後場コメント No.3 フライングG、LINEヤフー、スターティアHD、きょくと、明和地所、ブライトパス

2024/07/05(金) 15:00
★13:41  フライングガーデン-3日続伸 6月度の既存店売上高12%増
 フライングガーデン<3317.T>が変わらずをはさみ3日続伸。同社は5日11時30分、6月度の既存店売上高は前年同月比12.3%増だったと発表した。全店は同11.3%増となった。

★13:47  LINEヤフー-後場上げ幅拡大 総務相、同社報告書「評価できる」と報道
 LINEヤフー<4689.T>が後場上げ幅拡大。松本剛明総務相が5日の閣議後の記者会見で、同社が1日に提出した情報漏えい問題の再発防止に向けた報告書について「具体的な取り組み内容が示され、評価できる」と述べたことが材料視されているもよう。

 同日13時29分の日本経済新聞電子版報道によれば、松本総務相は「具体的な計画が策定され、セキュリティーガバナンス確保への取り組みが進展している」と指摘。今後については「履行状況を注視したい」と話したとしている。

★14:01  スターティアHD-反発 IR Roboticsと業務提携
 スターティアホールディングス<3393.T>が反発。同社は4日、IR Robotics(東京都千代田区)と業務提携したと発表した。
 
 IR Roboticsは生成AIを用した海外IR動画の制作サービスのサービス拡充、および販売協力を目的に、投資家と企業の架け橋となるIRリリース動画配信サービス「IRTV」を運営しているという。
 
 同提携により、IRTV利用企業は、既存の日本語動画を活用して、効率的かつスピーディーに英語版IRコンテンツを展開することが可能となり、国内外の投資家に対して、より公平かつタイムリーな情報開示を実現できるとしている。

★14:06  きょくとう-後場上げ幅拡大 1Q営業益18%増 新サービスや販促活動による増収が寄与
 きょくとう<2300.T>が後場上げ幅拡大。同社は5日14時、25.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は5.0億円(前年同期比18.2%増)だったと発表した。通期の会社計画1.5億円を上回った。

 利便性を追求した新たなサービスの開始や新規出店と店舗リニューアルを含めた設備投資、春の衣更えシーズンに合わせた販促活動など積極的に実施した。この結果、増収増益となった。なお、同社の売上高は1Q偏重の傾向にあるとしている。

★14:07  明和地所-反落 マンション管理組合向け「kanri.online 理事会ポータル」運用開始
 明和地所<8869.T>が反落。同社は5日14時、独自開発したマンション管理のDXソリューション「kanri.online(管理オンライン)」の管理組合向けの新サービスとして、「kanri.online 理事会ポータル」を、同社グループの明和地所コミュニティが管理するマンションの管理組合で運用を開始したと発表した。
 
 「kanri.online 理事会ポータル」は、マンションの管理組合の書類の保管・管理の利便性向上や、管理会社の理事会運営サポート業務の効率化を実現するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★14:16  ブライトパスバイオ-急騰 iPS-NKT細胞動注療法の第1相治験 人への安全性示す
 ブライトパス・バイオ<4594.T>が急騰。千葉大学病院と理化学研究所生命医科学研究センターは5日、再発・進行頭頸部がん患者を対象としたiPS-NKT細胞動注療法に関する第1相医師主導治験が完了したと発表した。
 
 治験では、iPS-NKT細胞を高用量で投与した際の人での安全性が示された。ナチュラル・キラーT(NKT)細胞はリンパ球の一種で、がんに対して強い攻撃力を持つ。iPS-NKT細胞は、iPS細胞からNKT細胞を分化・作製したものとなる。今後、詳細なデータ解析を行った上で国際誌に内容を発表するとともに、iPS-NKT細胞の有効性を高める新たな治療法の開発に取り組むとしている。
 
 今回の研究については、NKT細胞を用いたガン免疫療法を開発する同社や日本医療研究開発機構(AMED)から支援を受けて実施された。研究結果を受け、同社株が買われている。


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