後場コメント No.2 アステラス薬、コロプラ、積水ハウス、ＭＳ＆ＡＤ、セガサミーＨＤ、ＳＡＮＫＹＯ
★12:53 アステラス－もみ合い 東海東京が目標株価引き下げ 従来の他社比較から変更
アステラス製薬<4503.T>がもみ合い。東海東京インテリジェンス・ラボでは、従来の他社比較から変更。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価を3170円→2170円に引き下げた。
東海東京では、同社は企業買収に伴う減損や無形資産償却計上などもありフルベースの利益は変動が大きいと指摘。目標株価は従来の他社比較ではなく同社の過去3年平均予想PER（21.3倍）と重点戦略製品の収益化が顕在化する27.3期予想EPSを適用した。東海東京は、同社が「イクスタンジ」（米国などで27年ごろから順次特許切れ）などの特許切れ影響を克服し、中長期的にも収益拡大を続けると見込んでいる。
アステラス製薬<4503.T>がもみ合い。東海東京インテリジェンス・ラボでは、従来の他社比較から変更。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価を3170円→2170円に引き下げた。
東海東京では、同社は企業買収に伴う減損や無形資産償却計上などもありフルベースの利益は変動が大きいと指摘。目標株価は従来の他社比較ではなく同社の過去3年平均予想PER（21.3倍）と重点戦略製品の収益化が顕在化する27.3期予想EPSを適用した。東海東京は、同社が「イクスタンジ」（米国などで27年ごろから順次特許切れ）などの特許切れ影響を克服し、中長期的にも収益拡大を続けると見込んでいる。
★13:05 コロプラ－反発 ＭｅｔａのパートナーとしてXRソリューション開発・販売を一層強化
コロプラ<3668.T>が反発。同社は5日12時09分、グループの３６０Ｃｈａｎｎｅｌ（東京都港区）が、Meta Quest 3をはじめとするヘッドセット本体および各種純正アクセサリを法人向けに提供開始するとともに、企業全体でのMeta Questの活用を支援する法人向け管理ツール「Meta Quest for Business」の取り扱いも開始すると発表した。
これにより、Meta Questを大規模に活用するXRソリューションの開発・販売によりいっそう力をいれていくという。３６０Ｃｈａｎｎｅｌは、Ｍｅｔａとの協力体制を一層強化することで、より効率的・革新的なソリューションの提供をめざすとしている。
コロプラ<3668.T>が反発。同社は5日12時09分、グループの３６０Ｃｈａｎｎｅｌ（東京都港区）が、Meta Quest 3をはじめとするヘッドセット本体および各種純正アクセサリを法人向けに提供開始するとともに、企業全体でのMeta Questの活用を支援する法人向け管理ツール「Meta Quest for Business」の取り扱いも開始すると発表した。
これにより、Meta Questを大規模に活用するXRソリューションの開発・販売によりいっそう力をいれていくという。３６０Ｃｈａｎｎｅｌは、Ｍｅｔａとの協力体制を一層強化することで、より効率的・革新的なソリューションの提供をめざすとしている。
★13:08 積水ハウス－後場マイナス転換 通期営業益を上方修正も利益確定売り 上期は26％増
積水ハウス<1928.T>が後場マイナス転換。同社は5日13時、25.1期通期の連結営業利益予想を従来の3000億円から3200億円（前期比18.1％増）に上方修正すると発表した。好調な業績進ちょくに加え、国内外の住宅事業の足元の状況に鑑みた。市場コンセンサスは3036億円。
25.1期上期（2-7月）の連結営業利益は1571億円（前年同期比25.8％増）だった。戸建住宅事業の売上高は微減だったものの、高付加価値提案が好評だったこともあり営業増益となった。賃貸住宅管理やリフォームの増益なども寄与した。上期の連結受注高は2兆0847億円（前年同期比30.8％増）となった。
なお、株価は決算発表をきっかけに利益確定売りが出ている。
積水ハウス<1928.T>が後場マイナス転換。同社は5日13時、25.1期通期の連結営業利益予想を従来の3000億円から3200億円（前期比18.1％増）に上方修正すると発表した。好調な業績進ちょくに加え、国内外の住宅事業の足元の状況に鑑みた。市場コンセンサスは3036億円。
25.1期上期（2-7月）の連結営業利益は1571億円（前年同期比25.8％増）だった。戸建住宅事業の売上高は微減だったものの、高付加価値提案が好評だったこともあり営業増益となった。賃貸住宅管理やリフォームの増益なども寄与した。上期の連結受注高は2兆0847億円（前年同期比30.8％増）となった。
なお、株価は決算発表をきっかけに利益確定売りが出ている。
★13:11 ＭＳ＆ＡＤ－続落 三井住友海上 シンガポール企業に出資 医療保険販売へ＝日経
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が続落。日本経済新聞電子版は5日13時05分に、同社傘下の三井住友海上火災保険が10月から、シンガポールで現地企業向けの医療保険を販売すると報じた。
記事によると、現地で医療保険の関連事業を手がけるセレニティ・ヘルス・パートナーズに出資し、同社を通じて保険を提供するという。出資比率や金額は非開示。2025年1月以降はインドネシアやベトナムでも医療保険を拡販する方針だとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が続落。日本経済新聞電子版は5日13時05分に、同社傘下の三井住友海上火災保険が10月から、シンガポールで現地企業向けの医療保険を販売すると報じた。
記事によると、現地で医療保険の関連事業を手がけるセレニティ・ヘルス・パートナーズに出資し、同社を通じて保険を提供するという。出資比率や金額は非開示。2025年1月以降はインドネシアやベトナムでも医療保険を拡販する方針だとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★13:16 セガサミーＨＤ－みずほが目標株価引き上げ ゲーム収益の回復と再拡大ペースは期待以上
セガサミーホールディングス<6460.T>が新高値。みずほ証券では、ゲーム収益の回復と再拡大ペースは期待以上と評価。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を3200円→3500円へ引き上げた。
みずほでは25.3期1Qのゲーム/エンタメ事業収益の回復、再拡大ペースは期待以上と評価し、25.3期および26.3期営業利益予想を増額した。遊技機事業の反動から2Qも営業減益が続くと懸念されるが、想定される進ちょく率を考慮すると2Q決算時に通期営業利益計画が上方修正される可能性も十分あるため、2Q決算はリスクよりもアップサイド機会と考えている。そうなるためには、3Qのゲーム新作の動向が重要で、特に10月11日発売開始の「メタファー」のパフォーマンスに注視としている。
セガサミーホールディングス<6460.T>が新高値。みずほ証券では、ゲーム収益の回復と再拡大ペースは期待以上と評価。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を3200円→3500円へ引き上げた。
みずほでは25.3期1Qのゲーム/エンタメ事業収益の回復、再拡大ペースは期待以上と評価し、25.3期および26.3期営業利益予想を増額した。遊技機事業の反動から2Qも営業減益が続くと懸念されるが、想定される進ちょく率を考慮すると2Q決算時に通期営業利益計画が上方修正される可能性も十分あるため、2Q決算はリスクよりもアップサイド機会と考えている。そうなるためには、3Qのゲーム新作の動向が重要で、特に10月11日発売開始の「メタファー」のパフォーマンスに注視としている。
★13:33 ＳＡＮＫＹＯ－みずほが目標株価引き上げ アップサイドシナリオが実現へ
ＳＡＮＫＹＯ<6417.T>が大幅高。みずほ証券では、アップサイドシナリオが現実味を帯びてきたとし、投資判断は「買い」を継続、目標株価を2400円→2800円に引き上げた。
みずほでは、25.3期1Q決算とその後の取材などにおいて、パチスロ機でのシェア拡大はトレンドであることと、出遅れていたスマートパチンコでも当たりが出始めたことを確認した。従前から期待・注目しつつも、あくまで可能性に過ぎなかった「パチスロでの成長」や「スマートパチンコの追い風に乗る」というアップサイドシナリオが現実味を帯びてきたと評価している。
ＳＡＮＫＹＯ<6417.T>が大幅高。みずほ証券では、アップサイドシナリオが現実味を帯びてきたとし、投資判断は「買い」を継続、目標株価を2400円→2800円に引き上げた。
みずほでは、25.3期1Q決算とその後の取材などにおいて、パチスロ機でのシェア拡大はトレンドであることと、出遅れていたスマートパチンコでも当たりが出始めたことを確認した。従前から期待・注目しつつも、あくまで可能性に過ぎなかった「パチスロでの成長」や「スマートパチンコの追い風に乗る」というアップサイドシナリオが現実味を帯びてきたと評価している。
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