ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル 18年5月以来の高値
1日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。2時時点では1.2038ドルと24時時点(1.1994ドル)と比べて0.0044ドル程度のユーロ高水準。投資家のリスク選好ムードが強く、ドル売りが優勢となる中、テクニカル的に重要なポイントとして意識されていた9月1日の高値1.2011ドルを上抜けし、買いが加速。一時1.2054ドルまで上値を伸ばし、2018年5月1日以来の高値を更新した。
英・欧州連合(EU)の通商交渉をめぐり、神経質な動きが続いているポンドドルは今週中の合意期待を支えにユーロドルの上昇につられ、1.3441ドルまで9月1日以来の高値を更新したが、1.34ドル割れに押し戻された。
ユーロ円はしっかり。2時時点で125.68円と24時時点(125.31円)と比べて37銭程度のユーロ高水準。リスクオンの円売りとユーロドルの上昇を支えに、125.80円まで9月14日以来の高値を更新した。
ドル円は伸び悩む。2時時点では104.40円と24時時点(104.47円)と比べて7銭程度のドル安水準。米株高・米長期金利の上昇を支えに24時過ぎに104.58円まで買われたが、ユーロドルでドル売りが加速したことが重しとなり、104.33円近辺まで押し戻された。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、米景気回復は予想より早いものの、回復までの道のりは長く、中期的に上サイドのリスクがあると述べた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:104.18円 - 104.58円
ユーロドル:1.1927ドル - 1.2054ドル
ユーロ円:124.41円 - 125.80円
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