科研製薬-急騰 豪大学「イベルメクチンに効果」と発表の報道で思惑
科研製薬<4521.T>が急騰。新型コロナウイルスの感染が世界に広がるなか、メルボルンのモナッシュ大学の研究チームが4日、アタマジラミ症などの寄生虫感染症の治療薬「イベルメクチン」が、新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表したことが手がかり。
これを受け、5日にも一部メディアで同内容に関するニュースが掲載されていたが、6日から7日にかけて多くのメディアに掲載されたほか、ヤフーニュースにも取り上げられたことで改めて注目を集めている。
同社は2019年2月に「イベルメクチン0.5%外用剤」の日本での開発及び販売に関するライセンス契約をArbor Pharmaceuticals(本社:米国ジョージア州)と締結しており、思惑的な買いが向かっているようだ。
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