前場コメント No.8 日野自、SGHD、ソニーG、関西ペ、ELEMENTS、日鉄鉱
★10:25 日野自動車-大幅に8日続落 希薄化懸念で引き続き売り 円高進行も嫌気
日野自動車<7205.T>が大幅に8日続落。寄り付きは高く始まったものの、早々にマイナスへ転じる展開となっている。
同社は10日、三菱ふそうトラック・バスとの経営統合に係る経営統合契約を締結することに加え、トヨタ自動車<7203.T>を割当先とする第三者割当増資を発表。既存株式の大規模な希薄化を伴う資金調達が嫌気され、11日はストップ安で取引を終えた。
きょうは下げた反動で高く始まったものの、希薄化への懸念、円高進行などから一転して売りが優勢。下落率が4%を超える場面もみられた。
日野自動車<7205.T>が大幅に8日続落。寄り付きは高く始まったものの、早々にマイナスへ転じる展開となっている。
同社は10日、三菱ふそうトラック・バスとの経営統合に係る経営統合契約を締結することに加え、トヨタ自動車<7203.T>を割当先とする第三者割当増資を発表。既存株式の大規模な希薄化を伴う資金調達が嫌気され、11日はストップ安で取引を終えた。
きょうは下げた反動で高く始まったものの、希薄化への懸念、円高進行などから一転して売りが優勢。下落率が4%を超える場面もみられた。
★10:27 SGHD-反発 日本郵便が集荷業務を複数社に打診 国交省の処分を想定=読売
SGホールディングス<9143.T>が反発。読売新聞オンラインは12日、運転手への点呼が不適切だった問題に対する国土交通省の処分を想定し、日本郵政<6178.T>傘下の日本郵便が、一部の集荷業務での協力を複数の物流企業に打診していることが分かったと報じた。
記事によると、日本郵便はこれまでに、都市間の幹線輸送などで協力関係にある同社傘下の佐川急便やセイノーホールディングス<9076.T>傘下の西濃運輸、6月にも子会社化するトナミ運輸に対して大口顧客への集荷業務への協力を依頼。3社はいずれも受ける方向で調整しているという。このほか、ほかの複数の物流大手にも協力を打診しているとしている。
業務量の増加に伴う業績拡大への期待から株価は上昇。セイノーHDにも買いが入っている。
SGホールディングス<9143.T>が反発。読売新聞オンラインは12日、運転手への点呼が不適切だった問題に対する国土交通省の処分を想定し、日本郵政<6178.T>傘下の日本郵便が、一部の集荷業務での協力を複数の物流企業に打診していることが分かったと報じた。
記事によると、日本郵便はこれまでに、都市間の幹線輸送などで協力関係にある同社傘下の佐川急便やセイノーホールディングス<9076.T>傘下の西濃運輸、6月にも子会社化するトナミ運輸に対して大口顧客への集荷業務への協力を依頼。3社はいずれも受ける方向で調整しているという。このほか、ほかの複数の物流大手にも協力を打診しているとしている。
業務量の増加に伴う業績拡大への期待から株価は上昇。セイノーHDにも買いが入っている。
★10:29 ソニーG-東海東京が目標株価を引き上げ エンタメ関連の順調な利益拡大を予想
ソニーグループ<6758.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、エンタメ関連の順調な利益拡大を予想。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は4100円→4470円に引き上げた。
東海東京では、会社計画の26/3期営業利益は保守的と判断、営業利益を1兆4130億円と予想している。27/3期は、「GRAND THEFT AUTO 6」を主軸とするG&NS事業続伸や、音楽・映画事業の順調な利益拡大を想定、営業増益を予想。28/3期は、PS5がサイクル終末期となり、G&NS事業の営業減益を予想も、音楽・映画事業の続伸などにより、微増益を予想している。引き続き、ゲームと映像との連動強化が、エンタメ関連事業の収益力強化に貢献できるかに注目した。
ソニーグループ<6758.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、エンタメ関連の順調な利益拡大を予想。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は4100円→4470円に引き上げた。
東海東京では、会社計画の26/3期営業利益は保守的と判断、営業利益を1兆4130億円と予想している。27/3期は、「GRAND THEFT AUTO 6」を主軸とするG&NS事業続伸や、音楽・映画事業の順調な利益拡大を想定、営業増益を予想。28/3期は、PS5がサイクル終末期となり、G&NS事業の営業減益を予想も、音楽・映画事業の続伸などにより、微増益を予想している。引き続き、ゲームと映像との連動強化が、エンタメ関連事業の収益力強化に貢献できるかに注目した。
★10:33 関西ペイント-SMBC日興が目標株価引き下げ 外部環境は依然として厳しい
関西ペイント<4613.T>が反落。SMBC日興証券では、同社を取り巻く外部環境は依然として厳しいと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を2400円→2150円に引き下げた。
SMBC日興では、25.3期4Q決算では、25.3期実績、26.3期会社計画ともにセグメント利益が想定以下だったと指摘。持分法適用会社の減損損失のはく落、減損損失による減価償却費の減少などを踏まえると、実質的な利益成長がやや乏しいとみている。状況は流動的と考えているが、米相互関税による自動車生産台数の下振れリスクも懸念材料とした。原材料安による恩恵も同業比で軽微にとどまる可能性があり、業績の拡大にはやや時間を要すると判断している。
関西ペイント<4613.T>が反落。SMBC日興証券では、同社を取り巻く外部環境は依然として厳しいと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を2400円→2150円に引き下げた。
SMBC日興では、25.3期4Q決算では、25.3期実績、26.3期会社計画ともにセグメント利益が想定以下だったと指摘。持分法適用会社の減損損失のはく落、減損損失による減価償却費の減少などを踏まえると、実質的な利益成長がやや乏しいとみている。状況は流動的と考えているが、米相互関税による自動車生産台数の下振れリスクも懸念材料とした。原材料安による恩恵も同業比で軽微にとどまる可能性があり、業績の拡大にはやや時間を要すると判断している。
★10:34 ELEMENTS-5日続伸 AI自動本人確認の不正対策オプションを提供
ELEMENTS<5246.T>が5日続伸。同社は12日10時、グループのLiquidが、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」において、マッチングアプリなど年齢確認が必要なサービス、スキマバイトやCtoCマッチングサービスなど本人確認の法的義務がないサービス向けに生成AIを悪用した不正申請をブロックする新オプションを提供すると発表した。
同オプションは、AIと人の目による画像解析を同時に行うハイブリッド型の審査で、撮影方式を採用するサービスにおいて高精度かつ従来の約10分の1のコストでの不正対策を実現するとしている。
ELEMENTS<5246.T>が5日続伸。同社は12日10時、グループのLiquidが、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」において、マッチングアプリなど年齢確認が必要なサービス、スキマバイトやCtoCマッチングサービスなど本人確認の法的義務がないサービス向けに生成AIを悪用した不正申請をブロックする新オプションを提供すると発表した。
同オプションは、AIと人の目による画像解析を同時に行うハイブリッド型の審査で、撮影方式を採用するサービスにおいて高精度かつ従来の約10分の1のコストでの不正対策を実現するとしている。
★10:43 日鉄鉱業-プラス転換 米保険コンチネンタルの保有割合増加 7.46%→8.58%
日鉄鉱業<1515.T>がプラス転換。同社について、米保険会社のコンチネンタル・ゼネラル・インシュアランス・カンパニーが保有株を買い増した。6月12日10時33分提出の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は7.46%→8.58%。保有目的については、重要提案行為などを行う可能性があるとしている。
日鉄鉱業<1515.T>がプラス転換。同社について、米保険会社のコンチネンタル・ゼネラル・インシュアランス・カンパニーが保有株を買い増した。6月12日10時33分提出の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は7.46%→8.58%。保有目的については、重要提案行為などを行う可能性があるとしている。
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