後場コメント No.2 日製鋼、MS&AD、寿スピリッツ、ウィルスマート、ヤマタネ、ヒューリック

2024/06/28(金) 15:06
★13:01  日本製鋼所-丸三が目標株価引き上げ 防衛関連事業の成長期待など考慮
 日本製鋼所<5631.T>が大幅高。丸三証券では、防衛関連事業の成長期待などを考慮。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を3800円→5100円に引き上げた。

 注目の防衛関連機器に関して、国の防衛力整備計画に沿う形で事業規模が24.3期比3倍以上に膨らむ見通しだが、丸三ではリードタイムが3~5年と長い事踏まえて防衛関連機器の売上高は29.3期800億円(24.3期実績241億円)に向けて段階的に増加する想定。防衛関連事業の成長期待および防衛関連企業の株価バリュエーション上昇を考慮し、目標株価を引き上げるとしている。

★13:08  MS&AD-大幅に9日続伸 三井住友銀行と宇宙関連スタートアップ企業などの支援で協業
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が大幅に9日続伸。同社は28日、グループの三井住友海上火災保険が、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>傘下の三井住友銀行と、スタートアップ関連ビジネスの持続的発展を目的とした戦略的パートナーシップ構築に向けて、同日より協業を開始すると発表した。
 
 この協業は、宇宙関連スタートアップ企業に向けた宇宙保険などのリスクソリューションを活用したファイナンス手法の検討などにおける両社の連携を目的としている。両社は、協業を通じて、スタートアップ企業が直面する多様な課題に対する包括的なサポートを提供し、日本のイノベーションエコシステムの発展に貢献するとしている。

★13:17  寿スピリッツ-反発 キャラメルを使用した新ブランドオープン JR博多駅構内に
 寿スピリッツ<2222.T>が反発。同社は28日、キャラメルを使用した新ブランド「Ramely(ラメリー)」をJR博多駅構内いっぴん東通りにオープンすると発表した。なめらかにとろけるキャラメルを黄金の糸と見立て構想し、華やかな紅茶の香りと調和するスイーツに仕上げたとしている。

★13:17  Will Smart-反落 長崎県平戸市と地域振興で包括連携
 Will Smart<175A.T>が反落。同社は28日12時、長崎県平戸市とデジタル技術の活用による地域交通の活性化や、観光活性化のための地域振興策の検討をめざし、包括連携に関する協定を締結すると発表した。
 
 同協定では、同社のモビリティ業界に特化したサービスプラットフォーム構築のノウハウや技術力を活用し、平戸市の観光移動における利便性の向上や地域振興に関する様々な課題解決をさらに推進するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:40  ヤマタネ-底堅い グリーンへ出資し資本提携
 ヤマタネ<9305.T>が底堅い。同社は28日13時、グリーン(東京都港区)へ出資し、資本提携したと発表した。
 
 グリーンは、圃場に設置したIoTセンサーで収集した環境データなどを活用し最適な栽培方法をナビゲートするサービス「e-kakashi(イーカカシ)」により、農業従事者の収益の向上に貢献してきたという。
 
 同社は自らの産地ネットワークを活かし「e-kakashi」を活用した取り組みの普及活動を、グリーンはサービスの導入と技術面における支援を行うという。今後、両社で具体的な協業の内容・条件などを定め、改めて業務提携契約を締結する予定だとしている。

★13:43  ヒューリック-底堅い 東大発のスタートアップへ出資
 ヒューリック<3003.T>が底堅い。同社は28日13時、同社が運営するファンドより、HarvestX(東京都中央区)へ出資したと発表した。
 
 HarvestXは、植物工場におけるイチゴなどの作物の完全自動栽培を目指す東京大学発のスタートアップ企業で、独自開発したロボットやAIで「植物の管理」「授粉」「収穫」の自動化を行い、衛生的で安定した生産と収量増加を実現するソリューションを提供しているという。

 同社グループは新規事業領域でアグリ事業に取り組んでおり、HarvestXとのシナジー創出をめざすとしている。


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