後場コメント No.1 帝人、住友ベ、川西倉庫、鹿島、ミヨシ、タカトリ

2022/08/08(月) 15:03
★12:31  帝人-後場売り気配 1Q営業益38%減 中国ロックダウンや原材料高など響く
 帝人<3401.T>が後場売り気配。同社は8日11時30分、23.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は108億円(前年同期比37.6%減)だったと発表した。

 マテリアル部門が中国ロックダウンによる販売減や、原燃料価格高騰および物流費の増加の影響を受けた。ヘルスケアにおける医薬品「フェブリク」の後発品参入による販売減と薬価改定も響いた。

 なお、通期ではマテリアルでの堅調な需要を背景とした各事業での生産能力増強、新工場稼働に伴う販売量増効果や為替影響により増収増益の見通しとしている。

★12:32  住友ベークライト-後場売り気配 1Q最終益10%減 金融費用増加など響く
 住友ベークライト<4203.T>が後場売り気配。同社は8日11時30分、23.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は47.1億円(前年同期比10.2%減)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は22.4%。半導体関連材料が好調に推移した一方、金融費用の増加などが響いた。

★12:34  川西倉庫-後場買い気配 上期営業益予想を上方修正 1Qは79%増
 川西倉庫<9322.T>が後場買い気配。同社は8日11時30分、23.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の3.5億円から6.8億円(前期比45.3%増)に上方修正すると発表した。
 
 国内物流事業において貨物の取扱高が当初予想を上回って推移していることや、倉庫業務、港湾運送業務および運送業務の各業務が堅調に推移していることなども寄与する。通期予想については、上期の予想が当初から大きくかい離しているため、現時点では算出困難として取り下げ、未定とした。
 
 23.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は4.3億円(前年同期比78.9%増)だった。

 併せて、中間配当予想を従来の7円から9円(前年同期は8円)に引き上げることも発表した。特別配当2円を実施するとしている。

★12:35  鹿島-7日ぶり反発 1Q営業益29%減 受注高は54%増
 鹿島<1812.T>が7日ぶり反発。同社は5日12時、23.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が188.8億円(前年同期比29.2%減)だったと発表した。

 海外関係会社において、開発事業などの売上総利益が減少したことが影響した。1Q時点の受注高は、開発事業などを含めて前年同期比53.7%増の3604億円(前年同期は2344億円)となった。

★12:39  ミヨシ油脂-後場下げ幅拡大 通期営業損益を下方修正 期末配当予想を減額修正
 ミヨシ油脂<4404.T>が後場下げ幅拡大。同社は5日11時50分、22.12期通期の連結営業損益予想を従来の8.9億円の黒字から2.2億円の赤字(前期は7.0億円の黒字)に引き下げると発表した。

 上期において油脂原料価格の高騰に加えて、エネルギーコストの上昇による影響を吸収することができなかったこともあり、前回予想を下回る見通し。

 22.12期上期(1-6月)の連結営業損益は5.9億円の赤字(前期は8.1億円の黒字)だった。

 また、22.12期の期末配当予想を40円から30円(前期は40円)に修正した。年間配当も同様となる。

★12:42  タカトリ-急落 3Q累計営業益3.1倍 通期計画超過も予想据え置き
 タカトリ<6338.T>が急落。同社は5日、22.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は8.4億円(前年同期比3.1倍)だったと発表した。通期計画5.3億円を上回った。電子機器事業が堅調に推移したほか、製造コストの低減および諸経費の圧縮に努めたことなども寄与した。

 なお、通期計画を据え置いたこともあり、株価は失望売りが優勢となっている。


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