前場コメント No.7 サイカ屋、ＶＡＬＵＥＮＥＸ、トーホー、ブリヂストン、住友林、伊藤忠
★9:52 さいか屋－4日ぶり大幅反発 小泉進次郎氏、総裁選出馬の意向と伝わる
さいか屋<8254.T>が4日ぶり大幅反発。自民党の小泉進次郎農相が党総裁選に立候補する意向を固めたと報じられたことが好感されている。
12日付の読売新聞朝刊によれば、複数の陣営関係者が明らかにしたもよう。週末にも選挙区（衆院神奈川11区、横須賀、三浦両市）の支援者らに伝え、来週に記者会見を開き、表明する方向で調整しているようだ。
小泉氏の出馬意向が報じられたことで、横須賀市内に店舗を構える百貨店の同社、ライドシェア関連のアディッシュ<7093.T>や大和自動車交通<9082.T>などが買われている。
さいか屋<8254.T>が4日ぶり大幅反発。自民党の小泉進次郎農相が党総裁選に立候補する意向を固めたと報じられたことが好感されている。
12日付の読売新聞朝刊によれば、複数の陣営関係者が明らかにしたもよう。週末にも選挙区（衆院神奈川11区、横須賀、三浦両市）の支援者らに伝え、来週に記者会見を開き、表明する方向で調整しているようだ。
小泉氏の出馬意向が報じられたことで、横須賀市内に店舗を構える百貨店の同社、ライドシェア関連のアディッシュ<7093.T>や大和自動車交通<9082.T>などが買われている。
★9:55 ＶＡＬＵＥＮＥＸ－急落 前期営業損益は計画下振れ 今期は非開示
ＶＡＬＵＥＮＥＸ<4422.T>が急落。同社は11日、25.7期通期の連結営業損益は7300万円の赤字（前の期は400万円の黒字）だったと発表した。会社計画の3900万円の赤字から下振れた。
北米大手顧客の内3社の社内体制変更とトランプ関税の影響、一部案件の成約が遅延していることにより、計画していた米国のコンサルティング売り上げが前回予想から減少する見込みとなったことなどが響いた。
26.7期の業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定が困難であると判断し、非開示とした。
ＶＡＬＵＥＮＥＸ<4422.T>が急落。同社は11日、25.7期通期の連結営業損益は7300万円の赤字（前の期は400万円の黒字）だったと発表した。会社計画の3900万円の赤字から下振れた。
北米大手顧客の内3社の社内体制変更とトランプ関税の影響、一部案件の成約が遅延していることにより、計画していた米国のコンサルティング売り上げが前回予想から減少する見込みとなったことなどが響いた。
26.7期の業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定が困難であると判断し、非開示とした。
★10:02 トーホー－急落 通期営業益を下方修正 上期は0.5％減
トーホー<8142.T>が急落。同社は11日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の82.0億円から79.0億円（前期比5.4％増）に下方修正すると発表した。
上期において、海外子会社で販売の不振や取り扱い商品の相場高騰により売上総利益率・額が低下したことなどにより、当初の予想値を下回ったことなどを踏まえた。
26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は34.5億円（前年同期比0.5％減）だった。
トーホー<8142.T>が急落。同社は11日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の82.0億円から79.0億円（前期比5.4％増）に下方修正すると発表した。
上期において、海外子会社で販売の不振や取り扱い商品の相場高騰により売上総利益率・額が低下したことなどにより、当初の予想値を下回ったことなどを踏まえた。
26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は34.5億円（前年同期比0.5％減）だった。
★10:03 ブリヂストン－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ 26/12期は業界一の利益成長に期待
ブリヂストン<5108.T>が堅調。ＳＭＢＣ日興証券では、26/12期は業界一の利益成長に期待。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は6700円→8000円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、25/12期1Q決算後のCEOスモールではTB回復や構造改革が進展するなかで、明るい兆しが見えつつあることが示されたと指摘。未だ「楽観」よりも「懐疑」に近い状態も、足枷となっているブラジルは25/12期4Qからの黒字転換、欧州は26/12期下期からの成長により収益力が回復する見通しも示されているという。これまでも経営トップのリーダーシップが発揮される状況において業績は改善してきた経緯にあり、26/12期は石橋CEO体制下での構造改革（第2フェーズ）の刈り取りが進むことで、従来困難と思われた中計目線の調整後OPM13%達成の確度も高まる状況とみている。
ブリヂストン<5108.T>が堅調。ＳＭＢＣ日興証券では、26/12期は業界一の利益成長に期待。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は6700円→8000円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、25/12期1Q決算後のCEOスモールではTB回復や構造改革が進展するなかで、明るい兆しが見えつつあることが示されたと指摘。未だ「楽観」よりも「懐疑」に近い状態も、足枷となっているブラジルは25/12期4Qからの黒字転換、欧州は26/12期下期からの成長により収益力が回復する見通しも示されているという。これまでも経営トップのリーダーシップが発揮される状況において業績は改善してきた経緯にあり、26/12期は石橋CEO体制下での構造改革（第2フェーズ）の刈り取りが進むことで、従来困難と思われた中計目線の調整後OPM13%達成の確度も高まる状況とみている。
★10:13 住友林業－4日ぶり反発 米利下げ期待で買い優勢 8月CPIはおおむね予想通り
住友林業<1911.T>が4日ぶり反発。米8月消費者物価指数（CPI）がおおむね市場予想通りとなったことなどが好感されている。
CPIの結果や、米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことを受け、米10年債利回りが一時4％を下回る水準に低下。フェドウォッチの9月利下げ確率は90％を超えている。利下げによる住宅需要回復への期待から、米国で戸建て事業を展開している同社にも買いが入っている。
住友林業<1911.T>が4日ぶり反発。米8月消費者物価指数（CPI）がおおむね市場予想通りとなったことなどが好感されている。
CPIの結果や、米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことを受け、米10年債利回りが一時4％を下回る水準に低下。フェドウォッチの9月利下げ確率は90％を超えている。利下げによる住宅需要回復への期待から、米国で戸建て事業を展開している同社にも買いが入っている。
★10:13 伊藤忠商事－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ 正念場からの打ち返しが重要
伊藤忠商事<8001.T>が小幅高。ＳＭＢＣ日興証券では、正念場からの打ち返しが重要と指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は8410円→9330円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、株価に関して大手他商社と比べると若干劣後している点について、（1）景気の霧が晴れるとの期待値下では、株価の景気鈍化局面での相対ディフェンシブ性が発揮しづらいことに加えて、（2）物足りない26/3期1Q決算を契機に、実態純利益の伸び率に対する期待値が低下しつつあることの2点が背景と考えている。今後、（1）景気減速が大きく顕在化せず、（2）の実態ベースの伸び率が上向く期待値を持ちづらい場合、他社比での株価パフォーマンスは劣後の状態が続く可能性があるという。もっとも、中長期の利益成長に繋がる新たな優良案件への投資、今期不調事業の改善策、ハンズオン経営の進化等の打ち手が今後講じられる方向感と思料している。
伊藤忠商事<8001.T>が小幅高。ＳＭＢＣ日興証券では、正念場からの打ち返しが重要と指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は8410円→9330円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、株価に関して大手他商社と比べると若干劣後している点について、（1）景気の霧が晴れるとの期待値下では、株価の景気鈍化局面での相対ディフェンシブ性が発揮しづらいことに加えて、（2）物足りない26/3期1Q決算を契機に、実態純利益の伸び率に対する期待値が低下しつつあることの2点が背景と考えている。今後、（1）景気減速が大きく顕在化せず、（2）の実態ベースの伸び率が上向く期待値を持ちづらい場合、他社比での株価パフォーマンスは劣後の状態が続く可能性があるという。もっとも、中長期の利益成長に繋がる新たな優良案件への投資、今期不調事業の改善策、ハンズオン経営の進化等の打ち手が今後講じられる方向感と思料している。
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