前場コメント No.7 ヘリオス、ソシオネクスト、リコー、ジェイイーティ、エネチェンジ、住友鉱
★9:49 ヘリオス-大幅続伸 米国アサシスの実質的全資産を取得
ヘリオス<4593.T>が大幅続伸。同社は4日、米国アサシスの資産買収を完了し、MultiStemおよびその関連資産の所有者となったと発表した。アサシスは同社と細胞治療医薬品の開発・製造・販売に関し独占的なライセンス契約を締結していたが、2024年1月8日に破産手続きを申請しており、同社がアサシスのほぼ全ての資産を取得する手続きを進めていた。
今回の資産買収により、ライセンス契約に基づく将来マイルストーンとロイヤリティの支払い義務がなくなったほか、MultiStemのIPにより、グローバル開発と提携の新たな機会を得るとしている。
ヘリオス<4593.T>が大幅続伸。同社は4日、米国アサシスの資産買収を完了し、MultiStemおよびその関連資産の所有者となったと発表した。アサシスは同社と細胞治療医薬品の開発・製造・販売に関し独占的なライセンス契約を締結していたが、2024年1月8日に破産手続きを申請しており、同社がアサシスのほぼ全ての資産を取得する手続きを進めていた。
今回の資産買収により、ライセンス契約に基づく将来マイルストーンとロイヤリティの支払い義務がなくなったほか、MultiStemのIPにより、グローバル開発と提携の新たな機会を得るとしている。
★9:51 ソシオネクスト-MSMUFGが投資判断引き上げ CSPからの商談獲得の確度が上昇
ソシオネクスト<6526.T>が大幅高。モルガンスタンレーMUFG証券では、CSPからの商談獲得の確度が上昇として、投資判断を「Equal-weight」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を3100円から5200円に引き上げた。
従来、同社は24-25年に中国5Gネットワーク関連特定商談が減少し、売上高が横ばいから微減となるとの見通しを示してきた。モルガンスタンレーMUFGは2026年業績見通しを株価が織り込むには不確実性が大きいとみて投資判断をEWとしてきたが、同社はCSPの3ナノカスタムチップの商談を獲得する可能性が高まっており、中長期成長見通しは改善した、と指摘している。
ソシオネクスト<6526.T>が大幅高。モルガンスタンレーMUFG証券では、CSPからの商談獲得の確度が上昇として、投資判断を「Equal-weight」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を3100円から5200円に引き上げた。
従来、同社は24-25年に中国5Gネットワーク関連特定商談が減少し、売上高が横ばいから微減となるとの見通しを示してきた。モルガンスタンレーMUFGは2026年業績見通しを株価が織り込むには不確実性が大きいとみて投資判断をEWとしてきたが、同社はCSPの3ナノカスタムチップの商談を獲得する可能性が高まっており、中長期成長見通しは改善した、と指摘している。
★10:04 リコー-続伸 北米で展開する電子証拠開示事業を譲渡
リコー<7752.T>が続伸。同社は3日、北米で展開する電子証拠開示事業を、リーガルサービスを提供するArray(米国)に譲渡したと発表した。
電子情報開示は、米国の民事訴訟において、証拠として使用できる電子データを特定および提供するプロセス。
同事業は同社の顧客業務のアウトソーシングサービスの一部として運営してきたが、事業の選択と集中により、デジタルサービスの成長領域に経営資源を集中させて事業成長を加速するため、譲渡を決定したとしている。
リコー<7752.T>が続伸。同社は3日、北米で展開する電子証拠開示事業を、リーガルサービスを提供するArray(米国)に譲渡したと発表した。
電子情報開示は、米国の民事訴訟において、証拠として使用できる電子データを特定および提供するプロセス。
同事業は同社の顧客業務のアウトソーシングサービスの一部として運営してきたが、事業の選択と集中により、デジタルサービスの成長領域に経営資源を集中させて事業成長を加速するため、譲渡を決定したとしている。
★10:06 JET-大幅高 ラピダス社より新たな研究開発業務の計画と予算が承認
ジェイ・イー・ティ<6228.T>が大幅高。同社は3日、2023年12月1日付けにて開示した「次世代半導体製造技術の研究開発業務受託」について、Rapidus(東京都千代田区)から受託した業務の基礎研究開発業務を完了し、Rapidus社より新たな研究開発業務の2024年度の計画と予算の承認を受けたと発表した。
受託先との守秘義務契約より、取引内容の詳細については非開示としている。
ジェイ・イー・ティ<6228.T>が大幅高。同社は3日、2023年12月1日付けにて開示した「次世代半導体製造技術の研究開発業務受託」について、Rapidus(東京都千代田区)から受託した業務の基礎研究開発業務を完了し、Rapidus社より新たな研究開発業務の2024年度の計画と予算の承認を受けたと発表した。
受託先との守秘義務契約より、取引内容の詳細については非開示としている。
★10:07 エネチェンジ-急騰 投資家からの質問に回答 有報の期限内提出を最優先
ENECHANGE<4169.T>が急騰。同社は3日、投資家からの質問と、その回答について公表した。
投資家からは、EV充電事業におけるSPC(特別目的会社)に関する内容や、会計処理に関しての疑義、上場廃止の可能性について指摘があるなどの質問が寄せられた。
有価証券報告書については、期限である6月28日までに提出することを最優先とし、外部調査委員の調査が迅速に行われるように最大限協力することで、期限内での提出を実施していく所存としている。
ENECHANGE<4169.T>が急騰。同社は3日、投資家からの質問と、その回答について公表した。
投資家からは、EV充電事業におけるSPC(特別目的会社)に関する内容や、会計処理に関しての疑義、上場廃止の可能性について指摘があるなどの質問が寄せられた。
有価証券報告書については、期限である6月28日までに提出することを最優先とし、外部調査委員の調査が迅速に行われるように最大限協力することで、期限内での提出を実施していく所存としている。
★10:08 住友金属鉱山-新高値 銅建値が最高値に 非鉄株が値上がり率トップ
住友金属鉱山<5713.T>が新高値。銅価格の上昇が材料視されているもよう。
4日付けの日本経済新聞朝刊によれば、ENEOSホールディングス<5020.T>傘下のJX金属が3日に、銅の国内相対取引の目安となる建値を2万円引き上げ、1トン140万円にしたという。中国の景気不安が一服し、国際価格が上昇したことなどを反映したもよう。3月に付けた最高値(139万円)を更新したとしている。
非鉄大手の同社は銅鉱山の権益を複数持っており、今後の収益改善に期待した買いが入っているようだ。三井金属鉱業<5706.T>や三菱マテリアル<5711.T>なども買われており、東証の業種別騰落率では非鉄が値上がり率トップとなっている。
住友金属鉱山<5713.T>が新高値。銅価格の上昇が材料視されているもよう。
4日付けの日本経済新聞朝刊によれば、ENEOSホールディングス<5020.T>傘下のJX金属が3日に、銅の国内相対取引の目安となる建値を2万円引き上げ、1トン140万円にしたという。中国の景気不安が一服し、国際価格が上昇したことなどを反映したもよう。3月に付けた最高値(139万円)を更新したとしている。
非鉄大手の同社は銅鉱山の権益を複数持っており、今後の収益改善に期待した買いが入っているようだ。三井金属鉱業<5706.T>や三菱マテリアル<5711.T>なども買われており、東証の業種別騰落率では非鉄が値上がり率トップとなっている。
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