前場コメント No.6 不動テトラ、ジーエヌアイ、渋谷工、ゲンキードラ、三井住友、コスモス薬品
★9:25 不動テトラ－急騰 台風10号接近による需要増で思惑買い
不動テトラ<1813.T>が急騰。ＮＨＫは26日、強い台風10号は28日以降、近畿地方に接近する見込みで、気象台は土砂災害や低い土地の浸水などに十分注意するよう呼びかけていると報じた。
大型台風の接近を受けて、消波ブロックを取り扱う同社や、近畿圏にドミナント展開するコーナン商事<7516.T>、コメリ<8218.T>といったホームセンター関連株に需要増を見越した買いが入っている。
不動テトラ<1813.T>が急騰。ＮＨＫは26日、強い台風10号は28日以降、近畿地方に接近する見込みで、気象台は土砂災害や低い土地の浸水などに十分注意するよう呼びかけていると報じた。
大型台風の接近を受けて、消波ブロックを取り扱う同社や、近畿圏にドミナント展開するコーナン商事<7516.T>、コメリ<8218.T>といったホームセンター関連株に需要増を見越した買いが入っている。
★9:35 ジーエヌアイ－急騰 子会社ジャイア株が12％高 2Q決算説明会のQ&Aも材料視
ジーエヌアイグループ<2160.T>が急騰。米国ナスダック市場に上場する同社子会社ジャイア・セラピューティクスの株価上昇などが材料視されている。
先週末の米国市場では小型株が大きく買われ、ラッセル2000は3％を超える上昇。ジャイア株価も12％近い上昇となった。また、同社は23日に24.12期2Q決算説明会における質問と回答を公表。同社バリュエーションに関する質問のなかで、ジャイア株式などを毎年1％売却することで、自社株買いの原資とすることを考えているとコメントした。
ジャイア株の上昇や今後の自社株買い期待、本日の東京市場で新興株が買われていることなどから、同社株に買いが集まっている。
ジーエヌアイグループ<2160.T>が急騰。米国ナスダック市場に上場する同社子会社ジャイア・セラピューティクスの株価上昇などが材料視されている。
先週末の米国市場では小型株が大きく買われ、ラッセル2000は3％を超える上昇。ジャイア株価も12％近い上昇となった。また、同社は23日に24.12期2Q決算説明会における質問と回答を公表。同社バリュエーションに関する質問のなかで、ジャイア株式などを毎年1％売却することで、自社株買いの原資とすることを考えているとコメントした。
ジャイア株の上昇や今後の自社株買い期待、本日の東京市場で新興株が買われていることなどから、同社株に買いが集まっている。
★9:41 渋谷工業－続伸 新中計を策定 27.6期のROE10％めざす
渋谷工業<6340.T>が続伸。同社は26日9時30分、25.6期から27.6期までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。
数値目標として、27.6期の売上高は1500億円（24.6期は実績値で1154億円）、営業利益は160億円（同133億円）、ROEは10.0％をめざすという。
株主還元方針としては、27.6月期に配当性向30％以上を目標とし、安定的かつ継続的な株主還元を実施するほか、自己株式の取得を機動的に実施するとしている。
渋谷工業<6340.T>が続伸。同社は26日9時30分、25.6期から27.6期までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。
数値目標として、27.6期の売上高は1500億円（24.6期は実績値で1154億円）、営業利益は160億円（同133億円）、ROEは10.0％をめざすという。
株主還元方針としては、27.6月期に配当性向30％以上を目標とし、安定的かつ継続的な株主還元を実施するほか、自己株式の取得を機動的に実施するとしている。
★9:44 Ｇｅｎｋｙ－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ 好調な売上の持続性を見込む
Ｇｅｎｋｙ ＤｒｕｇＳｔｏｒｅｓ<9267.T>が堅調。ＳＭＢＣ日興証券では、好調な売上の持続性を見込む。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は3650円→4300円に引き上げた。
強みである生鮮食品が充実してきたと指摘。消費者の高頻度の来店を促す生鮮を強化したことで、既存店売上高の高い成長率を維持しているという。PBも販売数量ベースで24/6期29.1％に到達し、粗利率の底上げに貢献したと指摘。基本的な成長戦略は不変の上で、25/6期は過去最高の出店を目指す。これまで期初計画が未達となるケースも見られたため、まずは進捗を確認したいとコメント。しかし出店加速が今後も持続すれば、業界内で高い増収率を期待することが可能とみている。
Ｇｅｎｋｙ ＤｒｕｇＳｔｏｒｅｓ<9267.T>が堅調。ＳＭＢＣ日興証券では、好調な売上の持続性を見込む。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は3650円→4300円に引き上げた。
強みである生鮮食品が充実してきたと指摘。消費者の高頻度の来店を促す生鮮を強化したことで、既存店売上高の高い成長率を維持しているという。PBも販売数量ベースで24/6期29.1％に到達し、粗利率の底上げに貢献したと指摘。基本的な成長戦略は不変の上で、25/6期は過去最高の出店を目指す。これまで期初計画が未達となるケースも見られたため、まずは進捗を確認したいとコメント。しかし出店加速が今後も持続すれば、業界内で高い増収率を期待することが可能とみている。
★9:54 三井住友－反落 パウエルFRB議長が利下げ示唆 日米長期金利が低下
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が反落。注目されたジャクソンホール会議において、パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が利下げを示唆したことが嫌気されている。
パウエル議長は利下げの時期や幅を明確に示さなかったものの、「政策を転換する時が来た」と説明。これを受けて10年債利回りは低下し、ドル安円高が進んでいる。本日の東京市場においても国内10年債利回りは0.875％（前日比-0.015％）となっている。
日米の長期金利低下を受け、利ザヤ縮小の懸念から三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、Ｔ＆Ｄホールディングス<8795.T>、東京海上ホールディングス<8766.T>などの銀行・保険株が売られる展開となっている。
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が反落。注目されたジャクソンホール会議において、パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が利下げを示唆したことが嫌気されている。
パウエル議長は利下げの時期や幅を明確に示さなかったものの、「政策を転換する時が来た」と説明。これを受けて10年債利回りは低下し、ドル安円高が進んでいる。本日の東京市場においても国内10年債利回りは0.875％（前日比-0.015％）となっている。
日米の長期金利低下を受け、利ザヤ縮小の懸念から三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、Ｔ＆Ｄホールディングス<8795.T>、東京海上ホールディングス<8766.T>などの銀行・保険株が売られる展開となっている。
★9:55 コスモス薬品－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ 利益成長の再加速を待ちたい
コスモス薬品<3349.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、利益成長の再加速を待ちたいと指摘。投資評価は「2（中立）」を継続、目標株価は13900円→14400円に引き上げた。
24/5期ではディスカウントを強化し、高い客数増および既存店売上高成長率となったと指摘。25/5期以降においては、ディスカウント戦略は従前と同じく維持しつつも、価格を更に攻めること無く、コロナ期間中と同水準まで回復した店舗当たり売上高を維持していく方針になったとし、24/5期で低下した粗利率（19.5％）を、25/5期では20％に改善する計画となっている点に言及している。1Qから粗利率が改善することに期待しつつ、中長期では同社の高い価格競争力を武器に、着実なシェア上昇に期待している。
コスモス薬品<3349.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、利益成長の再加速を待ちたいと指摘。投資評価は「2（中立）」を継続、目標株価は13900円→14400円に引き上げた。
24/5期ではディスカウントを強化し、高い客数増および既存店売上高成長率となったと指摘。25/5期以降においては、ディスカウント戦略は従前と同じく維持しつつも、価格を更に攻めること無く、コロナ期間中と同水準まで回復した店舗当たり売上高を維持していく方針になったとし、24/5期で低下した粗利率（19.5％）を、25/5期では20％に改善する計画となっている点に言及している。1Qから粗利率が改善することに期待しつつ、中長期では同社の高い価格競争力を武器に、着実なシェア上昇に期待している。
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