前場コメント No.7 住友化、トクヤマ、パンパシHD、リッジアイ、NTTデータG、バーチャレクス

2024/09/12(木) 11:32
★9:53  住友化学-MSMUFGが目標株価を引き上げ 大きな重しが外れ、バリュエーションは切り上がりへ
 住友化学<4005.T>が大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、大きな重しが外れ、バリュエーションは切り上がりを予想。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を400円から540円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーでは、利益予想・目標株価を引き上げ。24年度以降はコンセンサスを上回る収益改善を予想。PRCへの出資比率が低下、大きな重しが外れる。25年度予想P/Eは8倍程度、同P/Bは0.6倍程度と割安感強い指摘している。24年度1Q決算発表を受け、24-26年度の業績予想を修正。医薬事業での大幅なコストダウンや短期集中業績改善策効果により、24年度からコア営業損益は黒字へ浮上するとみている。

★9:59  トクヤマ-MSMUFGが目標株価を引き上げ 中期経営計画の達成が射程圏内
 トクヤマ<4043.T>が急反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、中期経営計画の達成が射程圏内と指摘。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を3700円から3800円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーでは、25/3期営業利益予想を据え置き、26/3期と27/3期の営業利益予想を小幅に増額した。電子先端材料の回復は遅れ気味だが、26/3期以降は2nm用IPAなどが寄与し始める見込み。ライフサイエンスは25/3期下期から歯科材料の能力を倍増を予想。中期計画の目標である26/3期営業利益450億円も視野に入れつつあるという。

★10:03  パンパシHD-岩井コスモが目標株価引き上げ 今期も当期純利益においては増益を確保できる
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が反発。岩井コスモ証券では、今期も当期純利益においては増益を確保できると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を4100円→4400円と引き上げた。

 岩井コスモでは、円高に関しては、マイナス影響があるが、インバウンド客数は増加傾向にあること、強い人気があること、販促や強化策をすることなどで大きく落ち込むことはないとみており、為替要因が大きいものの、今期も当期純利益においては増益を確保できると考えている。

★10:04  リッジアイ-急落 今期純利益は前期並み見込む 前期は2.7倍
 Ridge-i<5572.T>が急落。同社は11日、25.7期通期の連結売上高予想を26億1000万円に、純利益を1億1500万円にすると発表した。今期から連結決算に移行するため、前年比較は記載されていない。

 スターミュージックの連結決算を今期から開始することで、前年の非連結比で増収を見込む。一方、 宇宙・生成AIマーケットの長期トレンドを見越した投資活動を行うため、純利益は前期並みの想定。前期3Q時点では、今期の連結売上高は30億円規模とみていた。

 24.7期通期の非連結売上高は10億7100万円(前の期比35.6%増)、純利益は1億2100円(同2.7倍)だった。宇宙衛星事業と生成AI関連の成長などが寄与した。

★10:08  NTTデータG-反発 同社副社長「リクルート株の売却資金でM&A」=日経
 NTTデータグループ<9613.T>が反発。日本経済新聞電子版は12日5時に、同社がM&Aで成長を加速させると報じた。最高財務責任者(CFO)を務める中山和彦副社長は日本経済新聞の取材に対し、7月に政策保有株式のリリクルートホールディングス<6098.T>株売却で得た資金を「M&Aに充当する」と話したという。
 
 IT人材の獲得競争が激しくなるなか、M&Aを駆使し市場成長率を上回る成長をめざすとしている。

★10:10  バーチャレクス-急騰 光通信が大株主に浮上 保有割合は5.13%
 バーチャレクス・ホールディングス<6193.T>が急騰。同社について、光通信<9435.T>が大株主に浮上した。9月11日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.13%となっている。


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