後場コメント No.1  中外薬、東センチュリー、ぐるなび、7&I-HD、トヨクモ、板硝子

2024/08/27(火) 15:00
★12:30  中外製薬-MSMUFGが目標株価引き上げ 2025年の新薬カタリストは質&量ともに重要
 中外製薬<4519.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、2025年の新薬カタリストは質&量ともに重要と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を6500円→7650円と引き上げた。

 MSMUFGでは、注目の2つの肥満薬(経口GLP-1、筋肉増量剤)に加え、既存薬の効能追加の試験結果が、2024年末-2025年に集中していると指摘。自社新薬のPh1/2結果も複数期待できるとみている。新薬創出力の高さを市場は再認識するだろうとし、2025年の「must own」銘柄とした。

★12:32  東京センチュリー-反発 GOと法人向けオートリースのEV利用促進などで業務提携
 東京センチュリー<8439.T>が反発。同社は27日11時24分、同社とグループの日本カーソリューションズが、GO(東京都港区)と、法人向けオートリースのEVの利用促進および最適化されたEV充電インフラの拡充を推進するため、業務提携すると発表した。
 
 同提携において同社グループは、EVを利用・導入検討している顧客の充電に関する課題や運行実態を調査し、GOと連携することで、顧客のEV充電インフラ課題の解消・利便性向上、および顧客のEVシフトを支援するとしている。

★12:40  ぐるなび-底堅い ぐるなび・エプソン販売、飲食店で食品PR メニュー提供=日経
 ぐるなび<2440.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は27日11時27分に、同社とセイコーエプソン<6724.T>子会社のエプソン販売が、飲食店でPR事業を始めると報じた。

 食品メーカーの商品を使った料理を飲食店が開発し、メニューとして提供する。セイコーエプソンのプロジェクターを店舗に設置してメニューや商品の魅力を紹介することで、飲食店の売り上げ増につなげるとしている。

★12:44  セブン&アイ-大幅反発 買収資金、クシュタールは負債の利用も検討と伝わる
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が大幅反発。ブルームバーグ通信は27日11時22分、カナダのコンビニエンスストア大手、アリマンタシォン・クシュタールが同社への買収資金について、負債や株主である年金基金からの資金を活用する可能性があると、関係者への取材で分かったと報じた。
 
 記事によると、クシュタールの見解に詳しい関係者は、同社はキャッシュフローが健全なため、買収のための資金調達においてレバレッジをきかせる手法は実現可能であり、すみやかな返済もできると話したという。クシュタールは同社全体に関心を持っていると、同関係者は付け加えたとしている。

★12:51  トヨクモ-続伸 「トヨクモ スケジューラー」に「kintone」との同期機能追加
 トヨクモ<4058.T>が続伸。同社は27日11時に、提供する「トヨクモ スケジューラー」に、サイボウズ<4776.T>が提供する「kintone」との同期機能を追加したと発表した。

 これにより、ユーザーや施設の管理をkintoneアプリ上で行ったり、予定をデータとして扱うことが可能になり、商談の管理や業務内容の把握など各種業務改善に役立てることができるとしている。

★12:59  日本板硝子-SMBC日興が目標株価引き下げ 欧州景気の停滞が業績のリスク
 日本板硝子<5202.T>が反発。SMBC日興証券では、欧州景気の停滞が業績のリスクと判断。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価を480円→370円と引き下げた。

 25.3期1Q決算と同時に同社は上期および通期の営業利益見通しを引き下げた。しかし、足元のドイツを中心とした欧州経済回復の遅れは、修正後の会社計画に対してもネガティブな影響を及ぼす可能性があるとSMBC日興ではみている。太陽電池向けガラスの業績貢献拡大が進む一方で、既存事業のダウンサイドリスクには注意したいと指摘している。

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