前場コメント No.9  スターティア、長谷工、任天堂、青山商、池上通、ポーラオルHD

2020/07/07(火) 11:36
★10:23  スターティア-急騰 C-design社新設 シェアオフィス事業など展開
 スターティアホールディングス<3393.T>が急騰。同社は6日、C-design(東京都新宿区)が、スターティアの100%子会社として7月1日付けで新設され、事業をスタートしたと発表した。

 C-designの事業領域は、 通信システム機器販売・設計・施工・保守メンテナンスやェアオフィス関連事業のアウトソーシングサービスなど。シェアオフィスの利用者に多い「スタートアップ企業と個人事業主」において、事業成長支援に対する高いニーズを受け、設立したとしている。

★10:30  長谷工-底堅い アウトソーシング子会社などと連携 MRソリューション共同開発
 長谷工コーポレーション<1808.T>が底堅い。同社は6日、アウトソーシング<2427.T>子会社のアウトソーシングテクノロジーおよび日本マイクロソフト(東京都港区)と連携し、最先端のデジタル技術を活用した建設・不動産業界における生産性改革を推進すると発表した。

 今回、連携の一環としてマンションの外壁タイル打診検査のためのMR(複合現実)ソリューション「AR 匠 RESIDENCE(エーアールタクミレジデンス)」を共同開発したという。マンションのタイル打診検査にMRが活用されるのは国内初であり、全体業務の約30%を削減できることが判明したとしている。

★10:32  任天堂-新高値 東京都で新規感染5日連続100人超 巣ごもり物色再燃で5万2000円に迫る勢い
 任天堂<7974.T>が新高値。東京都が6日、新たに新型コロナウイルスの感染者102人を確認したと発表したことが材料。都内の1日あたりの感染者数は5日連続で100人超となった。感染拡大第2波への懸念が強まったことから、巣ごもり関連銘柄として同社株に再び買いが集まっている。

 9時58分時点で、株価は6月22日に付けた5万0600円を大幅に上回る5万1910円(前日比2.9%高)を付け、年初来高値を更新。その後も高値圏で推移している。

★10:41  青山商事-反落 6月度既存店売上高35%減 客数は6%減
 青山商事<8219.T>が反落。同社は7日10時30分、6月度のビジネスウェア事業の既存店売上高は前年同期比34.8%減と発表した。5月度の既存店売上高57.8%減と比べ、減少率は改善した。客数は同6.1%減、客単価は同30.6%低下だった。なお、洋服の青山の6月末店舗数は785店舗(前月は795店舗)となった。

★10:42  池上通信機-反落 中国放送より4K中型中継車設備および4Kカメラ設備を一括受注
 池上通信機<6771.T>が反落。同社は7日10時10分に、中国放送より、4K中型中継車設備および4Kカメラ設備を一括受注したと発表した。

 この中継車は、中国放送の主な中継業務であるマツダスタジアムでのプロ野球をはじめ、駅伝、ラグビーなどのスポーツや、ひろしまフラワーフェスティバルなどの各種イベントで使用される予定。なお、2021年2月の納車を予定している。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。


★10:46  ポーラオルHD-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 株価回復には新材料が必要
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、株価回復には新材料が必要と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2200円から1900円に引き下げた。

 ポイントとしては、1)20/12期の会社計画は妥当な印象、増収に転じるのは4Q(10-12月)とみている、2)21/12期営業利益予想の前期比41.8%増は資生堂、コーセーと比べると増益率が小さく、投資対象としてやや魅力に欠けると指摘、3)ただし、バリュエーションのディスカウントでは悪材料は織り込み済みと考えている。コロナ禍では、他社に比べカウンセリングやエステを行う接触営業が中心であることで落ち込みが大きく、通販を主とする「オルビス」も販売チャネルの強みを生かせず、人気が低迷しているのが業績の背景であると解説している。


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