前場コメント No.8 トーセイ、暁飯島、フェリシモ、カルラ、シュッピン、リヒトラブ

2024/07/08(月) 11:30
★10:13  トーセイ-野村が目標株価引き上げ ホテル事業が好調
 トーセイ<8923.T>が反発。野村証券では、ホテル事業が好調と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は2895円→2930円に引き上げた。

 野村では、ホテル事業を中心に業績予想を引き上げ、従来比で24.11期の営業利益予想を11億円、25.11期を9億円、26.11期を9億円増額修正した。下期は、ホテル事業のADR上昇、ファンド・コンサルティング事業における新規運用受託の増加、再生事業における回転期間が短い中古区分マンションなどに、業績の更なる上振れ余地があるとコメント。来期以降の業績を占う仕入高も通期計画1000億円に対して上期で643億円(契約済だが未受渡の物件含む)と順調な点にも言及した。

★10:19  暁飯島工業-反落 3Q累計営業益2.8倍も通期据え置きを嫌気
 暁飯島工業<1997.T>が反落。同社は5日、24.8期3Q累計(9-5月)の営業利益は6.4億円(前年同期比2.8倍)だったと発表した。24.8期通期の営業益予想は6.3億円となっており、3Q時点で既に超過している。

 完成工事高が増加したことが寄与した。

 なお株価は、良好な進ちょくにもかかわらず通期の上方修正がなかったことが失望を誘い、売りが優勢となっている。

★10:19  フェリシモ-続落 1Q営業赤字転落 新客獲得減や設備投資など響く
 フェリシモ<3396.T>が続落。同社は5日、25.2期1Q(3-5月)の連結営業損益は1億0200万円の赤字(前年同期は1500万円の赤字)だったと発表した。

 中核である定期便事業において潜在顧客へのアプローチが不十分だったことによりECサイトへの流入数が減少し、新規顧客獲得数が減少した。神戸ポートタワー事業において新たな業務委託料が発生したことに加え、次世代のウェブシステム基盤整備の最適化や設備投資を行ったことも響いた。

★10:26  カルラ-6日ぶり反落 上期営業益21%増も利益確定の売り
 カルラ<2789.T>が6日ぶり反落。同社は5日、25.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は1.2億円(前年同期比20.5%増)だったと発表した。

 4月に同社グループ主力業態の「まるまつ」でグランドメニューの改定を行ったほか、各種販促の取り組みも進めた結果、来店客数が前期に引き続き回復傾向となったことが寄与した。

 なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。

★10:30  シュッピン-大幅に4日続伸 6月度の売上高26%増
 シュッピン<3179.T>が大幅に4日続伸。同社は5日、6月度の売上高は速報値で46億8400万円(前年同月比26.4%増)だったと発表した。主軸のカメラ事業が全体、ECともに伸びた。免税売上高も前年に対し順調に推移しているとした。

★10:33  リヒトラブ-4日ぶり反発 1Q営業黒字転換 価格改定効果などが寄与
 リヒトラブ<7975.T>が4日ぶり反発。同社は5日、25.2期1Q(3-5月)の連結営業損益は7400万円の黒字(前年同期は2300万円の赤字)だったと発表した。

 製品の価格改定効果などが寄与した。


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