前場コメント No.7 住友林、MS&AD、INC、ライフドリンク、ミツコシイセタン、パンパシHD

2024/07/05(金) 11:30
★9:53  住友林業-SMBC日興が投資評価引き上げ 米国住宅事業の成長が加速しよう
 住友林業<1911.T>が大幅高。SMBC日興証券では、米国住宅事業の成長が加速すると予想。投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に、目標株価を6000円→6400円へそれぞれ引き上げた。

 SMBC日興は、為替動向などを踏まえて業績予想を引き上げた。米国住宅ローン金利の高止まりは続くものの、慢性的な住宅ストック不足や人口増加を背景に米国住宅の底堅い需要は継続していると指摘。今後も同社の力強い利益成長が続くとみている。足元では米国金利の高止まりによる住宅需要減速リスクが意識され株価は調整基調だが、今後の成長見通しを考慮すれば割安感が高まったと判断している。

★9:57  MS&AD-東海東京が目標株価を引き上げ 25/3期は株式市場の上昇を背景に会社計画超過を予想
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、25/3期は株式市場の上昇を背景に会社計画超過を予想。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は2467円→4200円に引き上げた。

 東海東京では、25/3期通期は正味収入保険料が4.63兆円(前年比8.6%増)、当期利益が6250億円(同69.3%増)、グループ修正利益が6450億円(同69.8%増)と予想。国内損保主要2社(国内損保事業)における株式市場の上昇を背景にした有価証券売却益の上振れ等により計画を上回るとみている。26/3期は、正味収入保険料が4.81兆円(前年比3.9%増)、当期利益が7100億円(同13.6%増)、グループ修正利益が7300億円(同13.2%増)と予想している。要因は、(1)国内損保事業における政策株式売却の加速、自動車・火災保険の収支改善、(2)海外事業における引受拡大、自然災害リスクの抑制等を挙げた。

★10:00  INCLUSIVE-急騰 SHAKE Entertainmentと包括パートナー契約締結
 INCLUSIVE<7078.T>が急騰。同社は5日8時50分、SHAKE Entertainment(東京都港区)と、AIとWeb3分野の事業開発を共同で進めるための包括的パートナー契約を締結したと発表した。
 
 同パートナーシップにより、同社グループのメディアやコンテンツ企画力と、SHAKEの先進的なエンターテイメント分野における技術を掛け合わせ、クロスボーダーな事業の共同創出をめざすとしている。

★10:01  ライフドリンク-3日続落 同社製品が楽天上半期ランキング2024で首位独占
 ライフドリンク カンパニー<2585.T>が3日続落。同社は5日9時30分、同社直営店舗「LIFEDRINKオンラインストア楽天市場店」で販売する「強炭酸水ZAO SODA 500ml 24本」が楽天上半期ランキング2024「水・ソフトドリンクジャンル賞(水・ソフトドリンクジャンル1位)」を受賞したと発表した。
 
 同受賞は4年連続となり、また、「強炭酸水 ZAO SODA 48本」も同賞(第2位)を受賞し、当社の「強炭酸水 ZAO SODA」が水・ソフトドリンクジャンルの1位・2位を独占したとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:04  三越伊勢丹-SMBC日興が目標株価引き上げ 28.3期計画が今期射程圏の可能性
 三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が新高値。SMBC日興証券では、28.3期営業利益計画が今期射程圏に入っている可能性を指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を2700円→3800円に引き上げた。

 同社は28.3期営業利益800億円、31.3期1000億円との計画を発表したが、25.3期1Qが好調に推移しており、SMBC日興では25.3期で800億円に近い水準に達する可能性があると考えている。また、同社は現状の還元性向50%に対し不動産開発投資開始前にあたる26.3~28.3期は強化したいとコメント。SMBC日興は詳細が開示される11月に向け期待が高まるとみている。

★10:07  パンパシHD-東海東京が目標株価を引き上げ マーケティング戦略が免税売上高を伸ばす
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が堅調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、マーケティング戦略が免税売上高を伸ばすと指摘。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は4600円→4660円に引き上げた。

 東海東京では、24/6期業績は売上高は前年比8.0%増の2兆921億円、営業利益は同33.2%増の1402億円と予想。国内事業のインバウンド売上高増加及びPB商品を軸とした集客から大幅増益を見込む。25/6期業績は売上高は前年比 6.9%増の2兆2371億円、営業利益は同11.3%増の1560億円と予想している。海外事業は、アジア事業の立て直し苦戦を見込むものの、PB商品開発を強みとして、国内事業の業績成長及び粗利益率の改善を背景に業績成長を見込んでいる。


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