後場コメント No.4 共立メンテ、トーヨーカネツ、JPHD、ホソカワミクロ、KeePer技、川田TECH、ULS-G

2024/08/13(火) 15:01
★13:57  共立メンテナンス-急落 1Q営業益31%増 コンセンサス下回る
 共立メンテナンス<9616.T>が急落。同社は9日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は38.2億円(前年同期比31.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは41.0億円。

 コスト上昇などの影響を受けたものの、インバウンドの増加もありホテル事業が好調に推移した。寮事業も増収増益となった。期初稼働率は97.0%(前年同期比1.2ポイント低下)だったものの、徹底したコスト管理を継続し、販売価格の適正化によりカバーしたとしている。
 
 なお、着地がコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★14:00  トーヨーカネツ-大幅高 通期営業益を上方修正 中間配当導入も発表
 トーヨーカネツ<6369.T>が大幅高。同社は9日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の34.0億円から39.0億円(前期比26.2%増)に上方修正すると発表した。物流ソリューション事業において、今期獲得した追加受注の売り上げ計上などにより、当初の想定を上回る見込みであることなどを踏まえた。

 併せて、株主への利益還元の機会を充実させるため、25.3期から中間配当、期末配当の年2回の配当を行うと発表した。変更に伴い、中間配当予想を50円、期末配当予想を132円とした。年間配当予想は182円(前期は無配)となる。

 1Q(4-6月)の連結営業損益は13.0億円の黒字(前年同期は4.5億円の赤字)だった。

★14:09  JPHD-後場上げ幅拡大 1Q営業益61%増 補助金最大化に向けた対応など奏功
 JPホールディングス<2749.T>が後場上げ幅拡大。同社は13日14時、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は14.0億円(前年同期比61.1%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は29.4%。
 
 「選ばれ続ける園・施設づくり」に向けた各種施策による児童数の増加、補助金の最大化に向けた対応および次元の異なる少子化対策として実施された対人数の変更(4~5歳児の預かり児童数に対応した保育士の配置基準の見直し)に関して、同社は保育の質的向上をとらえ、すでに保育士の配置人数を増員していた。このことから収益へのインパクトが大きく、大幅な増益となった。

★14:13  ホソカワミクロン-大幅高 3Q累計営業益19%増 増収効果などが寄与
 ホソカワミクロン<6277.T>が大幅高。同社は9日、24.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は58.8億円(前年同期比18.6%増)だったと発表した。粉体関連事業およびプラスチック薄膜関連事業がいずれも堅調で、増収効果や粗利益の改善が寄与した。

★14:13  ホソカワミクロン-大幅高 40万株・10億円を上限に自社株買い 割合は2.7%
 ホソカワミクロン<6277.T>が大幅高。同社は9日、40万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年8月13日~2025年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.7%となる。

★14:24  KeePer技研-大幅に3日続伸 今期営業益15%増見込む 前期は11%増
 KeePer技研<6036.T>が大幅に3日続伸。同社は9日、25.6期通期の連結営業利益予想を70.0億円(前期比14.7%増)に、年間配当予想を53円(前期は50円)にすると発表した。市場コンセンサスは72.8億円。

 今期は新店30店舗を計画している。また、キーパーの需要拡大とともに全国各地に広がっているキーパープロショップやカーディラーへのサポート強化を図るとしている。

 24.6期通期の連結営業利益は61.0億円(前の期比11.4%増)だった。キーパーラボの来店台数増加や単価上昇、アフターマーケット・新車マーケットへの製品売り上げ増加などが寄与した。

★14:27  川田テクノロジーズ-大幅高 通期経常益を上方修正 1Qは3.3倍
 川田テクノロジーズ<3443.T>が大幅高。同社は9日、25.3通期の連結経常利益予想を従来の60.0億円から72.0億円(前期比31.7%減)に上方修正すると発表した。

 持分法適用関連会社である佐藤工業が 2024年7月に、同社がこれまでも一部保有していた佐藤渡辺の株式を追加取得したことで持分法適用関連会社となったという。これに伴い、今期に持分法による投資利益12億円を計上する見込みであることを踏まえた。

 1Q(4-6月)の連結経常利益は28.5億円(前年同期比3.3倍)だった。

★14:36  ULSグループ-ストップ高 1Q営業益29%増 既存顧客のDX需要旺盛
 ULSグループ<3798.T>がストップ高。同社は9日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は7.2億円(前年同期比28.5%増)だったと発表した。

 情報通信、サービス、金融、製造および自治体などを中心とする既存顧客からの旺盛なDX需要が継続したことなどにより、売上高が増加した。単価・稼働・品質管理の徹底により売上総利益率が改善したことも寄与した。


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