前場コメント No.8 あさひ、NTT、オークマ、川口化、NTTドコモ、エディオンなど

2020/04/06(月) 11:33
★9:56  あさひ-急騰 今期営業益9%増見込む 3月既存店売上高は19%増
 あさひ<3333.T>が急騰。同社は3日、21.2期通期の営業利益予想が43.6億円(前期比9%増)だと発表した。

 中国での新型コロナウイルスの感染拡大によるサプライチェーンへの影響が最大の懸念材料になると考えられるが、中期経営計画「あさひVISION2020-NEXT STAGE-」の最終年度を迎え、達成に向けてより一層取り組みを加速させるとしている。

 20.2期通期の営業利益は40.1億円(前期比2.3%増)だった。旧型フォーマットの店舗を建替え、最新フォーマットへの変更及び売り場面積の拡張を進めたほか、新規に10店舗を出店したことが寄与した。

 合わせて発表した3月度月次営業速報は、既存店売上高が前年比18.5%増となった。
 

★9:56  NTT-大幅高 子会社2社が東京都とローカル5G活用の連携協定締結
 NTT<9432.T>が大幅高。同社子会社のNTT東日本は3日、NTTアグリテクノロジーおよび東京都とローカル5Gを活用した最先端農業の実装に向けた連携協定を締結したと発表した。
 
 ローカル5Gや超高解像度カメラやスマートグラス、自律走行型ロボットなどの先進テクノロジーを活用し、遠隔からの高品質かつ効率的な農業指導や、データを基にした最適な農作業支援の実現など、新しい農業技術の実装を目指すとしている。

★9:59  オークマ-SMBC日興が目標株価引き下げ 21/3期受注は10%減と予想
 オークマ<6103.T>が小幅反発。SMBC日興証券では、21/3期受注は10%減と予想。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は6620円から3700円に引き下げた。

 従来は21/3期受注は前期比3%増の1581億円を予想、2Qから前年同期比プラス化を織り込んでいたが、今回予想では前期比10%減の1319億円と、新型肺炎の影響で特に欧米の受注減少を織り込み1Q、2Qとそれぞれ20%減が続くと見直した。3Q以降は新型肺炎が収束に向かい、特に売上高の4割を占める国内が下支えとなり、前年同期比並みに改善する前提。本格的な回復は22/3期になるとみている。

★9:59  川口化学-急騰 1Q営業益80%増 中間体やその他薬品が好調
 川口化学工業<4361.T>が急騰。同社は3日に、20.11期1Q(12-2月)の連結営業利益は5200万円(前年同期比80.1%増)だったと発表した。上期の会社計画6000万円に対する進ちょくは86.7%。

 中間体が、界面活性剤中間体や農薬中間体が好調だったことなどにより増収となった。また、その他が、潤滑油向けや新規用途向けが好調だったことにより、増収となったことも寄与した。

★10:09  NTTドコモなど-大幅高 国内通信量4割増との報道で通信関連に買い
 NTTドコモ<9437.T>、KDDI<9433.T>、ソフトバンク<9434.T>など、通信株が高い。日本経済新聞電子版が4日、新型コロナウイルスの感染拡大で、世界的にデータ通信量が急増していると報じたことが材料。

 記事によれば、国内通信大手の調べでは3月下旬の通信量(日中)は2月比で最大4割増。世界でも同様にデータ通信量が膨らんでいるとしている。。

 これを受けて、通信関連に買いが向かっている。NTTドコモは前日比6%高、KDDIは同7%高、ソフトバンクは同4%上昇する場面があった。
 

★10:14  エディオン-大幅高 愛知県内53店舗目となるエディオン豊田四郷店オープン
 エディオン<2730.T>が大幅高。同社は3日、エディオン豊田四郷店を17日新設オープンすると発表した。愛知環状鉄道の四郷駅から徒歩5分ほどで、売場面積493坪の総合家電専門店。愛知県内で53店舗目の直営店としている。なお、株価は前日まで5日間続落していたこともあり、地合いの良さと同発表を材料に買い向かっている。


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