「抜本的構造改革」が急務として中期経営計画を練り直し、「量から質への転換」「柔軟な投資配分」にスピードをもって取り組むとした。一方、みずほでは先行投資負担が重い銅加工の利益水準の引き上げには数量増が必要とし、加工(超硬工具)の主たる戦略も拡販であることを指摘した。

★14:51  雨風太陽-大幅に6日続伸 政府が地方創生2.0の基本構想を取りまとめたと伝わる
 雨風太陽<5616.T>が大幅に6日続伸。TBSは13日8時56分、政府がきょう、「地方創生2.0」の基本構想を取りまとめたと報じた。記事によると、居住地以外で継続的に関わる自治体を登録する「ふるさと住民登録制度」を創設し、のべ1億人の登録をめざすなど14の定量的な目標を設定し、60の政策やプロジェクトを盛り込んでいるという。
 
 報道を受け、生産者から1次産品を購入できるEC「ポケットマルシェ」や自治体向けサービスを展開する同社や、企業の自治体向けマーケティング支援を行うイシン<143A.T>などに買いが入っている。

★15:06  ジェネレーションパス-後場急騰 通期経常益を上方修正 上期は4.7倍
 ジェネレーションパス<3195.T>が後場急騰。同社は13日15時、25.10期通期の連結経常利益予想を従来の1.2億円から1.6億円(前期比7.2倍)に上方修正すると発表した。

 中期経営計画における重点施策であるD2Cモデルの深化と、技術的強みである機能性繊維を活用した新規製品開発、アパレル分野への展開が戦略通りに成果を上げており、収益力を底上げしている。一時的な為替差益を計上したことも寄与する。

 25.10期上期(11-4月)の連結経常利益は1.3億円(前年同期比4.7倍)だった。

★15:09  エニグモ-後場急落 1Q営業益は2400万円も進ちょくの遅れを嫌気
 エニグモ<3665.T>が後場急落。同社は13日15時、26.1期1Q(2-4月)の連結営業利益は2400万円だったと発表した。25.1期中間期より連結財務諸表を作成しているため、前年同期との比較はできない。通期計画に対する進ちょく率は4.5%。

 ハイブリッドワーク実現に向けた本社移転(増床)およびAIクラウドシフトによる一時的なコスト増加、グループ化によるのれん償却費を含む新規事業への投資コストが発生したが、投資有価証券の一部売却益により、営業黒字を確保した。

 なお株価は、進ちょくの遅れが嫌気され、売りが優勢となっている。

★15:09  テクノロジーズ-後場上げ幅拡大 1Q営業黒字転換 再エネソリューション事業が好調
 テクノロジーズ<5248.T>が後場上げ幅拡大。同社は6月13日15時に、26.1期1Q(2-4月)の連結営業損益は6億1000万円の黒字(前年同期は300万円の赤字)だったと発表した。再エネソリューション事業が、売り上げが堅調に推移したことにより、大幅な増益となった。ITソリューション事業が増益となったおk都も寄与した。

★15:11  クロスフォー-後場マイナス転換 3Q累計最終赤字転落 為替差損計上など響く
 クロスフォー<7810.T>が後場マイナス転換。同社は13日15時04分、25.7期3Q累計(8-4月)の連結純損益は1200万円の赤字(前年同期は3300万円の黒字)だったと発表した。

 国内売上高の伸長や、適正な売上総利益率の確保などにより営業利益は増加した。一方、為替差損の計上や支払利息の増加などにより最終赤字となった。


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