後場コメント No.3 シルバエッグ、フジHD、クラレ、三菱重、旭化成、信越化

2025/06/25(水) 15:30
★13:39  シルバーエッグ-後場買い気配 ハートコアとOEM供給に関する業務提携契約締結
 シルバーエッグ・テクノロジー<3961.T>が後場買い気配。同社は25日13時30分、CMS領域におけるより広範な顧客ニーズに応えることを目的とし、高機能で多角的なCMS製品を保有するハートコア(東京都品川区)とOEM供給に関する業務提携契約を締結したと発表した。
 
 今回のOEM提携により、ハートコアの「HeartCore CMS」に、同社の「アイジェント・レコメンダー」が搭載される。これにより、従来の商品提案だけでなく、多様なウェブサイトの様々な情報ページやオウンドメディアコンテンツなどを横断的にレコメンドすることが可能となり、デジタルマーケティングにおける課題解決に貢献するとしている。

★13:48  フジHD-底堅い 同社専務、堀江貴文氏と「協業否定せず」 デジタル分野で=日経
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は25日13時20分、同社が東京都内で開いた定時株主総会で清水賢治専務(次期社長、フジテレビジョン社長)が、実業家の堀江貴文氏がかねて同社に提案しているデジタル関連の施策などについて「今後の協業を否定しない」との意向を示したと報じた。
 
 記事によると、総会には堀江氏が株主として出席しており、他の株主から堀江氏と同社経営陣との協力関係の意向を尋ねる質問が出たという。清水氏は堀江氏について「堀江氏の知見、特にデジタル(分野)は非常に優れている」と指摘。「配信事業への切り抜き動画や、バラエティー(番組)の眠れる資産(の活用)といった、素晴らしい知見があると想像している。今後の協業を否定しない」と答えた。さらに「配信事業などで知見のアドバイス(助言)を受ける可能性がある」とも話したとしている。
 

★13:58  クラレ-みずほが目標株価引き上げ 業績拡大に加え合理的な株主還元の充実も高く評価
 クラレ<3405.T>が続伸。みずほ証券では、業績拡大に加え合理的な株主還元の充実も高く評価。投資判断「買い」を継続、目標株価を2640円→3100円と引き上げた。

 みずほでは、水溶性PVAフィルム、光学用PVAフィルム、PVB高機能中間膜、特殊PVA樹脂などのPVA系製品群および食品包装用途や燃料容器用途で使用されるEVOHなどの親水性ポリマー事業群、ならびに、活性炭や歯科材料などの競争力および成長性に対する高評価を再確認。健全な財務体質や高いキャッシュフロー創出能力および合理的な株主還元方針なども高く評価している。

★14:01  三菱重工業-底堅い シンガポール・チャンギ国際空港のAPMシステム改修工事を受注
 三菱重工業<7011.T>が底堅い。同社は25日13時35分、アジア地域拠点であるシンガポールのMitsubishi Heavy Industries Asia Pacificを通じて、シンガポール・チャンギ国際空港向け全自動無人運転車両(APM:Automated People Mover)システムの改修工事を受注したと発表した。
 
 信号、通信、軌道といった主要システムの設備を更新し、安全で円滑な輸送体制を強化するもので、工事完了は2030年の予定としている。

★14:05  旭化成-みずほが目標株価を引き上げ 成長戦略や構造改革の進捗等に期待
 旭化成<3407.T>が続伸。みずほ証券は、成長戦略や構造改革の進捗等に期待。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は1350円→1450円に引き上げた。

 みずほでは、「選択と集中」が進んだ高付加価値型事業ポートフォリオ、ヘルスケアの成長性、住宅のキャッシュ創出能力、知財マネジメントや法務及び財務等の経営資源を有効活用したニッチ領域における競争力、並びに、健全な財務体質等に対する高評価に変更はないという。26/3期営業利益は対25/3期比101億円(5%)増の2,220億円(会社予想は2150億円)に達し、過去最高営業利益を更新と予想している。

★14:13  信越化学工業-みずほが投資判断を引き上げ 安定成長性に加え株主還元の充実も高く評価
 信越化学工業<4063.T>が続伸。みずほ証券は、安定成長性に加え株主還元の充実も高く評価。投資判断は「中立」→「買い」に引き上げ、目標株価は6300円→5500円に引き下げた。

 みずほでは、四半期3カ月累計営業利益が対前年同期比で増加に転ずるのは26/3期3Qもしくはそれ以降と予想しているが、現在の株価水準からは約26%の株価上昇余地を想定している。強靭な財務体質及び主要事業領域における高い競争力等に対する高評価を再確認、27/3期末の現金及び預金と流動資産の有価証券の合計額は1兆7800億円(25/3期末は1兆8117億円)と予想し、27/3期以降も年間3000億円程度の自社株買いが継続される可能性もあると判断している。


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