前場コメント No.7 Gウイン、ライトアップ、楽天G、デコルテHD、ファンタジー、日立

2024/07/04(木) 11:31
★9:51  ゴールドウイン-反発 5カ年計画策定 最終年度の営業益360億円めざす
 ゴールドウイン<8111.T>が反発。同社は3日、25.3期~29.3期を対象とする中期5カ年経営計画を策定したと発表した。

 最終年度の目標として、売上高1885億円(今期予想は1332億円)、営業利益360億円(同181億円)をめざす。新たな環境目標の新設に加え、売上総利益の獲得に向けた企画・生産の一貫体制、在庫回転率の上昇、売上高販管費率の徹底管理などに取り組む。出店については、中国、韓国を強化するとしている。

★9:51  ライトアップ-反発 中小企業向け資金確保コンサルティング提供開始
 ライトアップ<6580.T>が反発。同社は3日、中小企業向けに資金確保コンサルティングの提供を開始すると発表した。
 
 コンサル業務にAIを積極的に活用することで、1社あたりの対応工数を大幅に低減させることが可能になり、これまで提供が難しかったコンシェルジュ系サービスを中小・零細企業の経営者への提供が可能になったとしている。

★9:58  楽天G-大和が目標株価を引き上げ 着実な業績改善が評価される
 楽天グループ<4755.T>が反発。大和証券では、着実な業績改善が評価されると指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は700円→1000円に引き上げた。

 大和では、24/12期売上収益を前期比8.5%増収の2兆2480億円、Non-GAAP EBITDAは同93%増益の2860億円、と予想している。「インターネットサービス」は同微減益、「フィンテック」は同19%増益、「モバイル」は赤字幅縮小を見込む。23年12月の楽天市場に関するポイントシステム変更、23年10月の楽天証券に関する国内株式の一部取扱手数料無料キャンペーン等あるが、「モバイル」のコスト削減を主因とする採算改善等が跳ね返し大幅増益になるとみている。

★10:02  デコルテHD-小動き 6月度の全社売上高4.5%減
 デコルテ・ホールディングス<7372.T>が小動き。同社は3日、6月度の全社売上高は速報値で前年同月比4.5%減だったと発表した。フォトウエディングサービス全体の売上高は同5.3%減となった。下旬以降の天候不順などにより、撮影件数が減少したことなどが響いた。

★10:06  イオンファンタジー-SMBC日興が目標株価引き下げ 投資リターン発現を待ちたい
 イオンファンタジー<4343.T>が続落。SMBC日興証券では、中国の回復、日本・アセアンでの投資リターンの発現を待ちたいとし、投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価を2600円→2500円に引き下げた。

 SMBC日興では、中国は回復が弱くまだ様子見と判断。日本やアセアンは成長に向けた先行投資により25.2期利益成長は緩やかになるとみており、短期的には株式市場の期待は上がりづらいと考えている。中期的には中国の業績回復、日本やアセアンでの積極投資に対するリターンの創出・利益成長に注目としている。

★10:14  日立製作所-反発 CFO、数千億円の大型M&Aに意欲と伝わる
 日立製作所<6501.T>が反発。ブルームバーグは4日、同社が再び大型の合併・買収(M&A)に乗り出す可能性があると報じた。

 記事によれば、同社の加藤知巳最高財務責任者(CFO)がブルームバーグの取材で明らかにしたという。加藤CFOは、ここ最近は行っていなかった1兆円規模の大型M&Aを来期(26.3期)から始まる次期中期経営計画の期間中はやる可能性があるとした上で、「いずれにしても数千億円ぐらいのM&Aというのは今後もやっていく」と述べたようだ。また、利益率の低い事業の売却を含め資産の入れ替えを今後も積極的に進める考えだとしている。


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