前場コメント No.9 日東電、ステムリム、任天堂、小糸製、アライドアーキ、TENTIAL、さくら
★10:56 日東電工-大和が目標株価を引き上げ 26/3期端境期も27/3期最高益更新を予想
日東電工<6988.T>が小幅安。大和証券では、26/3期端境期も27/3期最高益更新を予想 。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2840円→3000円に引き上げた。
大和では、決算を踏まえ予想を見直した。26/3期は売上高9826億円(YoY-3%、従来1兆250億円)、営業利益1700億円(同-8%、1950億円)、27/3期は売上高1兆446億円(YoY+6%、従来1兆610億円)、営業利益1980億円(同+16%、2,130億円)を予想。為替前提を150円/ドルから145円/ドルに変更した他、スマホと自動車市場の見通しをやや引き下げたことにより従来予想比減額。27/3期に向けては、(1)高収益の高精度基板の新用途、(2)電気剥離テープの続伸、(3)フォルダブル向け偏光板レスフィルムの寄与、などの成長シナリオは健在と考え過去最高営業利益更新を予想した。
日東電工<6988.T>が小幅安。大和証券では、26/3期端境期も27/3期最高益更新を予想 。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2840円→3000円に引き上げた。
大和では、決算を踏まえ予想を見直した。26/3期は売上高9826億円(YoY-3%、従来1兆250億円)、営業利益1700億円(同-8%、1950億円)、27/3期は売上高1兆446億円(YoY+6%、従来1兆610億円)、営業利益1980億円(同+16%、2,130億円)を予想。為替前提を150円/ドルから145円/ドルに変更した他、スマホと自動車市場の見通しをやや引き下げたことにより従来予想比減額。27/3期に向けては、(1)高収益の高精度基板の新用途、(2)電気剥離テープの続伸、(3)フォルダブル向け偏光板レスフィルムの寄与、などの成長シナリオは健在と考え過去最高営業利益更新を予想した。
★10:57 ステムリム-大幅反発 3Q累計営業赤字縮小 研究開発費や販管費が減少
ステムリム<4599.T>が大幅反発。同社は11日、25.7期3Q累計(8-4月)の営業損益は15.1億円の赤字(前年同期は15.5億円の赤字)だったと発表した。
同期間の事業収益の計上はなかった。研究開発費や販管費の減少が赤字縮小に寄与した。
ステムリム<4599.T>が大幅反発。同社は11日、25.7期3Q累計(8-4月)の営業損益は15.1億円の赤字(前年同期は15.5億円の赤字)だったと発表した。
同期間の事業収益の計上はなかった。研究開発費や販管費の減少が赤字縮小に寄与した。
★10:58 任天堂-反発 スイッチ2が発売後4日間で世界販売台数350万台を突破
任天堂<7974.T>が反発。同社は11日、2025年6月5日に発売した新たなビデオゲーム機「Nintendo Switch 2」について、発売後4日間(6月5日~6月8日)の世界累計販売台数が350万台を突破したと発表した。
Nintendo Switch 2は、大きくてなめらかな表現が可能な画面にマグネット式の新しいコントローラーであるJoy-Con 2を備え、パワフルな処理速度やグラフィック性能で、これまでにない新しい遊びや表現が可能になるNintendo Switchの後継機種としている。
任天堂<7974.T>が反発。同社は11日、2025年6月5日に発売した新たなビデオゲーム機「Nintendo Switch 2」について、発売後4日間(6月5日~6月8日)の世界累計販売台数が350万台を突破したと発表した。
Nintendo Switch 2は、大きくてなめらかな表現が可能な画面にマグネット式の新しいコントローラーであるJoy-Con 2を備え、パワフルな処理速度やグラフィック性能で、これまでにない新しい遊びや表現が可能になるNintendo Switchの後継機種としている。
★11:01 小糸製作所-野村が目標株価引き下げ LiDARの先行費用増で減益を予想
小糸製作所<7276.T>が4日ぶり反落。野村証券では、中華系向け拡販もLiDARの先行費用増で減益を予想。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を2200円→2000円に引き下げた。
野村では、関税影響に対するOEMの値上げに伴う車両販売減を考慮し、26.3期の米国と日本の需要見通しを引き下げた。中国では現地OEM向けの拡販が日系OEM向け需要減をカバーすると考えている。ただ、景気減速や車両値上げに伴い自動運転進展が遅れる可能性を考慮すると、LiDAR事業の収益改善前倒しは期待が高まりにくく、短期業績モメンタムも弱いと指摘した。
小糸製作所<7276.T>が4日ぶり反落。野村証券では、中華系向け拡販もLiDARの先行費用増で減益を予想。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を2200円→2000円に引き下げた。
野村では、関税影響に対するOEMの値上げに伴う車両販売減を考慮し、26.3期の米国と日本の需要見通しを引き下げた。中国では現地OEM向けの拡販が日系OEM向け需要減をカバーすると考えている。ただ、景気減速や車両値上げに伴い自動運転進展が遅れる可能性を考慮すると、LiDAR事業の収益改善前倒しは期待が高まりにくく、短期業績モメンタムも弱いと指摘した。
★11:05 アライドアーキテクツ-急騰 伴走型AIワークフロー最適化サービス 「Sherpa AI」を提供開始
アライドアーキテクツ<6081.T>が急騰。同社は12日11時、業務プロセスを徹底的に効率化するまで伴走支援する AI×BPO ソリューションサービス「Sherpa AI(シェルパ AI)」の正式提供を、日本をはじめとしたアジア全域で開始したと発表した。
「Sherpa AI」は、単なるツール導入にとどまらず、顧客企業の業務ワークフロー全体をAI前提で再設計・最適化し、AIアプリケーションの開発・導入までをプロフェッショナルが伴走する、全く新しい形のBPOサービスとしている。
アライドアーキテクツ<6081.T>が急騰。同社は12日11時、業務プロセスを徹底的に効率化するまで伴走支援する AI×BPO ソリューションサービス「Sherpa AI(シェルパ AI)」の正式提供を、日本をはじめとしたアジア全域で開始したと発表した。
「Sherpa AI」は、単なるツール導入にとどまらず、顧客企業の業務ワークフロー全体をAI前提で再設計・最適化し、AIアプリケーションの開発・導入までをプロフェッショナルが伴走する、全く新しい形のBPOサービスとしている。
★11:11 TENTIAL-3日ぶり反発 リカバリーウェア「BAKUNE」をANA国際線ファーストクラスの対象路線で提供
TENTIAL<325A.T>が3日ぶり反発。同社は12日11時、ANAホールディングス<9202.T>傘下の全日本空輸と協業で、ANA国際線ファーストクラスの対象路線において、7月1日より期間限定でリカバリーウェア「BAKUNE」を提供すると発表した。長距離移動時のサポートを通じて、空の旅におけるフライトコンディショニングという新たな価値提供の創出をめざすとしている。
TENTIAL<325A.T>が3日ぶり反発。同社は12日11時、ANAホールディングス<9202.T>傘下の全日本空輸と協業で、ANA国際線ファーストクラスの対象路線において、7月1日より期間限定でリカバリーウェア「BAKUNE」を提供すると発表した。長距離移動時のサポートを通じて、空の旅におけるフライトコンディショニングという新たな価値提供の創出をめざすとしている。
★11:12 さくらインターネット-野村が新規「Neutral」 ガバメントクラウド開発の進ちょく待つ展開
さくらインターネット<3778.T>がもみ合い。野村證券では今後はガバメントクラウド開発の進ちょくを待つ展開と想定。投資判断は新規に「Neutral」とし、目標株価3975円でカバレッジを開始した。
同社は中央政府向けに加え、信用力向上を背景に自社パブリッククラウドサービスを地方自治体や大企業など未開拓の顧客向けに提供し、より大きな売り上げを獲得する方針。野村では開発関連の人件費増を業績予想に織り込む一方、ガバメントクラウド売り上げやその波及効果を見込んでいない。ガバメントクラウド開発に成功すれば、予想に対するアップサイドとなるとみている。
さくらインターネット<3778.T>がもみ合い。野村證券では今後はガバメントクラウド開発の進ちょくを待つ展開と想定。投資判断は新規に「Neutral」とし、目標株価3975円でカバレッジを開始した。
同社は中央政府向けに加え、信用力向上を背景に自社パブリッククラウドサービスを地方自治体や大企業など未開拓の顧客向けに提供し、より大きな売り上げを獲得する方針。野村では開発関連の人件費増を業績予想に織り込む一方、ガバメントクラウド売り上げやその波及効果を見込んでいない。ガバメントクラウド開発に成功すれば、予想に対するアップサイドとなるとみている。
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