前場コメント No.6 薬王堂HD、デジアーツ、セリア、商船三井、北興化、JINSHD

2024/07/08(月) 11:30
★9:37  薬王堂HD-反発 上期営業益3.9%増 増収効果などが寄与
 薬王堂ホールディングス<7679.T>が反発。同社は5日、25.2期上期(3-5月)の連結営業利益は14.0億円(前年同期比3.9%増)だったと発表した。

 前年同期比で増収となったことや、販管費率が低下したことも寄与した。

★9:39  デジタルアーツ-急落 レオスが同社株を一部売却 保有割合は5.07%→3.93%
 デジタルアーツ<2326.T>が急落。同社株について、レオス・キャピタルワークスが保有株を一部売却した。7月5日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.07%→3.93%。

★9:44  セリア-続伸 6月度の既存店売上高8%増
 セリア<2782.T>が続伸。同社は5日、6月度の既存店売上高は前年同月比8.1%増だったと発表した。全社は同10.9%増となった。

★9:51  商船三井-野村が目標株価引き上げ 25.3期予想基準PBRは0.7倍と低い
 商船三井<9104.T>が続落。野村証券では、25.3期予想基準PBRは0.7倍と低いと指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は6400円→7700円に引き上げた。

 コンテナ船の運賃前提を変更し、25.3期経常利益予想を大幅に増額。配当性向30%の方針に基づき、同期の配当予想は340円。25.3期予想ROEは16.3%、同PBRは1倍を下回り、魅力的であるとコメント。26.3期にはコンテナ船運賃の正常化により、24.3期並みの経常利益水準を予想しているが、他社に比べて投資やM&Aに積極的で、経営資源を積極的に投下してきたエネルギー事業はケミカルタンカーの会社の買収もあり、順調に利益が拡大している点も評価できるとみている。

★9:54  北興化学工業-大幅高 フォトレジスト製品専用の新工場建設
 北興化学工業<4992.T>が大幅高。同社は5日、同社の電子材料分野の主力製品であるKrFレジスト用原料の生産能力を増強するとともに、半導体産業が求める高品質な製品を供給するため、フォトレジスト製品専用の新工場を建設すると発表した。竣工時期は2026年12月予定だという。
 
 新工場建設により、既存工場(岡山工場合成第5工場)を加えたKrFレジスト用原料の生産能力はおおむね2倍になるという。また、岡山工場におけるファインケミカル事業の生産能力が約21%増強するとしている。

★9:55  北興化学工業-大幅高 上期営業益8.0%減も新工場建設を好感
 北興化学工業<4992.T>が大幅高。同社は5日、24.11期上期(12-5月)の連結営業利益は34.0億円(前年同期比8.0%減)だったと発表した。

 ファインケミカル事業の売上高減少のほか、人的資本投資費用や物流費が増加したことが響いた。

 なお株価は、同日発表された、フォトレジスト製品専用の新工場建設の発表が好感され、買いが優勢となっている。

★9:56  ジンズHD-急騰 6月度の国内既存店売上高27%増
 ジンズホールディングス<3046.T>が急騰。同社は5日、6月度の国内アイウエアショップにおける既存店売上高は速報値で前年同月比27.1%増だったと発表した。全店は同28.7%増となった

 前年に比べ休日が2日多かったことにより、7%程度の押し上げがあった。サマーシーズンに向けた季節性商品である紫外線や光によって変化する可視光調光レンズなどのオプションレンズの需要が、単価上昇に加えて客数増加をけん引したとしている。


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