後場コメント No.2 NEC、東映アニメ、アレンザHD、CINC、ウィルソンWLW、Tナカヤマ

2024/09/06(金) 15:04
★12:53  NEC-反落 倉庫や工場における自動搬送ロボットの安定稼働を実現する技術を開発
 NEC<6701.T>が反落。同社は6日、倉庫や工場における自動搬送ロボット(AGV: Automatic Guided Vehicle)を遠隔制御する際に、無線通信の遅延を抑えて安定化することでAGVの停止や不安定な稼働を回避し、高い作業効率を実現する技術を開発したと発表した。
 
 同社はこの技術について、2024年度中に実際の倉庫で実証実験を行い、2025年度の実用化をめざすという。同技術は、遠隔地のサーバがロボットの監視や制御を行う、あらゆるシステムに適用が可能で、将来的には、自動運転の遠隔管制、ドローンの遠隔操縦、建設機械の遠隔制御など、様々なシステムの安定稼働に貢献するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★12:58  東映アニメ-MSMUFGが目標株価引き上げ 1Q収益好調から利益予想を増額
 東映アニメーション<4816.T>がもみ合い。モルガン・スタンレー証券MUFG証券では、25.3期1Q収益好調から利益予想を増額。投資判断は「Underweight」を継続し、目標株価を1950円→2140円に引き下げた。

 MSMUFGでは、1Q収益好調から利益予想を増額するため、目標株価を引き上げた。一方、27.3期でピーク営業利益更新は難しいと想定。足もとの同社株価は、今期好業績、TOPIX組入れ候補、IP保有力活用効果など期待先行から急反発だが、割高な株価水準の見方は変わらないとしている。

★13:04  アレンザHD-底堅い 8月度の既存店売上高5.6%増
 アレンザホールディングス<3546.T>が底堅い。同社は6日13時、8月度の既存店売上高は速報値で前年同月比5.6%増だったと発表した。25.2期上期(2-8月)の既存店売上高は0.9%増となった。

★13:07  CINC-3日ぶり反発 港区立産業振興センターと共創パートナーシップ締結
 CINC<4378.T>が3日ぶり反発。同社は6日13時、港区産業振興センターと共創パートナーシップを締結したと発表した。今後は共創パートナーとして、港区をはじめ全国の経営者に対して、成長戦略から売却・買収戦略、出口戦略まで幅広く支援するとしている。

★13:10  ウィルソンラーニング-後場急騰 小泉進次郎氏が総裁選立候補で会見 リスキリング関連に買い
 ウィルソン・ラーニング ワールドワイド<9610.T>が後場急騰。NHKは6日12時、自民党の小泉進次郎氏は、岸田総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙に立候補することを表明し、6日午前11時から東京都内で記者会見したと報じた。
 
 記事によると、経済政策をめぐっては、聖域なき規制改革を進めるとして成長分野のスタートアップや中小企業に人材が流れる仕組みをつくるために解雇規制を見直し、リスキリングや学び直しの環境整備を進めると説明したという。
 
 報道を受け、社員教育支援を世界展開する同社のほか、個人向けオンライン資格講座「スタディング」を展開するKIYOラーニング<7353.T>などリスキリング関連が物色されている。

★13:18  トラスコ中山-続伸 工場用副資材の調達を行う米子会社設立へ
 トラスコ中山<9830.T>が続伸。同社は6日、工場用副資材(プロツール)の調達を行う米国子会社を設立すると発表した。

 米国におけるプロツールの新規仕入れ先の開拓および既存仕入れ先との関係を強化するとともに、輸入業務の効率化を図る。2025年1月に営業を開始する予定としている。


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