後場コメント No.2 イオン、マーキュリアHD、JFE、クオンタムS、テラスカイ、U&C

2026/06/01(月) 15:32
★12:59  イオン-大和が目標株価引き下げ 小売事業の減速が懸念材料
 イオン<8267.T>が4日続落。大和証券では、構造改革に期待も小売事業の減速が懸念材料と指摘。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を2200円→1500円に引き下げた。

 大和では、小売事業の減速と中東情勢による原油高影響も踏まえ、営業利益以下の業績予想を減額した。目標株価の27年度予想EV/EBITDA倍率は約7.8倍とする。装置産業的な総合小売業の平均7~8倍に対し、株式需給要因(個人株主の下支えや流動性の高さなど)を考慮。構造改革に期待できる一方で事業環境は厳しく、小売の減速が懸念材料と指摘した。収益性向上策には引き続き注目している。

★13:07  マーキュリアHD-3日ぶり反落 MENOUへ出資
 マーキュリアホールディングス<7347.T>が3日ぶり反落。同社は1日13時、中核会社であるマーキュリアインベストメントが、MENOU(東京都中央区)へ出資を行ったと発表した。
 
 MENOUは、ノーコードで現場の検査ノウハウを反映できる「検査 AI MENOU」を主軸に、ソフトウェアだけにとどまらず、カメラや照明などの撮像構成、顧客の検査自動化をかなえるワーク搬送・排出機構、さらにはロボットアームなど幅広く検査に付随する課題に対して、ワンストップソリューションを提供している。MENOUが提供するソリューションは、製造業にとどまらず、サプライチェーンを構成する多くの企業の業務効率化にも広く貢献しうると確信し、今回出資を決定したとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:14  JFEHD-大和が目標株価引き下げ 配当は支えとなるが全体的な収益環境は厳しい
 JFEホールディングス<5411.T>が5日ぶり大幅反落。大和証券では、配当は支えとなるが全体的な収益環境は厳しいと指摘。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価を2200円→1800円に引き下げた。

 大和では、1株あたりの配当下限80円による株価の下支えを期待する一方、長期金利上昇によって配当利回りの相対的魅力が後退するリスクには留意とした。インド事業を中心に海外成長戦略に前進が見られるが、全体的なファンダメンタルズの観点では国内需要や輸出市況の低迷などを含めて楽観はできない状況と考えている。

★13:18  クオンタムソリューションズ-4日ぶり反発 香港の投資機関とAIDCプロジェクトに関するMOU締結
 クオンタムソリューションズ<2338.T>が4日ぶり反発。同社は1日、香港の投資機関であるIntegrated Capitalとの間で、日本AIデータセンター(AIDC)プロジェクトに関する戦略的協業Memorandum of Understanding(MOU)を締結したと発表した。
 
 同MOUに基づき、両社は日本AIDCプロジェクトに関するファイナンス可能性、産業リソース協業および今後の協業モデルなどについて初期的な協議を行う予定だという。同社は主としてプロジェクト推進および運営関連業務を担う。同協業では、NVIDIA B300、GB300などの高性能GPUシステム関連AIインフラを中心として検討を進める予定であり、市場需要およびプロジェクト進捗状況などを踏まえながら、今後の拡張可能性について慎重に検討していくとした。

★13:22  テラスカイ-ストップ高買い気配 日産と次世代の空力解析ソフトウェアの開発に向けた共同研究開始
 テラスカイ<3915.T>がストップ高買い気配。同社は1日13時10分、グループ会社で量子コンピュータのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行うQuemixが、日産自動車<7201.T>と量子コンピュータを活用した次世代の空力解析フトウェアの開発に向けた共同研究を開始したと発表した。
 
 両社は、早期誤り耐性量子コンピュータ(Early-FTQC)上での実行を想定し、車両の複雑な形状を扱える新しい量子・古典ハイブリッドアルゴリズムを開発。シミュレータ上での実行において、従来の古典コンピュータを用いた解析結果を高精度に再現できることを確認し、共同で特許出願を行ったという。
 
 両社は今回の成果を足掛かりとして共同研究をさらに加速させるという。今後は量子コンピュータ上での空力シミュレーションソフトウェアの実用化をめざし、実際の車両開発プロセスにおける空力解析への適用を推進することで、自動車産業の計算技術におけるパラダイムシフトをけん引するとした。
 

★13:38  U&C-小動き 5月度の既存店売上高4%減
 ユナイテッド&コレクティブ<3557.T>が小動き。同社は1日12時、5月度の既存店売上高は速報値で前年同月比3.9%減だったと発表した。客数は同4.3%増、客単価は同7.9%低下となった。


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