後場コメント No.4 丸文、Sapeet、葉ガス、マンダム、富士通、CINC、電算シスHD

2025/06/18(水) 15:30
★14:16  丸文-後場上げ幅拡大 革新的なレーザー乾燥設備の提案を開始
 丸文<7537.T>が後場上げ幅拡大。同社は18日14時、レーザライン(ドイツ)の半導体レーザーを用いた高効率な乾燥技術を搭載した、レーザー乾燥設備の提案を開始すると発表した。
 
 同技術を活用することにより、EV用バッテリー電極をはじめ、プリンテッドエレクトロニクスや各種コーティング材の乾燥プロセスにおいて、従来の乾燥炉が抱える課題を克服し、生産性と品質の飛躍的な向上および大幅なエネルギーの削減を実現するとしている。

★14:17  Sapeet-後場上げ幅拡大 「ユカリアメルジュ」のAI機能を開発
 Sapeet<269A.T>が後場上げ幅拡大。同社は18日14時02分に、ユカリア<286A.T>が提供を開始した病院と患者のコミュニケーション支援プロダクト「ユカリアメルジュ」において、AI機能の設計・開発・実装を担当したと発表した。

 同社は、「ユカリアメルジュ」におけるAI機能の設計・開発・実装を担当。情報解析からFAQ形式での提示、自然言語による応答まで、患者と医療従事者双方にとって扱いやすい仕組みを構築した。主要な特長は、「マルチモーダル対応の情報整理・自動FAQ化」、「高精度な自然言語処理技術」の2点としている。

★14:38  京葉ガス-7日ぶり反発 米国で系統用蓄電池プロジェクトへ出資・参画
 京葉ガス<9539.T>が7日ぶり反発。同社は18日14時02分、米国における系統用蓄電池プロジェクトへの出資・参画を決定したと発表した。同件は、同社初の系統用蓄電池事業への出資・参画となる
 
 同プロジェクトは、再生可能エネルギーの導入が進む米国テキサス州における電力系統の安定化の役割を果たすとともに、テキサス州の電力市場において電力を売買することで収益の確保をめざすことを目的としている。また、同プロジェクトの運営状況や方針について確認しながら系統用蓄電池事業の知見の獲得をめざすとしている。

★14:40  マンダム-大和が目標株価引き上げ 構造改革の成果と利益V字回復を逐次確認したい
 マンダム<4917.T>が続伸。大和証券では、構造改革の成果と利益V字回復を逐次確認したいと判断。投資判断「3(Neutral)」を継続、目標株価を1320円→1440円と引き上げた。

 会社の26.3期の連結営業利益見通しは35.0億円(前期比3.40倍)。1年前に公表した45.0億円や大和従来予想41.5億円を下回る数字で、ネガティブであった。しかし値上げや原材料の変更、インドネシア事業の反転などによる利益V字回復のシナリオ自体には変更はないとし、構造改革の成果とその業績反映を逐次確認していきたいと大和では考えている。

★15:04  富士通-底堅い 「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステムの基本設計を受注
 富士通<6702.T>が底堅い。同社は18日14時、理化学研究所(埼玉県和光市)より、スーパーコンピュータ「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステムにおける全体システム、計算ノード、CPU部の基本設計を受注したと発表した。
 
 この基本設計では、「富岳」で培った性能追求の知見に加え、現在開発中の汎用CPU「FUJITSU-MONAKA」で適用する先進的な技術を融合・進化させる。これらの技術に加え、「富岳NEXT」は、GPUなどアクセラレーターとの連携により、多様な需要変化にも柔軟に対応できるシステムをめざすとしている。

★15:05  CINC-後場プラス転換 GEO(生成エンジン最適化)支援のための社内ツール開発
 CINC<4378.T>が後場プラス転換。同社は18日15時に、自社のWebサイトが情報源として表示・引用されるように最適化するマーケティング手法GEO(Generative Engine Optimization)支援の強化を目的に、自社のコンサルタントが顧客支援の現場で活用する新たな社内向けツールを開発したと発表した。

 同社のコンサルタントが顧客企業のGEO支援をより高度かつ効率的に実施する、「CEP(カテゴリー・エントリーポイント)分析機能」と「参照・推奨状況レポート機能 」という主要機能を備えている。このツールの活用により、GEO支援におけるデータ取得と分析の生産性の向上、支援プロセスの品質の均質化めざすとしている。

★15:12  電算システムHD-底堅い Google Agentspaceの支援パッケージを提供開始
 電算システムホールディングス<4072.T>が底堅い。同社は18日15時、グループ会社の電算システムがGoogle CloudのAIエージェント実行環境「Google Agentspace (エージェントスペース)」の導入から活用までを支援するパッケージを、同日より提供開始したと発表した。
 
  Google Cloudプレミアパートナーとして長年にわたり培ってきた豊富な実績と高度な技術知見に基づき、 顧客のニーズや導入段階に応じた2種類の支援パッケージを用意。導入から全社展開までを一貫して支援するとしている。


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