〔Market Flash〕米株下落とFRBハト派転換の可能性~野村

2022/05/24(火) 10:05
【10:00】米株下落とFRBハト派転換の可能性~野村  野村証券では米国株に関して、足元では将来的な景気減速を先取りする形で株価下落が進行しているとみている。ただし、現時点で明確な景気減速を示す実体指標は少ないとコメント。野村ではFRBが6・7月の追加利上げ幅をそれぞれ50bpにとどめるとともに、6月FOMCでの政策金利見通しの上方修正を小幅なものにとどめると予想。これを受けて市場では過度な利上げによる景気減速懸念がいったん解消し、株価・金利は上昇すると見込んでいる。また、実質金利の上昇がインフレ期待の抑制に結びつきつつあることから、金利上昇に関しては大幅なものになることは見込み難いと指摘。FRBが一層タカ派姿勢を強める必要性は低下しているとの見方から、金利が上昇しても10年3%台前半までにとどまると予想している。 【9:35】小売では調達リスクとインバウンド需要が注目点として浮上~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、22年度の小売/専門店セクターのテーマとして、「コスト増のなか値上げを進めながら成長持続できる企業探し」を掲げている。直近では、上海ロックダウンの影響などで夏物商品の調達が間に合うかといった「調達リスク」や、訪日客受け入れ再開が話題に上りはじめる中で「インバウンド需要」も注目されるようになってきたと指摘。当面は、「専門店各社のコスト増への対応」のほか「食品などの値上げが続くなかでの消費者心理」「上海ロックダウンの解除スケジュール」「訪日客受け入れスケジュール」を確認しつつ、夏物販売・収益への影響を見極めることが重要になると考えている。 【8:45】寄り前気配は東京海上、メイテック、シマノ、SOMPOが高い気配値  主力株の寄り前気配では、東京海上<8766>+7.34%、メイテック<9744>+6.83%、シマノ<7309>+6.48%、SOMPO<8630>+5.94%、ニトリHD<9843>+5.19%、川崎船<9107>+5.09%、福山運<9075>+4.90%、スズケン<9987>+4.89%、いすゞ<7202>+4.86%、新生銀<8303>+4.76%などが高い気配値。  一方、キッセイ薬<4547>-14.86%、小野薬<4528>-7.49%、ロート<4527>-6.11%、西鉄<9031>-5.08%、丸一管<5463>-4.80%、上組<9364>-4.03%、凸版印<7911>-3.81%、LIXILG<5938>-3.69%、DENA<2432>-3.36%、第一三共<4568>-3.21%などが安い気配値となっている。
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