前場コメント No.5 三井化学、チェンジ、マイクロニクス、大塚HD、アライドアーキ、富士電機

2022/06/27(月) 11:30
★9:31  三井化学-JPモルガンが投資判断引き上げ 利益は22年度に底打ちへ
 三井化学<4183.T>が続伸。JPモルガン証券では、利益は22年度に底打ちを予想。投資判断は「Underweight」→「Neutral」に引き上げ、目標株価は3050円→3250円に引き上げた。

 四半期業績は価格転嫁の進展、春節からの回復、期末の税金費用剥落により1Qから利益はボトムアウトを予想。バリュエーションについて、相関性の高い石化セグメントのコア営業利益率が2Qに底打ちすると予想しているため落ちないとみている。目標株価は2023年度業績予想と直近の市況下落局面でのボトムである2019年5月のPBR0.78倍を使用して算出したという。

★9:36  チェンジ-3日続伸 「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」に選定
 チェンジ<3962.T>が3日続伸。同社は24日、ESG投資のための代表的な株価指数で、FTSE Russellが提供する、日本企業を対象にしたESG(環境、社会、ガバナンス)投資の指数「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に初めて選定されたと発表した。

 今後も、持続可能な社会の実現に貢献すべく社会課題の解決に積極的に取り組むとともに、多様化するステークホルダーのニーズに応え続けることで、企業価値の向上をめざすとしている。

★9:40  マイクロニクス-続伸 青森工場に新棟建設 110億円投資
 日本マイクロニクス<6871.T>が続伸。同社は24日、青森工場(平川市)に新棟を建設すると発表した。

 投資額は約110億円。同工場ではメモリー半導体向けのプローブカードを製造しているが、フル生産の状況が継続しており、今後もデータセンタ関連投資の継続によるさらなる半導体需要の拡大が予想されるため。竣工予定時期は2024年8月としている。

★9:46  大塚HD-大幅に7日続伸 抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」 フェーズ3で主要評価項目達成
 大塚ホールディングス<4578.T>が変わらずはさみ大幅に7日続伸。同社は27日9時、アルツハイマー型認知症に伴う行動障害(アジテーション)の効能追加を目的とした「ブレクスピプラゾール」のグローバルフェーズ3試験で、結果速報として主要評価項目を達成し有効性を確認したと発表した。

 今後さらに試験結果の解析を進め、有効性および安全性を明らかにしていく予定。すでに終了している2つの試験結果に基づき、2022年後半に米国での承認申請を見込むとしている。

★9:55  アライドアーキテクツ-続伸 投資有価証券売却益3990万円を計上
 アライドアーキテクツ<6081.T>が続伸。同社は24日、保有する投資有価証券(1銘柄)の一部を売却したと発表した。非上場有価証券を売却し、22.12期2Qに投資有価証券売却益3990万円を特別利益として計上する予定としている。

★9:58  富士電機-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 半導体以外の収益改善も進む、SiCの受注も順調
 富士電機<6504.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、半導体以外の収益改善も進む、SiCの受注も順調と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は7450円 →7780円に引き上げた。

 22/3期決算等を受けて、利益予想を上方修正。部材不足等への対応力は極めて高いと考えている。xEV向けではRC-IGBTに加え、SiCの受注が順調。FA部材も好調だが、全般的に収益性は改善してるという。23/3期の営業利益予想は会社計画を上回るとコメント。FA部材の業績や固定費増、中国ロックダウン影響等が保守的に計画に織込まれていると考えている。


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