前場コメント No.4 日アビオ、ダイフク、ルネサス、NTTDIM、沖縄セルラー、東映アニメ
★9:10 日本アビオニクス-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は72%増
日本アビオニクス<6946.T>が買い気配。同社は28日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の32.0億円から40.0億円(前期比43.0%増)に上方修正すると発表した。
情報システムにおいて高水準の防衛予算を背景として、上期の受注高が大幅に増加するとともに、電子機器も堅調に進ちょくしていることを踏まえた。
26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は19.8億円(前年同期比72.1%増)だった。
日本アビオニクス<6946.T>が買い気配。同社は28日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の32.0億円から40.0億円(前期比43.0%増)に上方修正すると発表した。
情報システムにおいて高水準の防衛予算を背景として、上期の受注高が大幅に増加するとともに、電子機器も堅調に進ちょくしていることを踏まえた。
26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は19.8億円(前年同期比72.1%増)だった。
★9:12 ダイフク-SBIが目標株価引き上げ 主力事業の構造的成長と会社の運営品質の底上げに注目
ダイフク<6383.T>が3日ぶり反発。SBI証券では、主力事業の構造的成長と会社の運営品質の底上げに注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を4800円→5800円と引き上げた。
同社株価は過去3カ月余り上昇を続け、2021年1月に記録した上場来高値を更新。現在の株価水準を踏まえ、利食いを推奨する向きが出始める可能性はあるが、同社業績は依然として主力事業の構造的成長に支えられており、市場コンセンサス予想にも上振れ余地が残ると見込まれる。加えて、先般開催された「IR Day2025」においても、同社の「構造的成長の継続性」と「会社の運営品質の底上げ」が再確認されたことを勘案し、SBIでは「買い」を継続している。
ダイフク<6383.T>が3日ぶり反発。SBI証券では、主力事業の構造的成長と会社の運営品質の底上げに注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を4800円→5800円と引き上げた。
同社株価は過去3カ月余り上昇を続け、2021年1月に記録した上場来高値を更新。現在の株価水準を踏まえ、利食いを推奨する向きが出始める可能性はあるが、同社業績は依然として主力事業の構造的成長に支えられており、市場コンセンサス予想にも上振れ余地が残ると見込まれる。加えて、先般開催された「IR Day2025」においても、同社の「構造的成長の継続性」と「会社の運営品質の底上げ」が再確認されたことを勘案し、SBIでは「買い」を継続している。
★9:14 ルネサス-大幅反発 3Q累計営業益33%減 コンセンサス上回る
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が大幅反発。同社は30日9時、25.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益(IFRS)は1339億円(前年同期比33.3%減)だったと発表した。純損益は691億円の赤字(前年同期は1973億円の黒字)だった。市場コンセンサスはそれぞれ1066億円、1308億円の赤字。
自動車向け事業、産業・インフラ・IoT向け事業ともに前四半期比では売上収益が増加し、営業利益率も上昇した。前年同期比では市場の軟化、流通在庫の調整、稼働率の低下により営業減益だった。
従来未定だった25.12期通期のNon-GAAP売上収益予想は1兆3001億円~1兆3151億円(前期比3.6%減~2.5%減)とした。想定為替レートは1米ドル149円、1ユーロ167円となる。
なお、コンセンサスを上回る着地だったことから、株価は買いが優勢となっている。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が大幅反発。同社は30日9時、25.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益(IFRS)は1339億円(前年同期比33.3%減)だったと発表した。純損益は691億円の赤字(前年同期は1973億円の黒字)だった。市場コンセンサスはそれぞれ1066億円、1308億円の赤字。
自動車向け事業、産業・インフラ・IoT向け事業ともに前四半期比では売上収益が増加し、営業利益率も上昇した。前年同期比では市場の軟化、流通在庫の調整、稼働率の低下により営業減益だった。
従来未定だった25.12期通期のNon-GAAP売上収益予想は1兆3001億円~1兆3151億円(前期比3.6%減~2.5%減)とした。想定為替レートは1米ドル149円、1ユーロ167円となる。
なお、コンセンサスを上回る着地だったことから、株価は買いが優勢となっている。
★9:15 NTTDIM-3日続落 上期営業益4.5倍も材料出尽くし
NTTデータイントラマート<3850.T>が3日続落。同社は28日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は6.8億円(前年同期比4.5倍)だったと発表した。市場コンセンサスは5.9億円。
ソフトウェア事業では、注力しているサブスクリプション型ライセンスの販売が好調だったほか、クラウド型サービスも堅調だった。サービス事業では、「intra-mart」を利用したシステム開発やコンサルティングなどの周辺サービスの受注活動が好調に推移したことに加え、継続中の大型システム開発案件も順調に進ちょく。これらにより、両事業とも増収となったとしている。
なお株価は、材料出尽くしとなり、売りが優勢となっている。
NTTデータイントラマート<3850.T>が3日続落。同社は28日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は6.8億円(前年同期比4.5倍)だったと発表した。市場コンセンサスは5.9億円。
ソフトウェア事業では、注力しているサブスクリプション型ライセンスの販売が好調だったほか、クラウド型サービスも堅調だった。サービス事業では、「intra-mart」を利用したシステム開発やコンサルティングなどの周辺サービスの受注活動が好調に推移したことに加え、継続中の大型システム開発案件も順調に進ちょく。これらにより、両事業とも増収となったとしている。
なお株価は、材料出尽くしとなり、売りが優勢となっている。
★9:18 沖縄セルラー-SBIが目標株価引き上げ 料金改定フェーズ序盤、筋肉質な顧客基盤へ
沖縄セルラー電話<9436.T>が4日ぶり反発。SBI証券では、料金改定フェーズ序盤、筋肉質な顧客基盤へと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2935円→3100円と引き上げた。
6月の新プランおよび8月の料金改定を通じ、ARPU上昇が確認された点はポジティブと指摘。短期的にはモバイル純減局面にあるものの、長期利用かつ単価の高い顧客層が残存しており、量から質への転換が進行している印象。総還元利回りは4.5%であり、現中計に基づくキャッシュアロケーション方針を踏まえると、31.3期までの連続増配と自己株式取得の継続が見込まれるとしている。
沖縄セルラー電話<9436.T>が4日ぶり反発。SBI証券では、料金改定フェーズ序盤、筋肉質な顧客基盤へと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2935円→3100円と引き上げた。
6月の新プランおよび8月の料金改定を通じ、ARPU上昇が確認された点はポジティブと指摘。短期的にはモバイル純減局面にあるものの、長期利用かつ単価の高い顧客層が残存しており、量から質への転換が進行している印象。総還元利回りは4.5%であり、現中計に基づくキャッシュアロケーション方針を踏まえると、31.3期までの連続増配と自己株式取得の継続が見込まれるとしている。
★9:22 東映アニメ-反発 上期営業益2.1%減もコンセンサス上回る
東映アニメーション<4816.T>が反発。同社は29日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は166億円(前年同期比2.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは164億円。
前年同期に好調だった「スラムダンク」「ゲゲゲの鬼太郎」の国内配信権販売や、主力作品の商品販売などの反動減で減収も、海外商品化権販売の好調に支えられ、おおむね同水準の利益を維持したとしている。
なお、株価はコンセンサス予想を上回る結果となったことで、買いが優勢となっている。
東映アニメーション<4816.T>が反発。同社は29日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は166億円(前年同期比2.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは164億円。
前年同期に好調だった「スラムダンク」「ゲゲゲの鬼太郎」の国内配信権販売や、主力作品の商品販売などの反動減で減収も、海外商品化権販売の好調に支えられ、おおむね同水準の利益を維持したとしている。
なお、株価はコンセンサス予想を上回る結果となったことで、買いが優勢となっている。
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