前場コメント No.6 WSCOPE、ハートシード、アールプランナ、タカラトミー、3Dマトリックス、カオナビ

2024/09/13(金) 11:30
★9:38  ダブルスコープ-急落 上期営業益61%減 通期予想は取り下げ
 ダブル・スコープ<6619.T>が急落。同社は12日、25.1期上期(2-7月)の連結営業利益は10.7億円(前年同期比60.8%減)だったと発表した。上期の会社計画は14.0億円。

 欧州向け販売数量が増加したことや、円安などにより売上高は計画を上回った。一方、一部モデルの在庫取り崩しや、ハンガリー向けの海上運賃上昇などにより利益は計画を下回った。

 併せて、通期の業績予想を取り下げることも発表した。連結子会社であるWCPについて、 同社の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意しているファンドが株式を一部売却したため、議決権の過半数を下回る状況となっている。この状況が継続した場合、3Qより連結子会社から除外され持分法適用関連会社になる予定であるため、業績予想を合理的に算定することが困難としている。

★9:48  ハートシード-急落 3Q累計最終赤字10.9億円 販管費負担など響く
 Heartseed<219A.T>が急落。同社は12日、24.10期3Q累計(11-7月)の純損益は10.9億円の赤字だったと発表した。前年同期の四半期財務諸表が作成されていないため、実績の比較は記載されていない。通期の会社計画は18.0億円の赤字。

 販管費の負担や上場関連費用の計上などが響いた。

★9:49  アールプランナー-急騰 上期最終益8.5倍 戸建住宅事業で大幅増益
 アールプランナー<2983.T>が急騰。同社は12日、25.1期上期(2-7月)の連結純利益が6.9億円(前年同期比8.5倍)だったと発表した。
 
 主力の戸建住宅事業において、前期に実施した販売価格の適正化や一部建築資材の値下がりなどにより売上総利益が改善し、大幅増益となったことなどが寄与した。

★9:51  タカラトミー-SMBC日興が目標株価を引き上げ 相次ぐ新規有力商材、進む既存商材ベースアップ
 タカラトミー<7867.T>が堅調。SMBC日興証券では、相次ぐ新規有力商材、進む既存商材ベースアップと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は3400円→4300円に引き上げた。

 SMBC日興では、営業利益予想を25/3期228億円→260億円、26/3期250億円→294億円、27/3期260億円→308億円にそれぞれ上方修正した(為替前提は1ドル前回150円→今回145円)。主な変更点は主力の日本事業という。「ベイブレード」や「トミカ」などを扱うタカラトミー単体のみならず、各子会社で新旧商材による利益基盤の拡大が従来想定以上に好調に進んでいることを受け、業績見通しを引き上げた。派手なカタリストにこそ欠けるが、好調な事業動向を織り込みながら、株価上昇が続くと予想している。

★9:55  3Dマトリックス-急落 1Q最終赤字転落 為替差損が影響
 スリー・ディー・マトリックス<7777.T>が急落。同社は12日、25.4期1Q(5-7月)の連結純損益は7億8700万円の赤字(前年同期は800万円の黒字)だったと発表した。

 国内外での製品販売が増加したことで増収となり、営業赤字は縮小した。一方、子会社貸付金に係る為替差損の影響により最終赤字となった。

★9:55  カオナビ-急騰 ラクスが大株主に浮上 保有割合は5.00%
 カオナビ<4435.T>が急騰。同社について、ラクス<3923.T>が大株主に浮上した。9月12日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.00%となっている。


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