前場コメント No.6 りそなHD、ハイデ日高、平和不、モスフード、ニデック、KeePer技

2024/07/02(火) 11:33
★9:14  りそなHD-3日続伸 りそな銀  住宅ローン団信3億円に 保障上限上げ=日経
 りそなホールディングス<8308.T>が3日続伸。2日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下のりそな銀行と埼玉りそな銀行が、7月から住宅ローンの団体信用生命保険(団信)の保障の上限額を従来の2億円から3億円に引き上げたと報じた。
 
 記事によると、都心部のタワーマンションなど住宅価格の高騰に伴い借入額が増えていることに対応するとしている。

★9:15  ハイデイ日高-続伸 営業益 コロナ前上回る 3-5月期7%増=日経
 ハイデイ日高<7611.T>が続伸。2日付の日本経済新聞朝刊は、同社の2024年3-5月期の単独営業利益が前年同期比7%増の13億円前後だったようだと報じた。新型コロナウイルス禍前の19年3-5月期(12億円)を超えた公算が大きいという。
 
 記事によると、中華料理店「日高屋」で夜間の営業時間を延ばし、既存店売上高が伸びたという。タブレット式の注文端末の導入などで人件費の伸びを抑えたことも寄与したとしている。
 
 3-5月期の決算発表は5日を予定しているという。

★9:15  平和不動産-MSMUFGが目標株価を引き上げ 札幌の大型開発への投資進捗を見極めたい
 平和不動産<8803.T>が小幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、札幌の大型開発への投資進捗を見極めたいと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を3850円から4100円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーMUFGでは、6月10日、三菱地所による売却に対応し、90億円の自社株買いを実施した点に言及。これにより4月公表の新中計で掲げた3年累計で約180億円の株主還元を上回る見通しとなり、追加の自社株買いの可能性は中期的に後退したと考えている。一方、札幌の大型開発投資などに注目。25/3期は営業利益130億円と会社計画達成を予想。27/3期中計目標(営業利益140億円以上、EPS270円以上など)も概ね達成を予想している。

★9:15  モスフード-底堅い 中国本土から撤退=日経
 モスフードサービス<8153.T>が底堅い。2日付の日本経済新聞朝刊は、同社が中国本土の事業から撤退していたことが1日、分かったと報じた。
 
 記事によると、6月中に上海市や福建省などで展開していた6店全てを閉店したという。同社が中国本土から撤退するのは1997年に続き2度目。個人消費低迷で業績が悪化しており、収益改善が見込みにくいことから撤退を決めたとしている。

★9:18  ニデック-底堅い Eve Air Mobilityへ出資
 ニデック<6594.T>が底堅い。同社は1日、米国子会社のニデックモータが、Eve Air Mobility(ブラジル、以下Eve)へ約29億円を出資すると発表した。
 
 今回の出資により、Eveと、その親会社であるエンブラエル社との関係を強化し、同社グループの持つ小型、軽量、高効率のモータ技術を用いて、航空産業の電動化の技術革新リーダーとしての地位を確立するとしている。

★9:19  KeePer技研-急落 6月度の既存店売上高6.5%増 レーティング引き下げを嫌気
 KeePer技研<6036.T>が急落。同社は1日、6月度の既存店売上高は前年同月比6.5%増だったと発表した。24.6期通期では前の期比6.0%増となった。

 なお、国内証券会社によりレーティングが引き下げられたこともあり、株価は売られる展開となっている。


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