IPO銘柄詳細
PRISM BioLab
コード | 市場 | 業種 | 売買単位 | 注目度 |
---|---|---|---|---|
206A | 東証グロース | 医薬品 | 100株 | B |
スケジュール
スケジュール | |
---|---|
仮条件決定 | 2024/06/14 |
ブックビルディング期間 | 2024/06/17 - 06/21 |
公開価格決定 | 2024/06/24 |
申込期間 | 2024/06/25 - 06/28 |
払込期日 | 2024/07/01 |
上場日 | 2024/07/02 |
価格情報 | |
---|---|
想定価格 | 435円 |
仮条件 | 435 - 450円 |
公開価格 | 450円 |
初値予想 | 450円 |
初値 | 489円 |
- スケジュールは上場企業都合により変更になる場合があります。
基本情報
代表者名 | 竹原 大(上場時61歳1カ月)/1963年生 |
---|---|
本店所在地 | 神奈川県藤沢市村岡東 |
設立年 | 2012年 |
従業員数 | 22人 (2024/04/30現在)(平均44歳、年収680.8万円) |
事業内容 | 独自の創薬基盤(PepMetics技術)を用いた新規医薬品の研究・開発 |
URL | https://prismbiolab.com/ |
株主数 | 31人 (目論見書より) |
資本金 | 762,246,000円 (2024/05/27現在) |
上場時発行済株数 | 35,354,800株(別に潜在株式4,412,400株) |
公開株数 | 4,600,000株(公募4,000,000株、オーバーアロットメント600,000株) |
調達資金使途 | 研究開発費、設備購入費 |
連結会社 | 0社 |
シンジケート
公開株数4,000,000株(別に600,000株)/海外分含む
種別 | 証券会社名 | 株数 | 比率 |
---|---|---|---|
主幹事証券 | SMBC日興 | 3,280,000 | 82.00% |
引受証券 | 大和 | 240,000 | 6.00% |
引受証券 | みずほ | 200,000 | 5.00% |
引受証券 | SBI | 160,000 | 4.00% |
引受証券 | 岩井コスモ | 40,000 | 1.00% |
引受証券 | 松井 | 40,000 | 1.00% |
引受証券 | 丸三 | 40,000 | 1.00% |
大株主(潜在株式を含む)
大株主名 | 摘要 | 株数 | 比率 |
---|---|---|---|
DBJキャピタル投組 | 投資業(ファンド) | 5,829,000 | 16.30% |
大和日台バイオベンチャー2号投組 | 投資業(ファンド) | 4,308,200 | 12.05% |
WMグロース3号投組 | 投資業(ファンド) | 3,965,800 | 11.09% |
ライフサイエンス3号投組 | 投資業(ファンド) | 2,965,400 | 8.29% |
Eli Lilly and Company | 共同研究・ライセンス契約先 | 2,500,000 | 6.99% |
竹原大 | 代表取締役 | 2,279,000 | 6.37% |
中島喜一郎 | 特別利害関係者など | 1,872,000 | 5.23% |
Newton Biocapital I Pricaf pri | 投資業(ファンド) | 1,250,000 | 3.49% |
santec Holdings(株) | 特別利害関係者など | 1,250,000 | 3.49% |
大原薬品工業(株) | ライセンス契約先 | 1,000,000 | 2.80% |
竹田英樹 | 特別利害関係者など | 935,000 | 2.61% |
業績動向(単位:百万円)
決算期 | 種別 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|
2024/09 | 単独中間実績 | 115 | -334 | -322 | -336 |
2024/09 | 単独会社予想 | 300 | -888 | -914 | -1,160 |
2023/09 | 単独実績 | 112 | -496 | -497 | -526 |
2022/09 | 単独実績 | 554 | 66 | 78 | 72 |
売上高
営業利益
経常利益
純利益
1株あたりの数値(単位:円)
決算期 | 種別 | EPS | BPS | 配当 |
---|---|---|---|---|
2024/09 | 単独会社予想 | -37.22 | 87.50 | 0.00 |
参考類似企業
事業詳細
創薬ベンチャー。独自の創薬基盤技術「PepMetics(ペプメティクス)技術」を活用した医薬品を研究開発し、製薬会社などと提携、共同研究、導出することにより収入を得ている。
ペプメティクス技術とは、ヘリックス(ら旋)構造のペプチドの一部を模倣した低分子有機化合物によって、病気の引き金にもなる細胞内のタンパク質間相互作用(PPI)を制御しようというものである。3次元的に複数の接点を持つことで、従来の低分子化合物では十分な結合ができなかった結合部分のポケットが大きいPPIにも強く結合する。ポケットが大きくても対応できる技術にはタンパクや抗体を使ったバイオ医薬もあるが、高分子のため細胞外からのみの作用になり副作用が生じやすい。同技術は低分子のため細胞膜を通過でき、細胞の中に伝えられたシグナルの下流にて、治療に必要なシグナルだけを止めることが可能となる。
なお、実質的な創業は旧会社が設立された2006年11月であり、現会社は12年4月に自社開発事業を分社化した際に新設された。18年10月に合併した際、新設会社が存続した。
1.自社開発事業
自社でHit化合物の創出、臨床候補化合物への最適化を行い、非臨床試験を進めながら開発パートナーとなる製薬会社を探し、導出している。エーザイと共同創製し、エーザイに導出したがんを適応症とする「E7386」と、大原薬品に導出した肝硬変を適応症とする「PRI-724」の導出実績がある。これらはともに現在、第2相臨床試験を実施しており、POC(創薬概念の検証)を達成している。
2.共同開発事業
創薬標的をすでに持っている製薬会社などをパートナーとし、ペプメティクス技術を活用してヒット化合物を創出し、最適化している。独メルク社や仏セルヴィエ社、米リリー社などと提携しており、それぞれ創薬標的を定めてヒット化合物を探索している。
収入総額は自社開発事業に比較すると小さいが、投資負担が少なく初めから収益化が見込めることが特徴だ。今後は年に2件程度の新規契約を目標とする。
2023年9月期の売上高構成比は、自社開発事業44.3%、共同開発事業55.7%。主な販売先は大原薬品44.3%、仏レ・ラボラトワール・セルヴィエ18.6%、アステラス製薬16.0%、スイスのエフ・ホフマン・ラ・ロシュ10.7%、米イーライリリー・アンド・カンパニー10.4%。
ペプメティクス技術とは、ヘリックス(ら旋)構造のペプチドの一部を模倣した低分子有機化合物によって、病気の引き金にもなる細胞内のタンパク質間相互作用(PPI)を制御しようというものである。3次元的に複数の接点を持つことで、従来の低分子化合物では十分な結合ができなかった結合部分のポケットが大きいPPIにも強く結合する。ポケットが大きくても対応できる技術にはタンパクや抗体を使ったバイオ医薬もあるが、高分子のため細胞外からのみの作用になり副作用が生じやすい。同技術は低分子のため細胞膜を通過でき、細胞の中に伝えられたシグナルの下流にて、治療に必要なシグナルだけを止めることが可能となる。
なお、実質的な創業は旧会社が設立された2006年11月であり、現会社は12年4月に自社開発事業を分社化した際に新設された。18年10月に合併した際、新設会社が存続した。
1.自社開発事業
自社でHit化合物の創出、臨床候補化合物への最適化を行い、非臨床試験を進めながら開発パートナーとなる製薬会社を探し、導出している。エーザイと共同創製し、エーザイに導出したがんを適応症とする「E7386」と、大原薬品に導出した肝硬変を適応症とする「PRI-724」の導出実績がある。これらはともに現在、第2相臨床試験を実施しており、POC(創薬概念の検証)を達成している。
2.共同開発事業
創薬標的をすでに持っている製薬会社などをパートナーとし、ペプメティクス技術を活用してヒット化合物を創出し、最適化している。独メルク社や仏セルヴィエ社、米リリー社などと提携しており、それぞれ創薬標的を定めてヒット化合物を探索している。
収入総額は自社開発事業に比較すると小さいが、投資負担が少なく初めから収益化が見込めることが特徴だ。今後は年に2件程度の新規契約を目標とする。
2023年9月期の売上高構成比は、自社開発事業44.3%、共同開発事業55.7%。主な販売先は大原薬品44.3%、仏レ・ラボラトワール・セルヴィエ18.6%、アステラス製薬16.0%、スイスのエフ・ホフマン・ラ・ロシュ10.7%、米イーライリリー・アンド・カンパニー10.4%。
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